IPO DETAIL
のむら産業株式会社
米穀用包装資材と自動計量包装機の企画・販売を主力とし、物流梱包資材も取り扱う企業です。
SUMMARY
このIPOの結論
のむら産業は、米袋などの包装資材と自動計量包装機で、精米・流通現場の専門需要を取り込む企業です。
連結売上高は50億円前後で推移し、2020年10月期は純利益55百万円へ減少しました。
仮条件上限1,210円では吸収金額約9.2億円、時価総額約18.7億円と需給は軽い一方、成熟事業で成長性は限定的です。
ファンド比率54.7%を踏まえ、割安感が確認できる場合に慎重参加したい案件です。
みずほ証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のみずほ証券を優先し、SBI証券、いちよし証券、水戸証券も確認します。
小型需給を評価しつつ、減益とファンド出口を考慮します。
主幹事を最優先
主幹事のみずほ証券から確認します。
申込方法、抽選配分、購入期限を整理したうえで申し込みます。
平幹事も取りこぼさない
正式な引受幹事は8社です。
みずほ証券を主幹事に、SBI証券、いちよし証券、水戸証券などが参加します。
資金と締切を管理
仮条件上限1,210円の場合、100株あたりの申込資金は121,000円です。
各証券会社で前受金ルールと資金拘束のタイミングが異なるため、申込前に確認します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- みずほ証券を最優先に申し込む
- 連結業績の減益を確認する
- 仮条件の割安感を比較する
- ファンド比率54.7%を織り込む
注意点
- 成熟市場での成長性に注意する
- 直近期の減益を確認する
- ファンドの将来売却を意識する
- 地方市場区分の流動性を考慮する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2021年11月15日〜11月19日
公開価格決定日: 2021年11月22日
申込期間: 2021年11月24日〜11月29日
上場日: 2021年12月2日
BB申込期間
2021年11月15日〜2021年11月19日BB期間は2021-11-15〜2021-11-19で、仮条件は1160〜1210円です。
抽選日
2021年11月22日公開価格決定日・抽選結果確認日は2021-11-22です。
購入申込期間
2021年11月24日〜2021年11月29日当選後は2021-11-24〜2021-11-29の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2021年12月2日上場日は2021-12-02です。
公開規模、業績、株主構成、同時期のIPO需給を確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | のむら産業株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 7131 |
| 市場 | JASDAQスタンダード |
| 業種 | 卸売業 |
| 主幹事 | みずほ証券 |
| 吸収金額 | 9.2億円 |
| 想定時価総額 | 18.7億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,210円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1160〜1210 |
| 公募価格 | 1,210円 |
| 予想初値 | 1,210円 |
| 予想利益 | - |
| 初値 | 1,113円 |
| 初値騰落率 | -8% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 吸収金額約9.2億円の小型需給
- 米穀包装分野で高い専門性
- 上位株主すべてに180日の拘束
- 仮条件上限でも時価総額が小さい
マイナス要因
- 2020年10月期は減収減益
- ファンド比率54.7%
- 成熟市場で成長性が限定的
- JASDAQスタンダード上場
FINANCIALS
業績推移
2018年10月期は単体、2019年10月期以降は連結の売上高と親会社株主に帰属する当期純利益を掲載しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2018年10月期(単体) | 3,924百万円 | 123百万円 | - |
| 2019年10月期(連結) | 5,047百万円 | 181百万円 | +28.6% |
| 2020年10月期(連結) | 4,899百万円 | 55百万円 | -2.9% |
業績コメント
2018年10月期は単体で売上高3,924百万円、純利益123百万円です。
連結移行後は2019年10月期が売上高5,047百万円・純利益181百万円、2020年10月期が4,899百万円・55百万円でした。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主には180日のロックアップが設定されています。
公開価格による解除条件はありません。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| MCP4投資事業有限責任組合 | 761,150株 | 54.70% | 180日 |
| 清川悦男 | 139,075株 | 9.99% | 180日 |
| 株式会社サタケ | 111,350株 | 8.00% | 180日 |
| シコー株式会社 | 69,675株 | 5.01% | 180日 |
| アルク産業株式会社 | 68,200株 | 4.90% | 180日 |
| 堀田正仁 | 41,500株 | 2.98% | 180日 |
| のむら産業社員持株会 | 39,075株 | 2.81% | 180日 |
| 松本博 | 27,500株 | 1.98% | 180日 |
| 西澤賢治 | 27,350株 | 1.97% | 180日 |
| ニューロング株式会社 | 25,000株 | 1.80% | 180日 |
株主構成コメント
MCP4投資事業有限責任組合が54.70%を保有し、清川悦男氏、サタケ、取引先企業が続くファンド主導の構成です。
その一方、上位10株主すべてに価格解除条件のない180日のロックアップがあり、短期の売却圧力は抑えられています。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
のむら産業のIPOは、約9.2億円の小型需給は評価できるものの、業績の伸びとファンド出口を慎重に見たい案件です。
米袋などの包装資材と自動計量包装機を扱い、精米工場や流通現場で蓄積した専門性と顧客基盤を持ちます。
連結売上高は2019年10月期50.5億円から2020年10月期49.0億円へ減少し、純利益も1.8億円から0.6億円へ落ち込みました。
時価総額約18.7億円と公開規模は小さい一方、成熟事業であるためテーマ性による大幅な初値上昇は期待しにくいと考えられます。
MCP4ファンドが54.70%を保有しますが、上位10株主には価格解除条件のない180日のロックアップがあります。
申込みはみずほ証券を優先し、仮条件の割安感と配当余力を確認したうえで慎重に判断する方針が妥当です。
みずほ証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2021年12月2日
公開価格1,210円に対して初値は1,113円となり、騰落率は-8.0%でした。
初値売り損益は100株で-9,700円でした。