IPO DETAIL
株式会社TMH
半導体製造装置や部品の販売、修理・保守、越境ECプラットフォームを展開し、国内外の半導体工場を支援する会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
半導体工場向けに装置・部品の調達、修理、保守を提供し、国内外の中古装置流通を支える事業です。
仮条件上限で吸収金額約10.4億円と小さく、半導体テーマは個人需要を集めやすい一方、2023年11月期は純利益117百万円でも経常損失354百万円でした。
小型需給を評価しつつ、収益の変動と1.5倍解除株を踏まえて参加します。
SBI証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
SBI証券を軸に、野村證券とネット証券へ広げます。
小型需給を狙う案件ですが、経常赤字と1.5倍解除株を踏まえ、IPOチャレンジポイントの過度な使用は避けます。
主幹事を最優先
SBI証券が主幹事です。
個人抽選への配分中心となるため最優先ですが、ポイント使用は期待利益と必要ポイントを比較します。
平幹事も取りこぼさない
野村證券、岡三証券、アイザワ証券、東洋証券、地方証券、松井証券、マネックス証券など計13社が参加します。
資金と締切を管理
仮条件上限1,500円の場合、100株の申込資金は15万円です。
小型案件のため当選確率は低くなりやすいです。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 小型・半導体テーマという強材料と、経常赤字・ロックアップ解除という弱材料を分けて考えます。1.5倍水準までの潜在売り圧力を事前に確認します。
注意点
- 当期純利益117百万円だけを見て黒字定着と判断しないことが重要です。2023年11月期の経常赤字とキャッシュ・フローの変動を確認します。
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2024年11月19日〜11月25日
公開価格決定日: 2024年11月26日
申込期間: 2024年11月27日〜12月2日
上場日: 2024年12月4日
BBは11月19日から25日、公開価格決定は11月26日、上場は12月4日です。
2024年12月IPOの先陣となります。
BB申込期間
2024年11月19日〜2024年11月25日BB期間は2024年11月19日〜25日です。
小型需給と経常赤字を踏まえ、仮条件上限での需要を確認します。
抽選日
2024年11月26日抽選日は2024年11月26日です。
主幹事のSBI証券を中心に結果を確認します。
購入申込期間
2024年11月27日〜2024年12月2日購入申込は2024年11月27日〜12月2日です。
100株で最大15万円を準備します。
上場日
2024年12月4日上場日は2024年12月4日です。
12月上場の初動案件として、半導体関連株の地合いも確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社TMH |
|---|---|
| 証券コード | 280A |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 卸売業 |
| 主幹事 | SBI証券 |
| 吸収金額 | 10.4億円 |
| 想定時価総額 | 53.3億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,500円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1400〜1500 |
| 公募価格 | 1,500円 |
| 予想初値 | 1,650円 |
| 予想利益 | 1.5万円 |
| 初値 | 2,128円 |
| 初値騰落率 | 41.9% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 半導体製造装置・部品に関連する注目テーマ
- 吸収金額約10.4億円で需給負担が軽い
- 直近3期で売上高が増加
- 装置販売・修理保守・越境ECを組み合わせる
マイナス要因
- 2023年11月期は最終黒字でも経常赤字
- 一部株主は公開価格の1.5倍でロックアップ解除
- VC・投資ファンド等の保有がある
- 半導体設備投資の循環で業績が変動する
FINANCIALS
業績推移
2021年11月期から2023年11月期まで提出会社単体の数値です。
2023年11月期は経常赤字と最終黒字が併存しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2021年11月期 | 1,110百万円 | 6百万円 | - |
| 2022年11月期 | 1,699百万円 | 217百万円 | +53.1% |
| 2023年11月期 | 1,747百万円 | 117百万円 | +2.8% |
業績コメント
直近3期はいずれも単体です。
売上高は1,110百万円、1,699百万円、1,747百万円と増加しました。
2023年11月期は当期純利益117百万円を確保した一方、経常損失は354百万円であり、最終黒字だけを見て収益力が安定したとは判断できません。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
創業者等は180日、VC等は90日または1.5倍解除。
VC・投資ファンド等は概算約18.4%です。
VC保有が一定程度あります。ロックアップ条件を確認しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 榎並 大輔(ET Family Asset保有2,125,000株を含む実質所有) | 2,424,500株 | 66.68% | 180日 |
| SBI AI&Blockchain投資事業有限責任組合 | 250,000株 | 6.87% | 90日/1.5倍 |
| 林 書宏 | 105,000株 | 2.88% | 90日/1.5倍 |
| 林 書玄 | 105,000株 | 2.88% | 90日/1.5倍 |
| 九州アントレプレナークラブ2号投資事業有限責任組合 | 105,000株 | 2.88% | 90日/1.5倍 |
| 関 真希(全量潜在株式) | 92,500株 | 2.54% | 180日 |
| 香月 賢一(全量潜在株式) | 92,500株 | 2.54% | 180日 |
| おおいた中小企業成長ファンド投資事業有限責任組合 | 85,000株 | 2.33% | 90日/1.5倍 |
| SEVENファンド2号 | 63,000株 | 1.73% | 90日/1.5倍 |
| CBC株式会社 | 62,500株 | 1.71% | 180日 |
株主構成コメント
榎並大輔氏の2,424,500株は、資産管理会社ET Family Assetの2,125,000株を含む実質所有数です。
SBI系・地域ファンドなど識別可能なVC・投資ファンド等は概算約18.4%で、1.5倍解除水準が短期の上値抵抗になり得ます。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
TMHのIPOは、半導体テーマと小型需給を評価できる一方、経常赤字と解除条件付き株式を確認したい今回の案件と考えられます。
半導体製造装置や部品の販売に加え、修理・保守と越境ECを組み合わせ、国内外の半導体工場を支援する独自性のある事業モデルです。
売上高は直近3期で増加しましたが、2023年11月期は純利益117百万円を確保する一方、経常損失354百万円だった点は課題です。
仮条件上限でも吸収金額は約10.4億円にとどまり、小型のグロースIPOとして初値需給には一定の軽さがあると考えられます。
一部のVCや個人株主は公開価格の1.5倍でロックアップが解除され、上値局面の売り圧力と半導体設備投資の変動に注意が必要です。
申込みでは主幹事のSBI証券を優先し、仮条件の評価と半導体関連株の地合い、需要申告の強さを確認して慎重に判断したいです。
SBI証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2024年12月4日
公開価格は1,500円、初値は2,128円となり、100株当たりの損益は62,800円でした。