IPO DETAIL
オムニ・プラス・システム・リミテッド
シンガポールを拠点に、汎用樹脂と高機能エンジニアリングプラスチックを調達・加工し、アジアの家電、IT、自動車メーカーへ供給します。
SUMMARY
このIPOの結論
オムニ・プラス・システムは、アジアの製造業へ樹脂材料を供給し、直近期に売上と利益を拡大しています。
2021年3月期の連結売上収益は276.3億円、純利益は13.0億円でした。
吸収金額約9.7億円の需給は軽い一方、外国企業JDRの制度、為替、景気循環を理解して参加したい案件です。
みずほ証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のみずほ証券を優先し、SBI証券と岡三証券も確認します。
小型需給を評価しつつ、JDRの制度と海外事業リスクを理解して申し込みます。
主幹事を最優先
主幹事のみずほ証券から確認します。
申込方法、抽選配分、購入期限を整理したうえで申し込みます。
平幹事も取りこぼさない
その他の幹事はSBI証券、岡三証券です。
主幹事より配分は小さいものの、ネット抽選に対応する証券会社は当選機会を増やす候補です。
資金と締切を管理
仮条件上限960円の場合、100株あたりの申込資金は96,000円です。
BB前に、各社の前受金ルールと資金拘束のタイミングを整理してください。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- みずほ証券を最優先に申し込む
- SBI証券と岡三証券も確認する
- JDRの取引制度を理解する
- 為替とアジア景気を確認する
注意点
- 外国企業JDRの制度に注意する
- 為替変動を考慮する
- 樹脂価格と仕入れ条件を確認する
- 海外景気による業績変動を見極める
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2021年6月10日〜6月16日
公開価格決定日: 2021年6月17日
申込期間: 2021年6月18日〜6月23日
上場日: 2021年6月29日
BB申込期間
2021年6月10日〜2021年6月16日BB期間は2021-06-10〜2021-06-16で、仮条件は940〜960円です。
抽選日
2021年6月17日公開価格決定日・抽選結果確認日は2021-06-17です。
購入申込期間
2021年6月18日〜2021年6月23日当選後は2021-06-18〜2021-06-23の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2021年6月29日上場日は2021-06-29です。
公開規模、業績、株主構成、同時期のIPO需給を確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | オムニ・プラス・システム・リミテッド |
|---|---|
| 証券コード | 7699 |
| 市場 | 東証マザーズ |
| 業種 | 卸売業 |
| 主幹事 | みずほ証券 |
| 吸収金額 | 9.7億円 |
| 想定時価総額 | 200.9億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 950円 |
|---|---|
| 仮条件 | 940〜960 |
| 公募価格 | 960円 |
| 予想初値 | 970円 |
| 予想利益 | 1,000円 |
| 初値 | 1,510円 |
| 初値騰落率 | 57.3% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 吸収金額約9.7億円の小型需給
- アジア製造業への幅広い顧客基盤
- 直近期に売上収益と利益が拡大
- 価格解除条件のないロックアップ
マイナス要因
- 外国企業JDRの売買制度
- 為替変動と海外景気の影響
- 樹脂価格と仕入れ条件の変動
- 時価総額約200.9億円
FINANCIALS
業績推移
目論見書の連結財務情報を円換算した百万円単位で掲載しています。
外国企業JDRのため、原資料の米ドル数値と為替変動も併せて確認してください。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2019年3月期(連結・円換算) | 22,758百万円 | 1,008百万円 | - |
| 2020年3月期(連結・円換算) | 20,980百万円 | 1,091百万円 | -7.8% |
| 2021年3月期(連結・円換算) | 27,632百万円 | 1,297百万円 | +31.7% |
業績コメント
連結売上収益は2019年3月期22,758百万円、2020年3月期20,980百万円、2021年3月期27,632百万円で、純利益は1,008百万円から1,297百万円へ増加しました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主には90日〜180日のロックアップが設定されています。
公開価格による解除条件はありません。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| Neo Puay Keong | 8,065,196株 | 40.23% | 180日 |
| ITOCHU Plastics Pte. Ltd. | 5,315,384株 | 26.52% | 180日 |
| D3cube Venture Pte Ltd | 4,009,168株 | 20.00% | 180日 |
| Ang Whai Hoon | 1,453,344株 | 7.25% | 90日 |
| Omni-2025 Pte Ltd | 1,202,752株 | 6.00% | 180日 |
株主構成コメント
Neo Puay Keong氏と伊藤忠プラスチックス現地法人、D3cube Ventureなど上位5株主で上場前株式のすべてを保有します。
その一方、各株主には90日または180日のロックアップがあり価格解除条件もないため、公開直後の追加売却リスクは限定的です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
オムニ・プラス・システムのIPOは、約9.7億円の小型需給は評価できますが、外国企業JDRの特性を理解して参加したい案件です。
汎用樹脂と高機能プラスチックを調達・加工し、アジアの家電、情報通信、自動車メーカーへ技術提案を含めて供給します。
連結売上収益は2020年3月期209.8億円から2021年3月期276.3億円へ回復し、純利益も13.0億円へ増加しました。
時価総額約200.9億円に対して公開株は少なく、価格解除条件のないロックアップも初値需給を支えると考えられます。
業績は為替、樹脂価格、アジアの製造業景気に左右され、JDR特有の開示や売買制度にも注意が必要です。
申込みはみずほ証券を優先し、為替前提と外国株の取引条件を確認したうえで少額参加する方針が妥当です。
みずほ証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2021年6月29日
公開価格960円に対して初値は1,510円となり、100株当たり損益は+55,000円、騰落率は+57.3%でした。