IPO DETAIL
株式会社ミクリード
小規模飲食店を主な顧客として、冷凍食品や酒類、消耗品などの業務用商材を通信販売と小口配送で提供します。
SUMMARY
このIPOの結論
約9.5億円の小型需給と黒字実績は評価できますが、売上成長の鈍さ、売出し中心の構成、コロナ禍による外食需要の急減を重く見て見送り寄りと判断します。
みずほ証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のみずほ証券が申込先の中心です。
ただし、飲食店需要の急減と相場の混乱を重視し、当選機会を追うよりも申込を控える判断を優先します。
主幹事を最優先
みずほ証券は主幹事で最も多い配分が見込まれます。
参加する場合の中心ですが、事業環境と市場地合いを踏まえた申込見送りも選択肢です。
平幹事も取りこぼさない
引受幹事はみずほ証券、大和証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、SBI証券、マネックス証券、岡三証券、エース証券です。
ネット抽選の可否を確認して申込先を絞ります。
資金と締切を管理
仮条件上限890円の場合、100株当たりの申込資金は89,000円です。
各証券会社で前受金ルールと資金拘束のタイミングが異なるため、申込前に確認します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 主幹事のみずほ証券の配分を確認する
- 外食関連企業への市場評価を確認する
- 売出比率と公開比率を確認する
- 相場急落時は申込を控える
注意点
- コロナ禍による飲食店需要の縮小に注意する
- 売上成長の鈍さを確認する
- 売出し中心の公開構成を確認する
- 上場直前の市場地合いを優先する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2020年2月27日〜3月4日
公開価格決定日: 2020年3月5日
申込期間: 2020年3月6日〜3月11日
上場日: 2020年3月16日
BB申込期間
2020年2月27日〜2020年3月4日BB期間は2020-02-27〜2020-03-04です。
仮条件は790〜890です。
抽選日
2020年3月5日公開価格決定日・抽選結果確認日は2020-03-05です。
購入申込期間
2020年3月6日〜2020年3月11日購入申込期間は2020-03-06〜2020-03-11です。
証券会社ごとの締切時刻を確認します。
上場日
2020年3月16日上場日は2020-03-16です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社ミクリード |
|---|---|
| 証券コード | 7687 |
| 市場 | 東証マザーズ |
| 業種 | 卸売業 |
| 主幹事 | みずほ証券 |
| 吸収金額 | 9.5億円 |
| 想定時価総額 | 18.2億円 |
| 総合評価 | D |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 890円 |
|---|---|
| 仮条件 | 790〜890 |
| 公募価格 | 890円 |
| 予想初値 | 850円 |
| 予想利益 | -4,000円 |
| 初値 | 818円 |
| 初値騰落率 | -8.1% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 吸収金額約9.5億円の小型案件
- 直近3期で黒字を維持
- 小規模飲食店に特化した通販型卸売
- 主要3株主に180日の価格解除なし
マイナス要因
- 外食需要が感染拡大の影響を受けやすい
- 売上高の成長が緩やか
- 公開株の大半が売出し
- 公開比率が高く市場急落時の需給に不安
FINANCIALS
業績推移
目論見書に掲載された直近3期の単独決算を百万円単位で記載しています。
売上高は横ばい圏であり、利益の年度変動を含めて評価する必要があります。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2017年3月期(単独) | 3,928百万円 | 141百万円 | - |
| 2018年3月期(単独) | 4,038百万円 | 34百万円 | +2.8% |
| 2019年3月期(単独) | 4,061百万円 | 110百万円 | +0.6% |
業績コメント
単独売上高は3,928百万円、4,038百万円、4,061百万円と横ばい圏で推移し、純利益は141百万円、34百万円、110百万円です。
黒字は維持していますが、成長率と利益の安定性には物足りなさがあります。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要3事業会社で約92.6%を保有し、いずれも価格解除条件のない180日ロックアップの対象です。
VC保有は確認されません。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 株式会社SKYグループホールディングス | 1,020,000株 | 47.22% | 180日 |
| 国分グループ本社株式会社 | 780,000株 | 36.11% | 180日 |
| 株式会社トーホー | 200,000株 | 9.26% | 180日 |
| 片山礼子 | 75,000株 | 3.47% | 継続保有 |
| 石井文範 | 40,000株 | 1.85% | 継続保有 |
| 長島忠則 | 5,000株 | 0.23% | 継続保有 |
| 青木秀治 | 5,000株 | 0.23% | 継続保有 |
| 源川史仁 | 5,000株 | 0.23% | 継続保有 |
| 西口昌伸 | 5,000株 | 0.23% | 継続保有 |
| 片山康 | 5,000株 | 0.23% | 継続保有 |
株主構成コメント
株式は取引・資本関係のある事業会社3社に集中しており、VC保有はありません。
価格解除のない180日ロックアップは安心材料ですが、将来的な事業会社の保有方針は確認が必要です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
ミクリードは小型の公開規模と安定黒字が支えになる一方、外食需要の急減を踏まえると見送り寄りで判断したいIPOです。
小規模飲食店向けに業務用食材を小口配送する通販型卸売で、大手卸が拾いにくい需要を取り込む独自性があります。
直近3期の売上高は39億円台から40億円台で伸びが緩く、純利益も期ごとの振れがあり、高い成長性は見込みにくい状況です。
吸収金額は約9.5億円と軽めですが、公開株の大半が売出しで公開比率も高く、相場急落時には需給の利点が薄れます。
上位3事業会社で約92.6%を保有し、価格解除のない180日ロックアップがある点は上場直後の売り圧力を抑えます。
申込みは主幹事のみずほ証券を確認しつつ、コロナ禍での飲食店需要と市場地合いを優先して無理に参加しない方針が妥当です。
みずほ証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2020年3月16日
公開価格890円に対し初値は818円となり、100株当たりの初値売り損益は-7,200円でした。