IPO DETAIL
デジタルグリッド株式会社
電力と環境価値の取引プラットフォーム、再生可能エネルギーの調達支援、需給管理などを提供する会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
デジタルグリッドは、再生可能エネルギーと環境価値を取引するプラットフォームを運営し、企業の電力調達・需給管理・脱炭素対応を支援します。
単体売上高は3期で12.1億円から35.2億円へ拡大し、最終利益も0.3億円から9.7億円へ伸びました。
BB時点の仮条件上限4,570円で計算した吸収金額は約96.0億円で、グロースIPOとしては大型です。
ただし、GXテーマ、高い利益成長、事業会社株主の厚みは機関投資家需要につながり得ます。
大和証券を中心に、仮条件上限でも割高感がないか、海外・機関投資家の需要を確認して前向きに検討します。
大和証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事の大和証券を最優先に、みずほ証券、SMBC日興証券、SBI証券などへも申し込みます。
約96.0億円の公開株を吸収する機関投資家需要とGX銘柄の地合いを重視します。
主幹事を最優先
大和証券が配分の中心です。
大型案件のため、主幹事が示す需要状況と価格決定の評価を重視します。
平幹事も取りこぼさない
幹事数は多いため、ネット抽選対応のSBI証券、楽天証券、松井証券、マネックス証券なども併用します。
資金と締切を管理
仮条件上限4,570円の場合、100株あたりの申込資金は457,000円です。
各証券会社で前受金ルールと資金拘束のタイミングが異なるため、申込前に確認します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 主幹事の大和証券を最優先に申し込む
- 仮条件上限4,570円で資金を準備する
- ネット対応の幹事証券も確認する
- 当選後の購入申込期限を忘れない
注意点
- BB時点の吸収金額約96.0億円を公開価格ベースと混同しない
- 電力価格・制度変更リスクを確認する
- IPOで全株放出する株主を上場後の売却候補に含めない
- 購入申込期限を証券会社ごとに確認する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2025年4月7日〜4月11日
公開価格決定日: 2025年4月14日
申込期間: 2025年4月15日〜4月18日
上場日: 2025年4月22日
BB申込期間
2025年4月7日〜2025年4月11日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は4400〜4570円です。
抽選日
2025年4月14日公開価格決定日・抽選結果確認日は2025年4月14日です。
購入申込期間
2025年4月15日〜2025年4月18日当選後は2025年4月15日〜2025年4月18日の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2025年4月22日上場日は2025年4月22日です。
公開規模、ロックアップ、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | デジタルグリッド株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 350A |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 電気・ガス業 |
| 主幹事 | 大和証券 |
| 吸収金額 | 96億円 |
| 想定時価総額 | 282.6億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 4,570円 |
|---|---|
| 仮条件 | 4400〜4570 |
| 公募価格 | 4,520円 |
| 予想初値 | 5,700円 |
| 予想利益 | 11.3万円 |
| 初値 | 5,310円 |
| 初値騰落率 | 17.5% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 再生可能エネルギーと環境価値取引というGXテーマ
- 単体売上高と最終利益が直近3期で急拡大
- 企業の脱炭素対応を支えるプラットフォーム型事業
- 東芝など複数の事業会社が株主として参加
マイナス要因
- 吸収金額約96.0億円でグロースIPOとして大型
- 電力制度や市場価格の変更が収益に影響する
- 機関投資家を含む厚い買い需要が必要
- WiL Fund IIの180日後の売却方針を確認したい
FINANCIALS
業績推移
2022年7月期から2024年7月期までの単体売上高と当期純利益を百万円単位で掲載しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2022年7月期(単体) | 1,210百万円 | 26百万円 | - |
| 2023年7月期(単体) | 1,691百万円 | 657百万円 | +39.8% |
| 2024年7月期(単体) | 3,515百万円 | 972百万円 | +107.9% |
業績コメント
単体売上高は1,210百万円、1,691百万円、3,515百万円と急拡大しました。
当期純利益も26百万円から657百万円、972百万円へ伸びており、電力・環境価値取引の拡大が利益成長に結び付いています。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主の多くは180日で価格解除条件はありません。
三菱商事はIPO売出しで全株放出し、経営陣の保有欄には潜在株式が含まれます。
VC保有率は低めです。需給面では比較的見やすい水準です。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 株式会社東芝 | 833,320株 | 11.27% | 180日 |
| WiL Fund II L.P. | 666,660株 | 9.02% | 180日 |
| 豊田祐介(うち潜在株式232,550株) | 569,550株 | 7.70% | 180日 |
| 三菱商事株式会社(IPO売出しで全株放出) | 343,880株 | 4.65% | - |
| フーバー・インベストメント株式会社 | 333,330株 | 4.51% | 180日 |
| 株式会社FD | 333,330株 | 4.51% | 180日 |
| 近清拓馬(うち潜在株式88,730株) | 313,730株 | 4.24% | 180日 |
| 合同会社OTS | 250,000株 | 3.38% | 180日 |
| 東急不動産株式会社 | 250,000株 | 3.38% | 180日 |
| 嶋田剛久(うち潜在株式78,550株) | 241,550株 | 3.27% | 180日 |
株主構成コメント
東芝、WiL、創業者、複数の電力・不動産関連企業へ持株が分散しています。
WiL Fund IIの保有比率は9.02%で、主要株には180日の拘束があります。
三菱商事の343,880株はIPOで全株売出すため、上場後の追加売却余地として二重計上しない整理が必要です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
デジタルグリッドのIPOは、GX関連の成長性と高い利益成長を評価しつつ、大型の公開規模を見極めたい案件です。
再生可能エネルギーの調達、電力需給管理、環境価値取引を一体で提供し、企業の脱炭素対応を支援しています。
単体売上高は12.1億円から35.2億円へ拡大し、最終利益も0.3億円から9.7億円へ大きく伸びました。
吸収金額は約96.0億円でグロースIPOとしては重く、初値形成には機関投資家を含む幅広い需要が必要です。
東芝など事業会社の出資は安心材料ですが、電力制度や市場価格の変化が収益へ及ぼす影響には注意が必要です。
申込みは大和証券を中心に、GX銘柄の地合いと機関投資家需要を確認して前向きに判断したいです。
大和証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2025年4月22日
公開価格は4,520円、初値は5,310円となり、100株当たりの損益は79,000円でした。