IPO DETAIL

株式会社クラダシ

証券コード:5884 東証グロース 小売業 総合評価 C

賞味期限が近い食品などを割安で販売する社会貢献型EC「Kuradashi」を運営し、食品ロス削減と寄付活動を組み合わせる企業です。

初値期待度 58 /100
想定利益 8,000円

SUMMARY

このIPOの結論

総合評価 C
予想初値 600円
予想利益 8,000円
主幹事 大和証券

食品ロス削減という社会課題とEC売上の成長は投資家の関心を集めやすい材料です。
一方、2022年6月期は赤字へ転じ、仮条件上限ベースの吸収金額約19.7億円に対して売出株も多くなっています。
創業者側の拘束は強いものの、VCや一部事業会社にはロックアップがありません。
低単価とテーマ性を評価しつつ、収益化と上場直後の供給を確認して参加します。

IPO申込の準備

大和証券でIPO申込を準備

主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。

APPLICATION STRATEGY

このIPOの申込戦略

最優先:大和証券

主幹事の大和証券を中心に、SMBC日興証券、みずほ証券、野村證券、SBI証券、マネックス証券なども利用します。
低単価と社会性を評価しつつ、赤字と無拘束株を踏まえて申込額を調整します。

1

主幹事を最優先

主幹事は大和証券です。
配分比率が高い主幹事からの申込を最優先にします。

2

平幹事も取りこぼさない

引受幹事は9社です。
ネット申込の可否と抽選方法を確認し、申込可能な証券会社を広く活用します。

3

資金と締切を管理

仮条件上限520円の場合、100株当たりの申込資金は52,000円です。
低単価でも複数当選時の購入方針を事前に決めます。

優先して申し込みたい証券会社

最優先
  • 大和証券
併用して申し込みたい証券会社
  • SMBC日興証券
    • 抽選方式:10%同率抽選+最大5%ステージ別抽選+店頭裁量配分
    • 入金:需要申告前
    • IPO取扱:27件
    口座開設 レビュー
  • みずほ証券
  • 野村證券
    • 抽選方式:10%以上完全抽選+店頭裁量配分
    • 入金:当選・補欠当選後、購入申込前
    • IPO取扱:28件
    口座開設 レビュー

申込のコツ

  • 主幹事の大和証券を最優先に申し込む
  • 仮条件上限に合わせて5.2万円以上を準備する
  • SBI証券やマネックス証券などネット幹事も併用する
  • 黒字化見通しと無拘束株を確認する

注意点

  • 直近期の最終赤字を確認する
  • 売出株の多さとオファリングレシオに注意する
  • VCや事業会社の無拘束株を確認する
  • EC競争と商品調達の変動リスクを考慮する

SCHEDULE

IPOスケジュール

今日:2026年7月29日

BB期間: 2023年6月15日〜6月21日
公開価格決定日: 2023年6月22日
申込期間: 2023年6月23日〜6月28日
上場日: 2023年6月30日

1

BB申込期間

2023年6月15日〜2023年6月21日

BB期間は2023-06-15から2023-06-21までです。

2

抽選日

2023年6月22日

公開価格決定・抽選日は2023-06-22です。

3

購入申込期間

2023年6月23日〜2023年6月28日

購入申込期間は2023-06-23から2023-06-28までです。

4

上場日

2023年6月30日

上場日は2023-06-30です。
初値形成時の気配と売買規制を確認します。

BASIC INFO

基本情報

銘柄名 株式会社クラダシ
証券コード 5884
市場 東証グロース
業種 小売業
主幹事 大和証券
吸収金額 19.7億円
想定時価総額 56億円
総合評価 C

PRICE / FORECAST

価格情報・初値予想

想定価格 500円
仮条件 500〜520
公募価格 520円
予想初値 600円
予想利益 8,000円
初値 800円
初値騰落率 53.8%

LISTING RESULT

上場後の結果

初値プラス
公募価格 520円
初値 800円
初値売却損益 2.8万円
初値騰落率 53.8%

更新日:2023年6月30日

公開価格520円に対して初値は800円となり、公開価格比は+53.8%でした。
100株当たりの初値売り損益は28,000円です。

EVALUATION POINTS

評価ポイント

プラス要因

  • 食品ロス削減という社会性が高く理解しやすい事業テーマです
  • 売上高は2020年6月期から2022年6月期まで大きく増加しました
  • 仮条件上限520円で100株5.2万円と参加しやすいです
  • 創業者側の主要株主には180日のロックアップがあります

マイナス要因

  • 2022年6月期は広告宣伝費などの負担で最終赤字となりました
  • 公開株は売出株が多くオファリングレシオも高めです
  • VCとロート製薬など一部株主にロックアップがありません
  • EC市場の競争と商品調達の安定性が収益性を左右します

FINANCIALS

業績推移

単独決算の売上高と当期純損益を掲載しています。
売上高は急増していますが、2022年6月期は広告宣伝費や事業拡大費用の負担から最終赤字です。

売上・利益推移

単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益

0 691 1.4千 2.1千 -80 -42 -4 34 2020年6月期 2021年6月期 2022年6月期 売上 利益
売上:棒グラフ 利益:線グラフ
年度 売上 利益 売上成長率
2020年6月期 566百万円 6百万円 -
2021年6月期 1,263百万円 34百万円 +123.1%
2022年6月期 2,074百万円 -80百万円 +64.2%
期間売上成長率 +266.4%
直近期の利益 赤字
直近売上 2,074百万円

業績コメント

売上高は2020年6月期566百万円、2021年6月期1,263百万円、2022年6月期2,074百万円と拡大しました。
当期純損益は6百万円、34百万円、△80百万円で、直近期は成長投資の負担から赤字となりました。

SHAREHOLDER / LOCK-UP

株主構成・ロックアップ

創業者側の主要株主は180日拘束で価格解除条件はありません。
VC2ファンドとロート製薬はロックアップ対象外で、役職員の保有数には潜在株式が含まれます。

VC保有率 6.6%

VC保有率は低めです。需給面では比較的見やすい水準です。

主な株主

保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。

10件
株主名 保有株数 保有比率 ロックアップ条件
合同会社Social Good 7,330,000株 71.03% 180日
ACTWELL合同会社 860,000株 8.33% 180日
髙杉慧 425,490株 4.12% 180日(うち潜在株式165,490株)
新生ベンチャーパートナーズ2号投資事業有限責任組合 378,214株 3.66% ロックアップなし
HAKUHODO DY FUTURE DESIGN FUND投資事業有限責任組合 302,572株 2.93% ロックアップなし
徳山耕平 201,370株 1.95% 180日(うち潜在株式111,370株)
河村晃平 165,490株 1.60% 180日/潜在株式(全量)
ロート製薬株式会社 151,286株 1.47% ロックアップなし
大沢亮 119,260株 1.16% 180日(うち潜在株式29,260株)
城前圭毅 100,000株 0.97% 潜在株式(全量)

株主構成コメント

Social GoodとACTWELLで約79%を保有し、創業者側の支配力は明確です。
VC2ファンドとロート製薬にはロックアップがないため、テーマ人気で株価が上昇した場合の実株供給を確認する必要があります。

BROKERS

申込できる証券会社・おすすめ口座

申込候補の証券会社

大和証券 主幹事 SMBC日興証券 みずほ証券 野村證券 SBI証券 マネックス証券 楽天証券 松井証券 東洋証券

COMMENTARY

詳細・管理人コメント

まず確認したいポイント

クラダシのIPOは、食品ロス削減の社会性を評価できる一方、赤字と一部無拘束株を慎重に見たい案件です。

賞味期限が近い食品を割安販売し、購入額の一部を寄付へ回す仕組みで利用者と供給企業を集めています。

売上高は2020年6月期5.7億円から2022年6月期20.7億円へ伸びましたが、同年度は最終赤字となりました。

仮条件上限520円では吸収金額約19.7億円、時価総額約56.0億円で、低単価ながら公開株数は少なくありません。

創業者側は180日拘束ですが、VCやロート製薬などにロックアップがなく、上昇時の売却には注意が必要です。

主幹事の大和証券を中心に、成長率だけでなく黒字化の見通しを確認して選別参加としたいIPOです。

IPO申込の準備

大和証券でIPO申込を準備

申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。