IPO DETAIL
株式会社ジェノバ
GNSS測位の誤差を補正する高精度位置情報データを配信し、測量、建設、農業、自動運転などへ提供する企業です。
SUMMARY
このIPOの結論
高精度GNSS補正情報という分かりやすいテーマ、継続黒字、約4.3億円の超小型需給が評価材料です。
申込金額も低く、公開株の希少性から需要が集まりやすい一方、主要個人株主と事業会社の多くは公開価格1.5倍で解除されます。
大和証券を中心に積極参加寄りで検討します。
大和証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事の大和証券を最優先とし、SBI証券、松井証券、岩井コスモ証券なども併用します。
超小型需給と黒字業績を評価しつつ、公開価格1.5倍の解除株を確認します。
主幹事を最優先
主幹事は大和証券です。
公開株数が少ないため、配分比率が高い主幹事への申込を最優先にします。
平幹事も取りこぼさない
元引受取引参加者は8社です。
公式資料の順序に合わせ、大和証券、SBI証券、松井証券、水戸証券、極東証券、香川証券、東洋証券、岩井コスモ証券を記載しています。
資金と締切を管理
仮条件上限470円の場合、100株で4.7万円が必要です。
少額案件のため、複数の幹事へ広く申し込みます。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 大和証券を最優先にする
- 超小型需給を評価する
- 黒字と利益率を確認する
- 公開価格1.5倍の解除水準を意識する
注意点
- 主要株主の多くが1.5倍で解除
- 売上規模は小さい
- 測位技術の競争
- 初値急騰後の値動き
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2023年4月3日〜4月7日
公開価格決定日: 2023年4月10日
申込期間: 2023年4月11日〜4月14日
上場日: 2023年4月18日
BB申込期間
2023年4月3日〜2023年4月7日BB期間は2023-04-03〜2023-04-07で、仮条件は450〜470円です。
抽選日
2023年4月10日公開価格決定日・抽選結果確認日は2023-04-10です。
購入申込期間
2023年4月11日〜2023年4月14日当選後は2023-04-11〜2023-04-14の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2023年4月18日上場日は2023-04-18です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社ジェノバ |
|---|---|
| 証券コード | 5570 |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | 大和証券 |
| 吸収金額 | 4.3億円 |
| 想定時価総額 | 66.7億円 |
| 総合評価 | A |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 450円 |
|---|---|
| 仮条件 | 450〜470 |
| 公募価格 | 470円 |
| 予想初値 | 850円 |
| 予想利益 | 3.8万円 |
| 初値 | 2,106円 |
| 初値騰落率 | 348.1% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- GNSS補正情報という成長性のある事業テーマです
- 仮条件上限ベースの吸収金額は約4.3億円です
- 直近3期は最終黒字を確保しています
- 100株の申込資金は仮条件上限で4.7万円です
マイナス要因
- 主要株主の多くは公開価格1.5倍でロックアップが解除されます
- 売上規模が小さく成長速度の確認が必要です
- 測位技術や代替サービスとの競争があります
- 初値が急騰した場合は解除株が上値を抑える可能性があります
FINANCIALS
業績推移
単独決算の売上高と当期純利益を百万円単位で掲載しています。
直近3期はいずれも黒字です。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2020年9月期(単独) | 997百万円 | 364百万円 | - |
| 2021年9月期(単独) | 1,052百万円 | 355百万円 | +5.5% |
| 2022年9月期(単独) | 1,162百万円 | 412百万円 | +10.5% |
業績コメント
単独売上高は997百万円、1,052百万円、1,162百万円、当期純利益は364百万円、355百万円、412百万円で推移しました。
売上は拡大し、3期を通じて高い利益水準を維持しています。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
経営関係者の一部には180日、主要個人・事業会社株主には90日または公開価格1.5倍のロックアップがかかります。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 南安子 | 2,613,000株 | 17.40% | 90日/1.5倍 |
| 南尚子 | 2,612,000株 | 17.40% | 90日/1.5倍 |
| 株式会社トプコン | 1,500,000株 | 9.99% | 90日/1.5倍 |
| 株式会社日立産機システム | 1,000,000株 | 6.66% | 90日/1.5倍 |
| 株式会社パスコ | 875,000株 | 5.83% | 90日/1.5倍 |
| 戸上敏 | 673,000株 | 4.48% | 180日 |
| 河野芳道 | 561,000株 | 3.74% | 180日 |
| 小松哲郎 | 393,000株 | 2.62% | 90日/1.5倍 |
| 細谷素之 | 336,000株 | 2.24% | 180日 |
| 菅原光一 | 323,000株 | 2.15% | 180日 |
株主構成コメント
南安子氏と南尚子氏が各17.40%を保有し、トプコン、日立産機システム、パスコなど測位関連の事業会社が続きます。
その一方、VCは不在ですが、上位5株主などの株式は90日または公開価格1.5倍で解除されるため、解除条件到達後は初値の上値を抑える可能性があります。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
ジェノバのIPOは、高精度位置情報という成長テーマと約4.3億円の超小型需給から、初値期待を持ちやすい案件です。
GNSSの測位誤差をセンチメートル級まで補正する情報を配信し、測量、建設、農業、自動運転などを支えています。
単独売上高は2020年9月期10.0億円から2022年9月期11.6億円へ伸び、当期純利益も3期を通じて3億円台以上を確保しました。
仮条件上限470円では100株4.7万円で、黒字企業かつ公開株が少ないため、個人投資家の需要が集中しやすいと考えられます。
トプコンやパスコなど事業会社が株主に並ぶ一方、上位株主の多くは90日または公開価格1.5倍で解除される点に注意が必要です。
申込みは主幹事の大和証券を優先し、解除条件による上値の重さを織り込みながら前向きに判断したいです。
大和証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2023年4月18日
公開価格470円に対して初値は2,106円となり、騰落率は+348.1%でした。
初値売り損益は100株で163,600円でした。