IPO DETAIL

株式会社ティアフォー

証券コード:593A 東証グロース 情報・通信業 総合評価 C

オープンソースの自動運転ソフトウェア「Autoware」を活用し、自動運転車両の開発・販売、実証実験、導入・運用支援、関連部品やソリューションの提供を行う企業です。

初値期待度 67 /100
想定利益 1.7万円

SUMMARY

このIPOの結論

総合評価 C
予想初値 1,250円
予想利益 1.7万円
主幹事 三菱UFJモルガン・スタンレー証券;モルガン・スタンレーMUFG証券;SMBC日興証券

Autowareを軸とした自動運転の開発基盤は高いテーマ性があり、売上高も直近3期で大きく伸びています。
一方、2025年9月期の当期純損失は4,799百万円で、研究開発負担はなお大きい状況です。
仮条件上限1,085円での吸収金額は約267.2億円と非常に大きく、初値は国内外の機関投資家需要に左右されます。
主要株主の180日ロックアップは安心材料ですが、BBでは成長期待と赤字・大型需給を切り分け、慎重に判断したい案件です。

IPO申込の準備

三菱UFJ eスマート証券でIPO申込を準備

主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。

APPLICATION STRATEGY

このIPOの申込戦略

最優先:三菱UFJ eスマート証券

個人配分が見込める三菱UFJモルガン・スタンレー証券とSMBC日興証券を軸に、SBI証券、マネックス証券、楽天証券、松井証券も併用します。
当選本数は多いものの、超大型・赤字案件であるため、複数当選時の購入上限を先に決めておく方針です。

1

主幹事を最優先

三菱UFJモルガン・スタンレー証券、モルガン・スタンレーMUFG証券、SMBC日興証券の3社が共同主幹事です。
国内個人向けでは三菱UFJモルガン・スタンレー証券とSMBC日興証券を優先します。

2

平幹事も取りこぼさない

SBI証券、マネックス証券、楽天証券、松井証券、岩井コスモ証券なども当選機会を広げる申込先です。
三菱UFJ eスマート証券や岡三オンラインなどの委託取扱いも確認します。

3

資金と締切を管理

仮条件上限1,085円の場合、100株あたりの申込資金は108,500円です。
BB申込前に、各証券会社の前受金ルールと資金拘束のタイミングを確認してください。

優先して申し込みたい証券会社

最優先
  • 三菱UFJ eスマート証券
    • 抽選方式:10%以上平等抽選+一部裁量配分
    • 入金:ブックビルディング申込前(買付可能額確認)
    • IPO取扱:19件
    口座開設 レビュー
併用して申し込みたい証券会社
  • SMBC日興証券
    • 抽選方式:10%同率抽選+最大5%ステージ別抽選+店頭裁量配分
    • 入金:需要申告前
    • IPO取扱:27件
    口座開設 レビュー
  • SBI証券
    • 抽選方式:口数比例抽選+IPOチャレンジポイント+裁量配分
    • 入金:抽選時(発行価格決定日18時以降)
    • IPO取扱:62件
    口座開設 レビュー
  • マネックス証券
    • 抽選方式:100%完全平等抽選
    • 入金:需要申告時
    • IPO取扱:41件
    口座開設 レビュー

申込のコツ

  • 共同主幹事の三菱UFJモルガン・スタンレー証券とSMBC日興証券を優先する
  • 仮条件上限1,085円に合わせて10.85万円以上を準備する
  • ネット抽選対応のSBI証券やマネックス証券なども併用する
  • 大型案件のため複数当選時の資金配分を事前に決める

注意点

  • 吸収金額約267.2億円の超大型案件で需給負担が大きい
  • 研究開発投資が先行し大幅赤字が続く
  • 黒字化時期が不透明で業績評価が難しい
  • テーマ人気と海外需要が弱い場合は仮条件上限近辺の初値も想定する

SCHEDULE

IPOスケジュール

今日:2026年7月29日

BB期間: 2026年7月6日〜7月10日
公開価格決定日: 2026年7月13日
申込期間: 2026年7月14日〜7月17日
上場日: 2026年7月22日

1

BB申込期間

2026年7月6日〜2026年7月10日

BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は1,015円〜1,085円です。

2

抽選日

2026年7月13日

公開価格決定日・抽選結果確認日は2026年7月13日です。

3

購入申込期間

2026年7月14日〜2026年7月17日

当選後は2026年7月14日〜7月17日の購入申込を忘れないようにします。

4

上場日

2026年7月22日

上場日は2026年7月22日です。
自動運転テーマ、海外需要、超大型の吸収金額、赤字継続を確認します。

BASIC INFO

基本情報

銘柄名 株式会社ティアフォー
証券コード 593A
市場 東証グロース
業種 情報・通信業
主幹事 三菱UFJモルガン・スタンレー証券;モルガン・スタンレーMUFG証券;SMBC日興証券
吸収金額 267.2億円
想定時価総額 689.2億円
総合評価 C

PRICE / FORECAST

価格情報・初値予想

想定価格 1,015円
仮条件 1015〜1085
公募価格 1,085円
予想初値 1,250円
予想利益 1.7万円
初値 -
初値騰落率 -

EVALUATION POINTS

評価ポイント

プラス要因

  • 自動運転、AI、SDVにまたがる高いテーマ性
  • Autowareを基盤とした国内外の実証・導入実績
  • 2023年9月期から2025年9月期にかけて約5倍へ拡大した売上高
  • 主要株主に価格解除条件のない180日ロックアップ

マイナス要因

  • 仮条件上限ベースで約267.2億円に達する超大型需給
  • 研究開発投資の先行による直近3期の大幅な最終赤字
  • 黒字化までの時間と追加資金調達の可能性
  • 自動運転の商用化や量産計画が遅れる事業リスク

FINANCIALS

業績推移

2023年9月期までは単独、2024年9月期以降は連結決算です。
売上高は急増していますが、研究開発費の負担により直近3期は大幅な当期純損失です。

売上・利益推移

単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益

0 2.1千 4.3千 6.4千 -4.8千 -3.2千 -1.6千 1 2023年9月期 2024年9月期 2025年9月期 売上 利益
売上:棒グラフ 利益:線グラフ
年度 売上 利益 売上成長率
2023年9月期 1,294百万円 -3,793百万円 -
2024年9月期 3,871百万円 -4,834百万円 +199.1%
2025年9月期 6,410百万円 -4,799百万円 +65.6%
期間売上成長率 +395.4%
直近期の利益 赤字
直近売上 6,410百万円

業績コメント

売上高は2023年9月期1,294百万円、2024年9月期3,871百万円、2025年9月期6,410百万円と急拡大しました。
一方、当期純損失は3,793百万円、4,834百万円、4,799百万円で、研究開発投資を背景に大幅な赤字が続いています。

SHAREHOLDER / LOCK-UP

株主構成・ロックアップ

上位株主には180日のロックアップがあり、価格による解除条件はありません。
VC株にも同条件が設定されています。

VC保有率 15.4%

VC保有が一定程度あります。ロックアップ条件を確認しましょう。

主な株主

保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。

10件
株主名 保有株数 保有比率 ロックアップ条件
SOMPOホールディングス株式会社 11,112,500株 21.30% 180日
加藤 真平 5,750,000株 11.00% 180日
ジャフコSV5共有投資事業有限責任組合 3,610,000株 6.90% 180日
ヤマハ発動機株式会社 3,459,490株 6.60% 180日
出川 章理 3,300,000株 6.30% 180日
いすゞ自動車株式会社 3,000,000株 5.70% 180日
KDDI株式会社 2,070,000株 4.00% 180日
アイサンテクノロジー株式会社 1,575,000株 3.00% 180日
UTEC 4号投資事業有限責任組合 1,570,000株 3.00% 180日
二宮 芳樹 1,400,000株 2.70% 180日

株主構成コメント

SOMPOホールディングスを筆頭に、ヤマハ発動機、いすゞ、KDDI、アイサンテクノロジーなど、自動車・通信・地図関連の事業会社が上位に並びます。
ジャフコやUTECなどVC株もありますが、主要株主は一律180日で価格解除条件がなく、上場直後の追加売却は抑制されています。

BROKERS

申込できる証券会社・おすすめ口座

申込候補の証券会社

三菱UFJモルガン・スタンレー証券 モルガン・スタンレーMUFG証券 SMBC日興証券 大和証券 野村證券 みずほ証券 SBI証券 マネックス証券 楽天証券 岩井コスモ証券 松井証券 水戸証券 岡三証券 東海東京証券

COMMENTARY

詳細・管理人コメント

まず確認したいポイント

ティアフォーのIPOは、自動運転の高い成長期待がある一方、超大型需給と赤字継続を重く見たい案件です。

Autowareを中核に、車両開発から実証、導入支援まで幅広く手掛け、国内外で事業基盤を築いています。

売上高は2023年9月期12.9億円から2025年9月期64.1億円へ急拡大し、事業規模は大きく成長しました。

ただし、研究開発費の負担が大きく、2025年9月期も当期純損失48.0億円を計上している点には注意が必要です。

仮条件上限1,085円では吸収金額約267.2億円となり、海外機関投資家を含む幅広い需要が需給の鍵になります。

申込みは三菱UFJモルガン・スタンレー証券を軸に、テーマ性だけで値幅を追わず慎重に判断したいと考えられます。

IPO申込の準備

三菱UFJ eスマート証券でIPO申込を準備

申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。