IPO DETAIL
チャットプラス株式会社
企業の問い合わせ対応を自動化するチャットボット「ChatPlus」、生成AIを活用する「AI AgentPlus」、FAQ管理システム「FAQPlus」をSaaS型の月額課金で提供する企業です。
SUMMARY
このIPOの結論
問い合わせ対応の自動化と生成AI活用は、企業の省人化ニーズに直結する成長分野です。
チャットプラスは直近3期で売上高を310百万円から1,022百万円へ伸ばし、当期純利益も246百万円まで拡大しました。
仮条件上限1,080円での吸収金額は約14.3億円と軽く、VC不在、主要株主の180日ロックアップも需給面を支えます。
競争の激しい分野ではありますが、BB時点では成長性と収益性を伴う小型SaaS案件として前向きに評価できます。
丸三証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事の丸三証券を最優先に、マネックス証券、楽天証券、松井証券、SBI証券、SMBC日興証券、岡三オンラインも確認します。
小型で成長性の高い案件ですが、生成AI・SaaS株の地合いを見ながら、主幹事中心に資金を配分する方針です。
主幹事を最優先
丸三証券は主幹事として割当の大半を占めるため、最優先の申込先です。
店頭・ネットの申込方法と抽選ルールを事前に確認します。
平幹事も取りこぼさない
マネックス証券、楽天証券、松井証券、SBI証券、SMBC日興証券なども当選機会を広げる申込先です。
岡三オンラインの委託取扱いも確認します。
資金と締切を管理
仮条件上限1,080円の場合、100株あたりの購入資金は108,000円です。
証券会社ごとに前受金の有無や資金拘束タイミングが異なるため、申込前に各社のルールを確認してください。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 主幹事の丸三証券を最優先に確認する
- 仮条件上限1,080円に合わせて10.8万円以上の資金を準備する
- マネックス証券や楽天証券などネット抽選対応幹事も併用する
- 購入申込期限は証券会社ごとに異なるため個別に確認する
注意点
- SaaS関連株の地合いが弱い場合は初値が伸びにくい
- 生成AI分野は競争と技術変化が速い
- 主幹事の申込方法と抽選配分を事前に確認する
- 上場直前のグロース市場の需給を確認する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2026年6月29日〜7月3日
公開価格決定日: 2026年7月6日
申込期間: 2026年7月7日〜7月10日
上場日: 2026年7月15日
BB申込期間
2026年6月29日〜2026年7月3日BB期間は終了しています。
仮条件は1,050円〜1,080円で、公開価格は上限の1,080円に決定しました。
抽選日
2026年7月6日公開価格決定日・抽選結果確認日は2026年7月6日です。
購入申込期間
2026年7月7日〜2026年7月10日購入申込期間は2026年7月7日〜7月10日です。
証券会社ごとの締切時刻を確認します。
上場日
2026年7月15日上場日は2026年7月15日です。
SaaS・生成AI関連の人気、吸収金額、グロース市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | チャットプラス株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 598A |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | 丸三証券 |
| 吸収金額 | 14.3億円 |
| 想定時価総額 | 50.2億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,050円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1050〜1080 |
| 公募価格 | 1,080円 |
| 予想初値 | 1,400円 |
| 予想利益 | 3.2万円 |
| 初値 | 2,284円 |
| 初値騰落率 | 111.5% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- チャットボットと生成AIによる問い合わせ業務の省人化需要
- 月額課金型SaaSによる継続性の高い収益モデル
- 直近3期の急速な増収増益と高い利益率
- 吸収金額約14.3億円、VC不在、主要株主の180日ロックアップ
マイナス要因
- オファリングレシオ28%台で極端に低くない公開株比率
- 生成AI分野における技術進化と競争環境の速さ
- 主力サービスへの依存と解約率・顧客獲得費用の変動
- SaaS関連株の地合い悪化による評価低下
FINANCIALS
業績推移
数値は単独決算に基づきます。
直近3期は売上高と当期純利益が連続して増加し、2025年6月期は売上高1,022百万円、当期純利益246百万円です。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2023年6月期 | 310百万円 | 6百万円 | - |
| 2024年6月期 | 749百万円 | 105百万円 | +141.6% |
| 2025年6月期 | 1,022百万円 | 246百万円 | +36.4% |
業績コメント
売上高は2023年6月期310百万円、2024年6月期749百万円、2025年6月期1,022百万円と急拡大しました。
当期純利益も6百万円、105百万円、246百万円へ伸びており、売上成長と利益率改善が同時に進んでいます。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主には180日のロックアップがかかります。
価格解除条件はなく、上場直後の売却圧力は抑えられています。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| マネーストレージ株式会社 | 1,600,000株 | 35.08% | 180日 |
| 大江 繭子 | 1,335,000株 | 29.27% | 180日 |
| 西田 厚生 | 344,000株 | 7.54% | 180日 |
| 赤松 哲典 | 314,000株 | 6.89% | 180日 |
| 西田 幸子 | 172,000株 | 3.77% | 180日 |
| 古市 直子 | 172,000株 | 3.77% | 180日 |
| 西田 大翔 | 140,000株 | 3.07% | 180日 |
| 西田 美朝 | 140,000株 | 3.07% | 180日 |
| 森下 俊光 | 120,000株 | 2.63% | - |
| 従業員 | 50,000株 | 1.10% | - |
株主構成コメント
マネーストレージと大江繭子氏で約64%を保有し、創業者一族や役員を含む内部株主中心の構成です。
VCは見当たらず、主要株主には価格解除条件のない180日のロックアップが設定されているため、上場直後のファンド売り懸念は小さいと判断できます。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
チャットプラスのIPOは、高成長・高収益のSaaSと小型需給を評価し、前向きに検討しやすい案件です。
チャットボットと生成AIを月額課金で提供し、企業の問い合わせ対応や人手不足に伴う省人化需要を取り込んでいます。
売上高は2023年6月期3.1億円から2025年6月期10.2億円へ伸び、当期純利益も2.5億円まで拡大しました。
仮条件上限1,080円では吸収金額約14.3億円、時価総額約50.2億円となり、上場時の需給は軽めです。
VC不在と主要株主の180日ロックアップは好材料ですが、生成AIの競争激化とSaaS株の地合いには注意が必要です。
申込みは主幹事の丸三証券を中心に、成長率と価格評価のバランス、直前の市場環境を確認して判断したいと考えられます。
丸三証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2026年7月16日
公開価格1,080円に対し、上場初日の7月15日は買い気配のまま売買が成立しませんでした。
上場2日目の7月16日に2,284円で初値を形成し、公開価格比は+111.5%、100株当たりの初値売り利益は120,400円となりました。