IPO DETAIL
株式会社L is B
建設、小売、介護などの現場で使われるビジネスチャット「direct」と、業務効率化アプリ・外部システム連携を提供する会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
建設・小売・介護など、パソコンを常時使わない現場従業員向けに特化している点が特徴です。
売上高は3期で拡大しましたが、2022年12月期も316百万円の最終赤字で、先行投資の回収はこれからです。
BB上限990円では吸収金額約16.6億円、時価総額約49.1億円でした。
創業者側の持分は約47.5%で事業会社株主も多い一方、IIJは保有株を全株売り出します。
テーマ性はありますが、赤字と公開規模を考慮して中立からやや積極寄りに判断します。
野村證券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事の野村證券を最優先に、SBI証券、マネックス証券、岩井コスモ証券、岡三証券、むさし証券などにも申し込みます。
現場DXの成長性と赤字継続を比較します。
主幹事を最優先
主幹事は野村證券です。
配分の中心となるため、最優先で申し込みます。
平幹事も取りこぼさない
SBI証券、岡三証券、岩井コスモ証券、マネックス証券、あかつき証券、水戸証券、東洋証券、むさし証券が参加します。
資金と締切を管理
仮条件上限990円の場合、100株当たりの申込資金は99,000円です。
上限を超えて価格決定される可能性も考え、購入申込時の資金余力を確保します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 野村證券を最優先にする
- BB時点では99,000円を基準に準備する
- 現場DXの成長性を評価する
- IIJの全株売出しとDCIの解除条件を確認する
注意点
- 直近3期は最終赤字
- 開発・営業投資の負担
- IIJの全株売出し
- DCIファンドに1.5倍解除
- 上限超えの価格決定リスク
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2024年3月8日〜3月13日
公開価格決定日: 2024年3月14日
申込期間: 2024年3月15日〜3月21日
上場日: 2024年3月26日
BB申込期間
2024年3月8日〜2024年3月13日BB期間は2024-03-08〜2024-03-13で、仮条件は920〜990円です。
抽選日
2024年3月14日公開価格決定日・抽選結果確認日は2024-03-14です。
購入申込期間
2024年3月15日〜2024年3月21日当選後は2024-03-15〜2024-03-21の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2024年3月26日上場日は2024年3月26日です。
BB時点では約16.6億円の需給、赤字継続、同日上場4社の資金分散を確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社L is B |
|---|---|
| 証券コード | 145A |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | 野村證券 |
| 吸収金額 | 19.9億円 |
| 想定時価総額 | 58.9億円 |
| 総合評価 | A |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 920円 |
|---|---|
| 仮条件 | 920〜990 |
| 公募価格 | 1,188円 |
| 予想初値 | 1,700円 |
| 予想利益 | 7.1万円 |
| 初値 | 1,553円 |
| 初値騰落率 | 30.7% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 建設・小売・介護などの現場業務に特化したビジネスチャット
- 売上高は2020年12月期から2022年12月期まで増加
- 主力サービスは継続課金型
- 創業者側が約47.5%を保有し事業会社株主も多い
マイナス要因
- 直近3期は最終赤字
- BB時点の仮条件上限では吸収金額約16.6億円
- IIJが保有株312,500株を全株売出し
- DCIファンドは90日・公開価格1.5倍で解除
FINANCIALS
業績推移
単独決算です。
売上高は増加していますが、開発・販売体制への先行投資で最終赤字が続いています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2020年12月期 | 601百万円 | -90百万円 | - |
| 2021年12月期 | 771百万円 | -336百万円 | +28.3% |
| 2022年12月期 | 971百万円 | -316百万円 | +25.9% |
業績コメント
売上高の推移を見ると、2020年12月期601百万円から2022年12月期971百万円へ増加しましたが、開発・営業投資により最終赤字が続いています。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要な残存株は90日拘束で、DCIファンドのみ公開価格1.5倍解除です。
IIJは全株売出しのため、残存株の売却制限とは区別します。
VC保有率は低めです。需給面では比較的見やすい水準です。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 株式会社Well Side | 1,524,000株 | 33.43% | 90日 |
| 横井 太輔 | 642,000株 | 14.08% | 90日 |
| 株式会社インターネットイニシアティブ | 312,500株 | 6.86% | - |
| 株式会社チェンジホールディングス | 300,000株 | 6.58% | 90日 |
| DCIベンチャー成長支援投資事業有限責任組合 | 266,700株 | 5.85% | 90日/1.5倍 |
| アズワン株式会社 | 200,000株 | 4.39% | 90日 |
| 浮川 和宣 | 120,000株 | 2.63% | 90日 |
| 株式会社サンロフト | 80,000株 | 1.76% | 90日 |
| 株式会社QTnet | 80,000株 | 1.76% | 90日 |
| 城戸 猛 | 70,000株 | 1.54% | 90日 |
株主構成コメント
Well Sideと横井太輔氏で約47.5%を保有し、チェンジHD、アズワン、QTnetなど事業会社も上位に並びます。
IIJは保有株を全株売り出し、DCIファンドには90日・1.5倍解除があります。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
L is BのIPOは、現場業務に特化したDXの成長余地を評価しつつ、赤字継続と公開規模を確認したい案件と考えられます。
「direct」は建設や小売、介護などの現場で使いやすい情報共有を提供し、周辺アプリとの連携によって日常業務の効率化を支援します。
売上高は2020年12月期601百万円から2022年12月期971百万円へ伸びましたが、開発・営業投資が先行し最終赤字が続いています。
BB時点の仮条件上限990円では吸収金額約16.6億円で、創業者側の持分は厚いものの、極端に軽い需給ではありませんと考えられます。
IIJは保有株を全株売り出し、DCIファンドの残存株は90日・公開価格1.5倍で解除されるため、上昇時の売り圧力に注意が必要です。
申込みは野村證券を優先し、現場DXへの評価と黒字化時期、売出し需要を見比べながら、資金余力の範囲で選別的に判断したいです。
野村證券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2024年3月26日
公開価格1,188円に対して初値は1,553円となり、騰落率は+30.7%、100株当たりの利益は36,500円でした。