IPO DETAIL
アップコン株式会社
硬質発泡ウレタン樹脂を注入し、工場や店舗を稼働させたまま沈下したコンクリート床を短工期で修正する会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
アップコンは、稼働中の施設でも短期間で床沈下を修正できる独自工法と、約3.2億円の小型需給が評価材料です。
一方、業績は大型工事の受注時期に左右され、名証ネクストでは上場後の売買が細くなる可能性があります。
TOKYO PRO Marketからの市場変更である点も通常の未上場IPOとは分けて考える必要があります。
Jトラストグローバル証券を軸に、流動性リスクを許容できる範囲で参加を検討します。
Jトラストグローバル証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のJトラストグローバル証券を優先し、岡三証券やSBI証券などの幹事も確認します。
小型需給だけでなく、名証ネクストの流動性と市場変更案件である点を踏まえて申込可否を判断します。
主幹事を最優先
最初に確認したいのは主幹事のJトラストグローバル証券です。
配分の中心となる見込みです。
平幹事も取りこぼさない
主幹事以外では岡三証券やSBI証券などの配分を確認し、申込可能な幹事へ機会を広げます。
資金と締切を管理
仮条件上限1,280円の場合、100株当たりの申込資金は128,000円です。
証券会社ごとの資金ルールを確認し、申込資金を無理なく配分します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 主幹事のJトラストグローバル証券を最優先に申し込む
- 仮条件上限1,280円で資金を準備する
- ネット対応の幹事証券も確認する
- 購入申込期限を忘れない
注意点
- 市場の地合い悪化時は初値が伸びにくい
- ロックアップ解除条件と売出比率を確認する
- 上場ラッシュの資金分散に注意する
- 購入申込忘れに注意する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2022年12月8日〜12月14日
公開価格決定日: 2022年12月15日
申込期間: 2022年12月16日〜12月21日
上場日: 2022年12月26日
BB申込期間
2022年12月8日〜2022年12月14日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は1160〜1280円です。
抽選日
2022年12月15日公開価格決定日・抽選結果確認日は2022-12-15です。
購入申込期間
2022年12月16日〜2022年12月21日当選後は2022-12-16〜2022-12-21の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2022年12月26日上場日は2022-12-26です。
公開規模、ロックアップ、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | アップコン株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 5075 |
| 市場 | 名証ネクスト |
| 業種 | 建設業 |
| 主幹事 | Jトラストグローバル証券 |
| 吸収金額 | 3.2億円 |
| 想定時価総額 | 17.9億円 |
| 総合評価 | D |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,280円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1160〜1280 |
| 公募価格 | 1,280円 |
| 予想初値 | 1,250円 |
| 予想利益 | -3,000円 |
| 初値 | 1,000円 |
| 初値騰落率 | -21.9% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 仮条件上限ベースの吸収金額は約3.2億円と小さいです
- 工場や店舗を稼働させたまま床沈下を修正できる独自工法があります
- 上位株主は価格解除条件のない180日ロックアップです
- 2023年1月期はBB時点で増収増益予想です
マイナス要因
- 名証ネクスト上場で売買流動性が限られる可能性があります
- TOKYO PRO Marketからの市場変更案件です
- 工事件数や大型案件の受注時期によって業績が変動します
- 事業テーマは堅実ですが短期人気につながる新規性は限定的です
FINANCIALS
業績推移
2020年1月期から2022年1月期までの単体業績を百万円単位で掲載し、BB時点の2023年1月期会社予想を補足しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2020年1月期 | 620百万円 | 22百万円 | - |
| 2021年1月期 | 914百万円 | 181百万円 | +47.4% |
| 2022年1月期 | 673百万円 | 37百万円 | -26.4% |
業績コメント
単体売上高は2020年1月期620百万円、2021年1月期914百万円、2022年1月期673百万円です。
当期純利益は22百万円、181百万円、37百万円で、工事件数により変動しています。
BB時点の2023年1月期会社予想は売上高900百万円、当期純利益98百万円です。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
上位株主のロックアップ期間は主に180日です。
価格による解除条件はありません。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 松藤 展和 | 862,800株 | 66.40% | 180日 |
| アクアプレコン株式会社 | 167,000株 | 12.85% | 180日 |
| 松藤 真弓 | 60,000株 | 4.62% | 180日 |
| 松藤 花梨 | 60,000株 | 4.62% | 180日 |
| 松藤 南輝 | 60,000株 | 4.62% | 180日 |
| 千家 道恵 | 24,000株 | 1.85% | 180日 |
| 飯塚 朋子 | 16,000株 | 1.23% | 180日 |
| 桑田 豪 | 12,000株 | 0.92% | 180日 |
| 江間 哲郎 | 12,000株 | 0.92% | 180日 |
| 川口 宏二 | 10,000株 | 0.77% | 180日 |
株主構成コメント
松藤展和氏が66.4%を保有し、上位10株主すべてに価格解除条件のない180日のロックアップがあります。
ただし、VC不在で短期の大口売却リスクは限定的です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
アップコンのIPOは超小型の公開規模が魅力ですが、名証ネクストの流動性を慎重に見たい案件です。
独自のウレタン注入工法は、工場や店舗を止めずに床沈下を修正できる点で明確な競争力があります。
売上高は年度ごとの工事件数で変動し、2022年1月期は6.7億円、当期純利益は0.4億円でした。
仮条件上限1,280円での吸収金額は約3.2億円、時価総額は約17.9億円と需給は軽い水準です。
上位株主は180日拘束でVCも不在ですが、TOKYO PRO Marketからの移行案件で出来高には注意が必要です。
Jトラストグローバル証券を中心に、小型需給と地方市場の流動性を見比べて限定的に参加したいです。
Jトラストグローバル証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2022年12月26日
公開価格は1,280円、初値は1,000円となり、100株当たりの損益は-28,000円でした。