IPO DETAIL
リニューアブル・ジャパン株式会社
太陽光発電所を中心に、再生可能エネルギー施設の開発、保有、資産管理、運転保守を一体で手掛ける企業です。
SUMMARY
このIPOの結論
リニューアブル・ジャパンは脱炭素政策を追い風に発電所の開発から運営まで収益機会を広げています。
2019年12月期以降の連結売上高は206.0億円から222.8億円へ伸びましたが、利益率や借入負担も確認したい事業です。
仮条件上限では吸収金額約94.6億円、時価総額約511.4億円となり、テーマ性だけでなく機関投資家需要が初値を左右します。
主要株主の多くは180日拘束されますが、関西電力の7.83%にはロックアップがないため、需給面では慎重評価としました。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のSMBC日興証券を申込の中心とし、SBI証券、岡三証券、みずほ証券も併用します。
中大型案件のため、再エネ株の地合いと機関投資家需要を確認して申込額を調整します。
主幹事を最優先
主幹事はSMBC日興証券です。
配分の中心となるため、需要申告と購入申込の期限を優先して確認します。
平幹事も取りこぼさない
幹事はSBI証券、岡三証券、みずほ証券、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券も参加します。
ネット申込に対応する証券会社を補完的に利用します。
資金と締切を管理
仮条件上限1,800円では100株18.0万円が必要です。
同日上場銘柄との資金配分と各社の前受金ルールを確認してください。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- SMBC日興証券を申込の中心にする
- 再エネ関連株の地合いを確認する
- 同日上場銘柄との資金配分を調整する
- 関西電力の無拘束株を確認する
注意点
- 吸収金額約94.6億円の消化力
- 借入金と金利上昇の影響
- 関西電力保有株にロックアップなし
- 再エネ政策や売電制度の変更
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2021年12月7日〜12月13日
公開価格決定日: 2021年12月14日
申込期間: 2021年12月15日〜12月20日
上場日: 2021年12月22日
BB申込期間
2021年12月7日〜2021年12月13日BB期間は2021-12-07〜2021-12-13で、仮条件は1720〜1800円です。
抽選日
2021年12月14日公開価格決定日・抽選結果確認日は2021-12-14です。
購入申込期間
2021年12月15日〜2021年12月20日当選後は2021-12-15〜2021-12-20の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2021年12月22日上場日は2021-12-22です。
公開規模、業績、株主構成、同日上場の影響を確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | リニューアブル・ジャパン株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 9522 |
| 市場 | 東証マザーズ |
| 業種 | 電気・ガス業 |
| 主幹事 | SMBC日興証券 |
| 吸収金額 | 94.6億円 |
| 想定時価総額 | 511.4億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,720円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1720〜1800 |
| 公募価格 | 1,800円 |
| 予想初値 | 1,820円 |
| 予想利益 | 2,000円 |
| 初値 | 1,663円 |
| 初値騰落率 | -7.6% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 再生可能エネルギーと脱炭素の政策テーマ
- 発電所開発から運転保守まで一貫対応
- 連結売上高が拡大
- 戦略事業会社が主要株主
マイナス要因
- 吸収金額約94.6億円の中大型案件
- 借入と金利負担が事業収益に影響
- 関西電力保有株にロックアップなし
- 年末の同日上場による資金分散
FINANCIALS
業績推移
2018年12月期は単独、2019年12月期以降は連結の売上高と親会社株主に帰属する当期純利益を百万円単位で掲載しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2018年12月期(単独) | 7,456百万円 | 607百万円 | - |
| 2019年12月期(連結) | 20,601百万円 | 250百万円 | +176.3% |
| 2020年12月期(連結) | 22,276百万円 | 463百万円 | +8.1% |
業績コメント
2018年12月期の単独売上高は7,456百万円、純利益は607百万円です。
連結移行後は、売上高が2019年12月期20,601百万円から2020年12月期22,276百万円へ伸び、親会社株主に帰属する利益は250百万円から463百万円へ増加しました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主は180日拘束が中心ですが、JAICソーラーには公開価格1.5倍の解除条件があり、関西電力保有株にはロックアップがありません。
VC保有率は低めです。需給面では比較的見やすい水準です。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 株式会社H&Tコーポレーション | 10,640,000株 | 37.87% | 180日 |
| 東急不動産株式会社 | 4,100,000株 | 14.59% | 180日 |
| Shanghai Alliance Financial Services Co., Ltd. | 2,550,000株 | 9.08% | 180日 |
| ENEOS株式会社 | 2,200,000株 | 7.83% | 180日 |
| 関西電力株式会社 | 2,200,000株 | 7.83% | - |
| ヤン パン | 1,146,000株 | 4.08% | 180日 |
| 眞邉 勝仁 | 1,110,000株 | 3.95% | 180日 |
| JAICソーラー投資事業有限責任組合 | 500,000株 | 1.78% | 180日/1.5倍 |
| JA三井リース株式会社 | 250,000株 | 0.89% | 180日 |
| 株式会社あおぞら銀行 | 250,000株 | 0.89% | 180日 |
株主構成コメント
H&Tコーポレーションが37.87%を保有し、東急不動産、ENEOS、関西電力などの戦略株主が続きます。
VC比率は低いものの、関西電力の7.83%にはロックアップがなく、JAICソーラーの1.78%は公開価格1.5倍で解除されます。
BROKERS
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COMMENTARY
詳細・管理人コメント
リニューアブル・ジャパンのIPOは脱炭素テーマを評価できる一方、約94.6億円の公開規模から慎重に判断したい案件です。
太陽光発電所の開発、保有、資産管理、運転保守を一体で担い、稼働後の継続収益も確保する事業モデルです。
業績は2019年12月期の連結売上高206.0億円から2020年12月期222.8億円へ伸び、親会社帰属利益も4.6億円を確保しています。
仮条件上限で時価総額は約511.4億円となり、公開株の消化には再エネ関連への機関投資家需要が必要と考えられます。
主要株主の多くには180日の拘束がありますが、関西電力保有株にロックアップがない点と金利上昇リスクには注意が必要です。
申込みはSMBC日興証券を中心に、仮条件と再エネ株の地合いを確認し、資金を限定して参加する方針が妥当と考えます。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2021年12月22日
公開価格1,800円に対して初値は1,663円となり、騰落率は-7.6%でした。
初値売り損益は100株で-13,700円でした。