IPO DETAIL
BCC株式会社
大手IT企業向けの営業アウトソーシングと、介護・健康分野の市場調査、プロモーション、施設運営支援を展開。
SUMMARY
このIPOの結論
BCCは、IT企業への営業支援とヘルスケア分野の市場開拓支援を組み合わせた小規模企業です。
売上高は3期で8.3億円から10.3億円へ増え、BB時点では純利益の回復を予想していました。
吸収金額約3.9億円の超小型需給を評価しつつ、利益規模とVC約15.35%を確認したい案件です。
SBI証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のSBI証券を最優先とし、みずほ証券、岩井コスモ証券、松井証券も確認します。
超小型需給を評価しつつ、VC株の1.5倍解除を考慮します。
主幹事を最優先
SBI証券が主幹事で割当の中心です。
申込方法と購入期限を確認し、優先して申し込みます。
平幹事も取りこぼさない
正式な引受幹事は8社です。
SBI証券を主幹事に、みずほ証券、岩井コスモ証券、エイチ・エス証券などが参加します。
資金と締切を管理
仮条件上限1,300円の場合、100株あたりの申込資金は130,000円です。
申込資金に加え、証券会社ごとの前受金と資金拘束の扱いも確認が必要です。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- SBI証券を最優先に申し込む
- みずほ証券と松井証券も確認する
- VC株の1.5倍解除を意識する
- 少ない公開株に対して広く申し込む
注意点
- 利益規模の小ささに注意する
- 直近期の減益を確認する
- VC比率約15.35%を織り込む
- 小型株特有の値動きを考慮する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2021年6月18日〜6月24日
公開価格決定日: 2021年6月25日
申込期間: 2021年6月28日〜7月1日
上場日: 2021年7月6日
BB申込期間
2021年6月18日〜2021年6月24日BB期間は2021-06-18〜2021-06-24で、仮条件は1180〜1300円です。
抽選日
2021年6月25日公開価格決定日・抽選結果確認日は2021-06-25です。
購入申込期間
2021年6月28日〜2021年7月1日当選後は2021-06-28〜2021-07-01の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2021年7月6日上場日は2021-07-06です。
公開規模、業績、株主構成、同時期のIPO需給を確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | BCC株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 7376 |
| 市場 | 東証マザーズ |
| 業種 | サービス業 |
| 主幹事 | SBI証券 |
| 吸収金額 | 3.9億円 |
| 想定時価総額 | 13.8億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,210円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1180〜1300 |
| 公募価格 | 1,300円 |
| 予想初値 | 2,350円 |
| 予想利益 | 10.5万円 |
| 初値 | 3,350円 |
| 初値騰落率 | 157.7% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 吸収金額約3.9億円の超小型需給
- IT営業支援とヘルスケアの二本柱
- BB時点では増収増益を予想
- 創業者と社員持株会の保有
マイナス要因
- 直近期は最終減益
- 利益規模が小さい
- VC約15.35%が1.5倍で解除
- 公開株が少なく値動きが大きい
FINANCIALS
業績推移
単独決算の売上高と当期純利益を百万円単位で掲載しています。
BB時点の2021年9月期会社予想は売上高1,134百万円、純利益66百万円でした。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2018年9月期(単体) | 825百万円 | 34百万円 | - |
| 2019年9月期(単体) | 1,004百万円 | 51百万円 | +21.7% |
| 2020年9月期(単体) | 1,031百万円 | 30百万円 | +2.7% |
業績コメント
売上高は2018年9月期825百万円から2020年9月期1,031百万円へ増加しましたが、当期純利益は2019年9月期51百万円から2020年9月期30百万円へ減少しました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
創業者側などには180日、VC3社には90日または公開価格1.5倍のロックアップがあります。
VC保有が一定程度あります。ロックアップ条件を確認しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 伊藤一彦 | 288,000株 | 31.01% | 180日 |
| BCC社員持株会 | 102,300株 | 11.01% | 180日 |
| 伊藤貴子 | 72,000株 | 7.75% | 180日 |
| プラス株式会社 | 60,000株 | 6.46% | 180日 |
| K&Pパートナーズ1号投資事業有限責任組合 | 60,000株 | 6.46% | 90日/1.5倍 |
| 中山保代 | 48,000株 | 5.17% | 180日 |
| みずほ成長支援投資事業有限責任組合 | 45,000株 | 4.85% | 90日/1.5倍 |
| 安原弘之 | 42,600株(うち潜在株式12,000株) | 4.59% | 180日 |
| 岡林靖朗 | 42,600株(うち潜在株式12,000株) | 4.59% | 180日 |
| 荒川弘也 | 40,500株 | 4.36% | 180日 |
| 三生6号投資事業有限責任組合 | 37,500株 | 4.04% | 90日/1.5倍 |
株主構成コメント
伊藤一彦氏を筆頭に、社員持株会、親族、事業会社が並ぶ分散型の構成です。
K&P、みずほ成長支援、三生6号を合わせたVC比率は約15.35%で、各ファンド株は90日または公開価格1.5倍で解除されます。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
BCCのIPOは、約3.9億円の超小型需給を最大の強みとして、利益規模に注意しながら参加したい案件です。
大手IT企業への営業支援を主力に、介護・健康分野の市場調査、販促支援、施設運営受託を組み合わせています。
売上高は2018年9月期8.3億円から2020年9月期10.3億円へ増えましたが、純利益は直前期に30百万円へ減少しました。
時価総額約13.8億円と公開株数は極めて少なく、買いが集中した場合は需給主導で初値が動きやすいと考えられます。
VC3社の合計約15.35%は90日または公開価格1.5倍で解除されるため、上昇時の売り圧力には注意が必要です。
申込みはSBI証券を最優先に、利益回復予想と解除条件を確認しながら幹事へ広く申し込む方針が妥当です。
SBI証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2021年7月6日
公開価格1,300円に対して初値は3,350円となり、100株当たり損益は+205,000円、騰落率は+157.7%でした。