IPO DETAIL
ラクサス・テクノロジーズ株式会社
高級ブランドバッグの定額制シェアリングサービス「Laxus」と、中古ブランドバッグの買取・販売を展開する会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
ブランドバッグを保有資産として循環させるサブスクリプションとリユースを組み合わせ、2024年3月期は連結売上高2,252百万円、純利益432百万円まで伸びました。
仮条件上限281円で吸収金額約24.1億円、100株2万8,100円と参加しやすい一方、親会社ワールドの売出しと親子上場になります。
収益改善と個人需要を評価しつつ、ガバナンス面を確認して参加します。
みずほ証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
みずほ証券を軸に、SBI証券、松井証券、楽天証券へ広げます。
低単価で資金負担は軽いため、親子上場リスクを許容できる範囲で複数口座から当選機会を狙います。
主幹事を最優先
みずほ証券が主幹事です。
公開株配分の中心となるため最優先で申し込みます。
平幹事も取りこぼさない
野村證券、SBI証券、松井証券、楽天証券のほか、極東証券、岩井コスモ証券、東洋証券、ひろぎん証券が参加します。
資金と締切を管理
仮条件上限281円の場合、100株の申込資金は2万8,100円です。
多数のIPOへ同時申込する際も資金を回しやすい水準です。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 低単価と業績改善は個人投資家の参加を集めやすい材料です。一方、ワールドが親会社として残るため、独立性や関連当事者取引も確認します。
注意点
- 潜在株式を普通株の即時売却圧力と誤認しない一方、将来の権利行使による希薄化は意識します。ブランドバッグ在庫の資金負担も見落とさないようにします。
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2024年11月27日〜12月3日
公開価格決定日: 2024年12月4日
申込期間: 2024年12月5日〜12月10日
上場日: 2024年12月13日
BBは11月27日から12月3日、公開価格決定は12月4日、上場は12月13日です。
BB申込期間
2024年11月27日〜2024年12月3日BB期間は2024年11月27日〜12月3日です。
低単価需要と親会社売出しのバランスを確認します。
抽選日
2024年12月4日抽選日は2024年12月4日です。
主幹事のみずほ証券を中心に結果を確認します。
購入申込期間
2024年12月5日〜2024年12月10日購入申込は2024年12月5日〜10日です。
100株の必要資金は最大2万8,100円です。
上場日
2024年12月13日上場日は2024年12月13日です。
単独上場日のため、低単価銘柄へ個人資金が集まるか注目します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | ラクサス・テクノロジーズ株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 288A |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | サービス業 |
| 主幹事 | みずほ証券 |
| 吸収金額 | 24.1億円 |
| 想定時価総額 | 72.1億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 281円 |
|---|---|
| 仮条件 | 272〜281 |
| 公募価格 | 281円 |
| 予想初値 | 390円 |
| 予想利益 | 1.1万円 |
| 初値 | 426円 |
| 初値騰落率 | 51.6% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- ブランドバッグのサブスクとリユースを組み合わせた独自事業
- 2023年3月期に黒字化し2024年3月期も増益
- 吸収金額約24.1億円で極端な需給負担がない
- VC不在で親会社と創業者に180日ロックアップ
マイナス要因
- 親会社ワールドによる売出しを伴う親子上場
- オファリングレシオが比較的高い
- ブランド品相場と在庫評価で利益が変動する
- バッグ取得費用と物流費が資金繰りを圧迫する可能性
FINANCIALS
業績推移
2022年3月期は提出会社単体、2023年3月期と2024年3月期は連結数値です。
従来記載の「直近3期すべて連結」は修正しました。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2022年3月期 | 1,636百万円 | -225百万円 | - |
| 2023年3月期 | 2,007百万円 | 273百万円 | +22.7% |
| 2024年3月期 | 2,252百万円 | 432百万円 | +12.2% |
業績コメント
2022年3月期は提出会社単体、2023年3月期以降は連結です。
売上高は1,636百万円から2,252百万円へ増加し、純損益は225百万円の赤字から432百万円の黒字へ改善しました。
2023年3月期は営業キャッシュ・フローが赤字だった点も確認します。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
ワールド・創業者・主要役員は180日、価格解除なし。
従業員株の多くは潜在株式です。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 株式会社ワールド | 11,943,934株 | 59.30% | 180日 |
| 児玉 昇司 | 7,166,849株 | 35.58% | 180日 |
| 高橋 啓介(全量潜在株式) | 286,400株 | 1.42% | 180日 |
| 竹増 浩司(全量潜在株式) | 165,100株 | 0.82% | 180日 |
| 中尾 聡志(全量潜在株式) | 124,600株 | 0.62% | 180日 |
| 従業員(全量潜在株式) | 147,400株 | 0.73% | - |
| 従業員(全量潜在株式) | 67,400株 | 0.33% | - |
| 従業員(全量潜在株式) | 64,400株 | 0.32% | - |
| 従業員(全量潜在株式) | 53,000株 | 0.26% | - |
| 従業員(全量潜在株式) | 49,600株 | 0.25% | - |
株主構成コメント
ワールド59.30%、児玉昇司氏35.58%で約95%を占めます。
高橋啓介氏以下の役職員・従業員株は全量が潜在株式で、上場時の流通普通株とは異なります。
ワールドは上場後も親会社として残る見込みです。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
ラクサス・テクノロジーズのIPOは、黒字化後の成長と低い投資単価を評価しつつ、親子上場の論点を確認したい案件と考えられます。
高級ブランドバッグの定額シェアリングと中古品の買取・販売を組み合わせ、保有在庫を循環させて収益化する独自性のある事業です。
2024年3月期は連結売上高2,252百万円、純利益432百万円となり、赤字からの収益改善と利益成長が継続している点は評価できます。
吸収金額は約24.1億円に収まり、VC不在と180日ロックアップ、100株2万円台の参加しやすさが初値需給を支えると考えられます。
一方で親会社ワールドの売出しを伴う親子上場であり、ブランド品相場や在庫取得費、物流費による利益率の変動には注意が必要です。
申込みでは主幹事のみずほ証券を軸に、仮条件の割高感と親子上場への市場評価、個人投資家需要を確認して判断したいと考えます。
みずほ証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2024年12月13日
公開価格は281円、初値は426円となり、100株当たりの損益は14,500円でした。