IPO DETAIL
令和アカウンティング・ホールディングス株式会社
上場企業、REIT、SPC、医療法人などの経理実務を受託し、決算・開示、連結会計、M&A関連業務まで継続的に支援する会計コンサルティング会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
決算・開示業務を継続受託するため収益の反復性が高く、2024年3月期は連結売上高4,423百万円、親会社株主に帰属する純利益575百万円まで伸びました。
仮条件上限360円でも吸収金額は約12.4億円、上位株主には価格解除のない180日ロックアップが設定されています。
売出し中心ではあるものの、専門サービスの収益力と締まった需給を評価し、主幹事を軸に前向きに検討します。
大和証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
配分の中心は大和証券です。
申込資金が小さいため、SBI証券や野村證券に加え、完全平等抽選を採用するマネックス証券などにも広げ、当選機会を積み上げます。
主幹事を最優先
大和証券が主幹事で、公開株の配分中心になると見込まれます。
店頭配分とオンライン抽選の双方を利用できる口座は優先度が高いです。
平幹事も取りこぼさない
SBI証券、野村證券、SMBC日興証券、みずほ証券のほか、マネックス証券、楽天証券、松井証券などネット経由の申込先もそろっています。
資金と締切を管理
仮条件上限360円の場合、100株の申込資金は3万6,000円です。
複数証券から申し込んでも資金負担は比較的軽い案件です。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 小型でVC不在という需給面に加え、会計実務の継続受託による収益性を評価します。仮条件が上限で決まるか、機関投資家の需要が弱くないかも確認材料です。
注意点
- 売出し株が公募株を大きく上回る点は見落とせません。また、2022年と2023年以降では単体・連結の範囲が異なるため、見かけの増収率だけで判断しないようにします。
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2024年12月6日〜12月12日
公開価格決定日: 2024年12月13日
申込期間: 2024年12月16日〜12月19日
上場日: 2024年12月23日
BBは12月6日から12日まで。
公開価格決定は12月13日、上場は12月23日の予定で、年末IPOの最終盤に位置します。
BB申込期間
2024年12月6日〜2024年12月12日BB期間は2024年12月6日〜12日です。
小型需給と仮条件上限での需要の積み上がりを確認します。
抽選日
2024年12月13日抽選日は2024年12月13日です。
主幹事の大和証券を中心に各社の結果を確認します。
購入申込期間
2024年12月16日〜2024年12月19日購入申込は2024年12月16日〜19日です。
当選後の必要資金は100株で最大3万6,000円です。
上場日
2024年12月23日上場日は2024年12月23日です。
同日上場銘柄があるため、年末の資金分散を織り込んで評価します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 令和アカウンティング・ホールディングス株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 296A |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | サービス業 |
| 主幹事 | 大和証券 |
| 吸収金額 | 12.4億円 |
| 想定時価総額 | 136.8億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 320円 |
|---|---|
| 仮条件 | 320〜360 |
| 公募価格 | 360円 |
| 予想初値 | 480円 |
| 予想利益 | 1.2万円 |
| 初値 | 521円 |
| 初値騰落率 | 44.7% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 上場企業やREITの決算・開示支援に継続需要がある
- 2024年3月期は連結売上高と純利益がともに拡大
- 吸収金額約12.4億円で需給負担が比較的軽い
- VC不在で上位株主に価格解除のない180日ロックアップ
マイナス要因
- 公募より売出しが大幅に多く既存株主の換金色がある
- 専門性の高い会計人材の採用と定着が成長を左右する
- 会計制度や開示規制の変更へ継続対応する必要がある
- 年末のIPO集中時には投資資金が分散しやすい
FINANCIALS
業績推移
2022年3月期は提出会社単体、2023年3月期と2024年3月期は連結数値です。
会計範囲が異なるため、3期を単純な連続推移として比較しません。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2022年3月期 | 3,066百万円 | 269百万円 | - |
| 2023年3月期 | 3,885百万円 | 327百万円 | +26.7% |
| 2024年3月期 | 4,423百万円 | 575百万円 | +13.8% |
業績コメント
2022年3月期は提出会社単体、2023年3月期以降は連結のため、会計範囲を分けて確認します。
連結売上高は3,885百万円から4,423百万円へ、親会社株主に帰属する純利益は327百万円から575百万円へ増加しており、利益成長が売上の伸びを上回っています。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主は180日ロックアップ、価格解除なし。
VC保有は確認されません。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 須貝 信 | 10,800,000株 | 28.80% | 180日 |
| 株式会社mysky | 2,000,000株 | 5.33% | 180日 |
| 須貝 舞 | 2,000,000株 | 5.33% | 180日 |
| 繁野 径子 | 2,000,000株 | 5.33% | 180日 |
| ヤーマン株式会社 | 1,875,000株 | 5.00% | 180日 |
| 佐々木 明日美 | 1,600,000株 | 4.27% | 180日 |
| 株式会社文芸社 | 1,250,000株 | 3.33% | 180日 |
| 有限会社スコット | 937,500株 | 2.50% | 180日 |
| 株式会社アルタイル | 800,000株 | 2.13% | 180日 |
| 株式会社レグルス | 800,000株 | 2.13% | 180日 |
株主構成コメント
須貝信氏が28.80%を保有し、親族、資産管理会社、取引先企業へ持分が分散しています。
特定ファンドが出口を急ぐ構図ではなく、上位株主が180日間拘束されるため、株主構成は比較的安定しています。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
令和アカウンティング・ホールディングスのIPOは、利益成長と軽めの需給を評価し、やや前向きに検討できる案件と考えられます。
上場企業やREITの決算・開示、連結会計などを実務面から継続支援し、顧客の管理部門を補完する専門性の高い事業で、安定した継続需要があります。
2024年3月期は連結売上高4,423百万円、純利益575百万円となり、利益の伸びが売上成長を上回って収益性も改善しています。
仮条件上限でも吸収金額は約12.4億円に収まり、VC不在と価格解除のない180日ロックアップが上場直後の需給を支えます。
一方で公募より売出しが多く、専門人材の採用難や会計制度変更への対応負担が事業拡大の持続性を左右する点には注意が必要です。
申込みでは主幹事の大和証券を軸に、同時期のIPO件数と仮条件の評価、需要申告の強さを確認し、資金余力の範囲で判断したいです。
大和証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2024年12月23日
公開価格は360円、初値は521円となり、100株当たりの損益は16,100円でした。