IPO DETAIL
株式会社インバウンドテック
24時間365日の多言語コンタクトセンターと、通信・電力など法人向け商材のセールスアウトソーシングを提供します。
SUMMARY
このIPOの結論
インバウンドテックは公開株が少なく、吸収金額約13.5億円の軽い需給と黒字回復を評価できます。
多言語対応は特色ですが、訪日需要の停滞と利益変動、事業会社株の1.5倍解除がリスクです。
主幹事の東海東京証券から選別参加します。
東海東京証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事の東海東京証券を中心に、SBI証券などの幹事も確認します。
小型需給は評価できますが、高単価と訪日需要の不透明さを踏まえて選別します。
主幹事を最優先
東海東京証券が引受株数の9割超を占める主幹事であり、最も有効な申込先です。
平幹事も取りこぼさない
正式な引受幹事は東海東京証券、SBI証券、香川証券、エイチ・エス証券、エース証券、水戸証券の6社です。
資金と締切を管理
仮条件上限5,700円の場合、100株当たりの申込資金は570,000円です。
前受金の有無と資金拘束の時期は証券会社ごとに確認してください。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 東海東京証券を優先する
- SBI証券も利用する
- 高い必要資金を事前に確保する
- 1.5倍解除水準を確認する
注意点
- 訪日需要の回復時期は不透明
- 同日上場で資金が分散する
- 再承認案件である
- 事業会社株の売却余地が大きい
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2020年12月3日〜12月9日
公開価格決定日: 2020年12月10日
申込期間: 2020年12月11日〜12月16日
上場日: 2020年12月18日
BB申込期間
2020年12月3日〜2020年12月9日BB期間は2020-12-03〜2020-12-09です。
仮条件は5200〜5700です。
抽選日
2020年12月10日公開価格決定日・抽選結果確認日は2020-12-10です。
購入申込期間
2020年12月11日〜2020年12月16日購入申込期間は2020-12-11〜2020-12-16です。
証券会社ごとの締切時刻を確認します。
上場日
2020年12月18日上場日は2020-12-18です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社インバウンドテック |
|---|---|
| 証券コード | 7031 |
| 市場 | 東証マザーズ |
| 業種 | サービス業 |
| 主幹事 | 東海東京証券 |
| 吸収金額 | 13.5億円 |
| 想定時価総額 | 48.4億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 5,200円 |
|---|---|
| 仮条件 | 5200〜5700 |
| 公募価格 | 5,700円 |
| 予想初値 | 6,500円 |
| 予想利益 | 8.0万円 |
| 初値 | 7,300円 |
| 初値騰落率 | 28.1% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 公開株数が少ない
- 多言語コンタクトセンターの専門性
- 2020年3月期に利益回復
- 二つの事業で需要を分散
マイナス要因
- 訪日需要の停滞
- 利益変動が大きい
- 多数の事業会社が1.5倍で解除
- 高い申込単価
FINANCIALS
業績推移
目論見書に掲載された直近3期の単独決算を百万円単位に丸めて記載しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2018年3月期 | 2,281百万円 | 104百万円 | - |
| 2019年3月期 | 2,954百万円 | 20百万円 | +29.5% |
| 2020年3月期 | 2,983百万円 | 141百万円 | +1.0% |
業績コメント
売上高は2018年3月期2,281百万円、2019年3月期2,954百万円、2020年3月期2,983百万円で推移しました。
当期純利益は104百万円から20百万円へ減少した後、141百万円へ回復しています。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
経営陣は180日、事業会社・VCは90日が中心です。
上位株主の多くが公開価格1.5倍で解除されます。
VC保有率は低めです。需給面では比較的見やすい水準です。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 株式会社a2media | 154,200株 | 20.99% | 90日/1.5倍 |
| 下大薗 豊 | 101,600株 | 13.83% | 180日 |
| 株式会社グローバルキャスト | 76,500株 | 10.41% | 90日/1.5倍 |
| アイビスAM投資事業組合 | 55,800株 | 7.59% | 90日/1.5倍 |
| 株式会社光通信 | 52,500株 | 7.15% | 90日/1.5倍 |
| 株式会社アクセル | 52,500株 | 7.15% | 90日/1.5倍 |
| 金子 将之 | 36,300株 | 4.94% | 180日 |
| 株式会社ベクトル | 33,000株 | 4.49% | 90日/1.5倍 |
| ソケット株式会社 | 33,000株 | 4.49% | 90日/1.5倍 |
| 東間 大 | 28,800株 | 3.92% | 180日 |
株主構成コメント
a2mediaを筆頭に複数の事業会社が分散保有し、経営陣の保有比率は相対的に低い構成です。
VC比率は約7.6%ですが、事業会社を含む多くの株主が90日・1.5倍解除となります。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
インバウンドテックのIPOは小型需給と黒字業績を評価しつつ、事業環境を見て選別参加したい案件です。
多言語コンタクトセンターと法人向け営業支援を手掛け、訪日関連だけに依存しない収益基盤を持っています。
売上高は2018年3月期22.8億円から2020年3月期29.8億円へ増え、最終利益は1.4億円へ回復しました。
吸収金額は約13.5億円で公開株数も少ない一方、100株の必要資金が高く買い手は限られる可能性があります。
事業会社とVCの多くが90日・公開価格1.5倍で解除されるため、上昇時の売り圧力には注意が必要です。
申込みは引受株数の大半を占める東海東京証券を中心に、訪日需要と市場地合いを確認して判断する方針です。
東海東京証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2020年12月18日
公開価格5,700円に対し初値は7,300円となり、100株当たりの初値売り損益は160,000円でした。