IPO DETAIL
GMOフィナンシャルゲート株式会社
対面決済向けの決済端末、決済処理サービス、入金管理などを加盟店へ提供する会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
GMOフィナンシャルゲートは、キャッシュレス決済の成長市場、端末と処理手数料を組み合わせた収益モデル、連結増収増益が評価材料です。
約13.1億円の公開規模も過度に重くなく、VC解除を考慮しても積極評価としました。
大和証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事の大和証券を優先し、SMBC日興証券、みずほ証券も併用します。
キャッシュレスの成長性を評価しつつ、利益評価と1.5倍解除株を確認します。
主幹事を最優先
主幹事は大和証券です。
配分の中心となるため、抽選方式と購入申込期限を確認して優先します。
平幹事も取りこぼさない
正式な引受幹事は5社です。
SMBC日興証券、みずほ証券、丸三証券、いちよし証券も確認します。
資金と締切を管理
仮条件上限2,540円の場合、100株当たりの申込資金は254,000円です。
各証券会社で前受金ルールと資金拘束のタイミングが異なるため、申込前に確認します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 大和証券を優先する
- SMBC日興証券とみずほ証券も併用する
- 連結増収増益を評価する
- VC株の1.5倍解除を確認する
注意点
- 公開価格ベースの利益評価が高い
- VC株約16.9%が1.5倍で解除
- 親会社への事業依存がある
- 決済市場の競争が激しい
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2020年6月30日〜7月6日
公開価格決定日: 2020年7月7日
申込期間: 2020年7月8日〜7月13日
上場日: 2020年7月15日
BB申込期間
2020年6月30日〜2020年7月6日BB期間は2020-06-30〜2020-07-06です。
仮条件は2420〜2540です。
抽選日
2020年7月7日公開価格決定日・抽選結果確認日は2020-07-07です。
購入申込期間
2020年7月8日〜2020年7月13日購入申込期間は2020-07-08〜2020-07-13です。
証券会社ごとの締切時刻を確認します。
上場日
2020年7月15日上場日は2020-07-15です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | GMOフィナンシャルゲート株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 4051 |
| 市場 | 東証マザーズ |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | 大和証券 |
| 吸収金額 | 13.1億円 |
| 想定時価総額 | 97.4億円 |
| 総合評価 | A |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 2,420円 |
|---|---|
| 仮条件 | 2420〜2540 |
| 公募価格 | 2,540円 |
| 予想初値 | 4,500円 |
| 予想利益 | 19.6万円 |
| 初値 | 6,550円 |
| 初値騰落率 | 157.9% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- キャッシュレス決済市場の拡大
- 決済端末と処理手数料の複合収益
- 連結売上高と純利益が拡大
- 吸収金額約13.1億円
マイナス要因
- 仮条件上限では利益評価が高い
- VC株約16.9%が公開価格1.5倍で解除
- GMOペイメントゲートウェイへの依存
- 決済市場の競争と端末投資負担
FINANCIALS
業績推移
2017年9月期は単独、2018年9月期以降は子会社を含む連結業績です。
端末販売と決済処理手数料の双方が成長しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2017年9月期(単独) | 1,051百万円 | 66百万円 | - |
| 2018年9月期(連結) | 1,617百万円 | 90百万円 | +53.9% |
| 2019年9月期(連結) | 2,379百万円 | 135百万円 | +47.1% |
業績コメント
2017年9月期の単独売上高は1,051百万円、純利益は66百万円です。
連結では2018年9月期が売上高1,617百万円・純利益90百万円、2019年9月期が売上高2,379百万円・純利益135百万円でした。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
親会社GMOペイメントゲートウェイ、髙野明氏、倉田秀喜氏には180日、主要VCなどには90日のロックアップが設定されています。
多くの90日対象株は公開価格の1.5倍で解除されます。
VC保有が一定程度あります。ロックアップ条件を確認しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| GMOペイメントゲートウェイ株式会社 | 2,332,590株 | 60.39% | 180日 |
| 株式会社KMC | 225,000株 | 5.83% | 90日/1.5倍 |
| 三菱UFJキャピタル3号投資事業有限責任組合 | 217,380株 | 5.63% | 90日/1.5倍 |
| 大和ベンチャー1号投資事業有限責任組合 | 189,840株 | 4.92% | 90日/1.5倍 |
| 豊山 慶輔 | 161,490株 | 4.18% | 90日/1.5倍 |
| 髙野 明 | 126,900株(潜在株式88,500株を含む) | 3.29% | 180日 |
| SMBCベンチャーキャピタル1号投資事業有限責任組合 | 105,000株 | 2.72% | 90日/1.5倍 |
| みずほ成長支援投資事業有限責任組合 | 79,110株 | 2.05% | 90日/1.5倍 |
| SMBCベンチャーキャピタル3号投資事業有限責任組合 | 61,080株 | 1.58% | 90日/1.5倍 |
| 倉田 秀喜 | 50,100株(潜在株式13,500株を含む) | 1.30% | 180日 |
株主構成コメント
GMOペイメントゲートウェイが2,332,590株、60.39%を保有し、親会社との事業連携が明確です。
VC株は約16.9%で、多くが90日または公開価格1.5倍で解除されます。
髙野明氏と倉田秀喜氏の株数には新株予約権由来の潜在株式を含みます。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
GMOフィナンシャルゲートのIPOは、キャッシュレス決済の成長性と連結増収増益、約13.1億円の需給から初値上昇を期待しやすい案件です。
対面決済端末の販売に加え、決済処理や入金管理の継続手数料を積み上げるため、ストック収益の拡大が見込めます。
連結売上高は2018年9月期の1,617百万円から2019年9月期の2,379百万円へ、純利益は90百万円から135百万円へ伸びました。
仮条件上限では時価総額約97.4億円となり評価は高めですが、キャッシュレスのテーマ性と公開規模の軽さが需要を支えるでしょう。
GMOペイメントゲートウェイが60.39%を保有する一方、VC株約16.9%の多くは90日または公開価格1.5倍で解除されます。
申込みでは主幹事の大和証券を優先し、評価額と解除株を確認しながらSMBC日興証券やみずほ証券も併用する方針が考えられます。
大和証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2020年7月15日
公開価格2,540円に対し初値は6,550円となり、100株当たりの初値売り損益は401,000円でした。