IPO DETAIL
GVA TECH株式会社
企業法務・法律事務所向けLegalTech SaaS「OLGA」と、中小企業向けのオンライン登記・法務手続支援サービスを開発・提供しています。
SUMMARY
このIPOの結論
吸収金額は約9.0億円で、LegalTechという成長テーマと売上高の急拡大は評価材料です。
一方、2023年12月期も432百万円の純損失で黒字化前の上場となり、識別可能なVC・投資会社等の保有比率は概算約25.5%です。
180日ロックアップ株が多いものの、シグマクシス・インベストメントとINNOVATION HAYATEは対象外で、需給面は慎重に判断します。
みずほ証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
成長テーマと小型規模は魅力ですが、赤字・VC・ロックアップなし株という複数のリスクがあります。
主幹事みずほ証券を軸に、リスク許容度が高い場合に参加を検討します。
主幹事を最優先
主幹事はみずほ証券です。
配分の中心となるため、申込の優先度は最も高くなります。
平幹事も取りこぼさない
マネックス証券、楽天証券、松井証券、SBI証券、岩井コスモ証券、岡三証券、東海東京証券、東洋証券、極東証券、あかつき証券が幹事です。
資金と締切を管理
仮条件上限690円の場合、100株の申込資金は69,000円です。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 申込資金が小さく幹事数も多いため、主幹事とネット証券を組み合わせて抽選機会を広げやすい案件です。
注意点
- 売上成長だけでなく、赤字継続、ロックアップなしの投資会社、潜在株式の希薄化を必ず確認してください。
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2024年12月10日〜12月16日
公開価格決定日: 2024年12月17日
申込期間: 2024年12月18日〜12月23日
上場日: 2024年12月26日
BB申込期間
2024年12月10日〜2024年12月16日BB期間は2024-12-10〜2024-12-16で、仮条件は590〜690円です。
抽選日
2024年12月17日公開価格決定日・抽選結果確認日は2024-12-17です。
購入申込期間
2024年12月18日〜2024年12月23日当選後は2024-12-18〜2024-12-23の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2024年12月26日上場日は2024-12-26です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | GVA TECH株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 298A |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | みずほ証券 |
| 吸収金額 | 9億円 |
| 想定時価総額 | 31.9億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 590円 |
|---|---|
| 仮条件 | 590〜690 |
| 公募価格 | 690円 |
| 予想初値 | 690円 |
| 予想利益 | - |
| 初値 | 700円 |
| 初値騰落率 | 1.4% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- LegalTechと企業法務DXという投資家の関心が高いテーマ
- 売上高が283百万円から728百万円へ大幅増加
- 吸収金額約9.0億円で公開規模が比較的小さい
- 複数のネット証券が幹事となり申込機会が多い
マイナス要因
- 直近3期はいずれも最終赤字で直近期は損失拡大
- VC・投資会社等の保有比率が概算約25.5%
- ロックアップ対象外の投資会社があり上場後の売り圧力
- 潜在株式が多く将来の希薄化リスクがある
FINANCIALS
業績推移
金額は百万円。
直近3期はいずれも単体業績です。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2021年12月期(単体) | 283百万円 | -489百万円 | - |
| 2022年12月期(単体) | 419百万円 | -297百万円 | +48.1% |
| 2023年12月期(単体) | 728百万円 | -432百万円 | +73.7% |
業績コメント
売上高は283百万円、419百万円、728百万円へ拡大していますが、純損失は489百万円、297百万円、432百万円で、直近期は赤字額が再拡大しました。
成長投資と顧客獲得費用を吸収して黒字化できるかが最大の論点です。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
VC比率はDBJ、MS・HAYATE、シグマクシス、INNOVATION HAYATE等の識別可能な投資主体を集計した概算。
潜在株式を含む比率です。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 山本俊 | 1,044,943株(うち潜在株式150,000株) | 23.90% | 180日 |
| DBJキャピタル投資事業有限責任組合 | 573,987株 | 13.12% | 180日 |
| SALESFORCE VENTURES LLC. | 257,400株 | 5.89% | 180日 |
| MS・HAYATE1号投資事業有限責任組合 | 202,842株 | 4.64% | 180日 |
| 株式会社シグマクシス・インベストメント | 193,610株 | 4.43% | - |
| INNOVATION HAYATE V Capital投資事業有限責任組合 | 145,124株 | 3.32% | - |
| BREW株式会社 | 86,394株 | 1.98% | 180日 |
| 株式会社SBI新生銀行 | 77,220株(全量潜在株式) | 1.77% | 180日 |
| 鄭炳吾 | 65,857株 | 1.51% | 180日 |
| TIS株式会社 | 64,350株 | 1.47% | 180日 |
株主構成コメント
VC・投資会社等の概算保有比率は約25.5%です。
山本俊氏の保有株には潜在株式150,000株、SBI新生銀行の77,220株は全量潜在株式であり、普通株式と区別しました。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
GVA TECHのIPOはLegalTechの成長性と小型需給が魅力ですが、赤字と株主構成を慎重に見たい案件と考えられます。
企業法務向けSaaS「OLGA」とオンライン登記支援を展開し、法務手続の効率化や企業内ナレッジの蓄積を幅広く支援しています。
売上高は3期で283百万円から728百万円へ拡大した一方、2023年12月期も432百万円の純損失となり、赤字幅の縮小が課題です。
吸収金額は約9.0億円でテーマ性も高いものの、VC・投資会社等が概算25.5%を保有しており、需給面の確認が必要で、慎重な見極めが欠かせません。
ロックアップ対象外の投資会社や潜在株式も存在するため、黒字化前の資金負担と将来の売り圧力には十分な注意が必要で、上場後も注視したいです。
申込みは主幹事のみずほ証券を中心に、売上成長率と赤字幅、株主需給を総合して、資金余力の範囲で慎重に判断し、過度な資金集中は避けたいです。
みずほ証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2024年12月26日
公開価格は690円、初値は700円となり、100株当たりの損益は1,000円でした。