IPO DETAIL
AnyMind Group株式会社
アジア各国でマーケティング、クリエイター・メディア支援、EC構築、物流管理を共通プラットフォームとして提供する企業です。
SUMMARY
このIPOの結論
AnyMind Groupは、複数のアジア市場で売上を急拡大し、マーケティングからEC・物流までを一体提供できる点が強みです。
一方、直近3期はIFRS連結で最終赤字が続き、時価総額約569.9億円には将来成長が相当程度織り込まれています。
VC・CVC等の保有比率は概算約35.0%で、一部には1.5倍解除条項があります。
みずほ証券を優先し、海外配分の需要が強い場合に限って慎重に参加します。
みずほ証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
共同主幹事のうち、個人向け配分を期待しやすいみずほ証券を優先します。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券、SBI証券、松井証券なども確認し、申込口数は抑えます。
主幹事を最優先
共同主幹事はみずほ証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券です。
個人向け配分を考慮してみずほ証券を優先します。
平幹事も取りこぼさない
正式な引受幹事は9社です。
SBI証券、松井証券などネット申込対応会社も併用します。
資金と締切を管理
仮条件上限1,000円の場合、100株で10.0万円が必要です。
資金負担は軽いものの参加口数を抑えます。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- みずほ証券を優先する
- 海外配分の需要動向を確認する
- 黒字化見通しとファンド株主を重視する
注意点
- 最終赤字が続く
- 時価総額が約569.9億円
- VC・CVC等比率が高い
- 1.5倍解除株がある
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2023年3月13日〜3月17日
公開価格決定日: 2023年3月20日
申込期間: 2023年3月22日〜3月27日
上場日: 2023年3月29日
BB申込期間
2023年3月13日〜2023年3月17日BB期間は2023-03-13〜2023-03-17で、仮条件は970〜1000円です。
抽選日
2023年3月20日公開価格決定日・抽選結果確認日は2023-03-20です。
購入申込期間
2023年3月22日〜2023年3月27日当選後は2023-03-22〜2023-03-27の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2023年3月29日上場日は2023-03-29です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | AnyMind Group株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 5027 |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | みずほ証券;三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
| 吸収金額 | 30.9億円 |
| 想定時価総額 | 569.9億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 970円 |
|---|---|
| 仮条件 | 970〜1000 |
| 公募価格 | 1,000円 |
| 予想初値 | 1,000円 |
| 予想利益 | - |
| 初値 | 1,000円 |
| 初値騰落率 | - |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- アジア各国でマーケティング・EC・物流を一体提供
- IFRS連結売上収益が直近3期で大幅に拡大
- オファリングレシオが低く公開株比率は限定的
- 創業者株には360日の長期ロックアップ
マイナス要因
- 直近3期はIFRS連結で最終赤字
- 仮条件上限ベースの時価総額は約569.9億円
- VC・CVC等の保有比率は概算約35.0%
- 一部ファンドは公開価格1.5倍でロックアップ解除
FINANCIALS
業績推移
IFRS連結の売上収益と親会社の所有者に帰属する当期損益を百万円単位で掲載しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2019年12月期(IFRS連結) | 6,503百万円 | -349百万円 | - |
| 2020年12月期(IFRS連結) | 11,080百万円 | -1,151百万円 | +70.4% |
| 2021年12月期(IFRS連結) | 19,253百万円 | -810百万円 | +73.8% |
業績コメント
IFRS連結売上収益は2019年12月期6,503百万円、2020年12月期11,080百万円、2021年12月期19,253百万円と急拡大しました。
親会社の所有者に帰属する当期損失は349百万円、1,151百万円、810百万円で、BB時点では黒字化に至っていません。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
創業者には360日、主要ファンドには180日のロックアップがあります。
一部ファンドは公開価格1.5倍で解除されます。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 十河宏輔 | 23,400,000株 | 37.22% | 360日 |
| 小堤音彦 | 6,000,000株 | 9.54% | 360日 |
| 株式会社SMBC信託銀行(未来創生2号ファンド) | 4,260,000株 | 6.78% | 180日 |
| JATF VI (Singapore) Pte. Ltd. | 4,171,800株 | 6.64% | 180日/1.5倍 |
| JAFCO Asia Technology Fund VII Pte. Ltd. | 3,023,400株 | 4.81% | 180日/1.5倍 |
| JICベンチャー・グロース・ファンド1号投資事業有限責任組合 | 2,463,100株 | 3.92% | 180日 |
| JPインベストメント1号投資事業有限責任組合 | 1,799,700株 | 2.86% | 180日 |
| 日本グロースキャピタル投資法人 | 1,523,100株 | 2.42% | 180日 |
| 渡邊久憲 | 1,167,600株 | 1.86% | 360日 |
| 大川敬三 | 1,074,600株 | 1.71% | 潜在株式(全量) |
株主構成コメント
十河宏輔氏が37.22%を保有し、創業者側には360日の長期拘束があります。
一方、株主一覧全体から集計したVC・CVC等の比率は概算約35.0%で、一部ファンドには1.5倍解除条項があります。
上場直後と解除後の需給を分けて考える必要があります。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
AnyMind GroupのIPOは、アジアでの高成長を評価できる一方、赤字とファンド株主の多さから慎重に判断したい案件です。
マーケティング、クリエイター支援、EC、物流を共通基盤で提供し、複数のアジア市場を横断して顧客の事業成長を支援しています。
IFRS連結売上収益は2019年12月期の65.0億円から2021年12月期の192.5億円へ急増しましたが、最終赤字が続いています。
仮条件上限1,000円では吸収金額が約30.9億円、時価総額が約569.9億円となり、黒字化前の企業として評価負担は軽くありません。
VC・CVC等の保有比率は概算約35.0%で、一部ファンドには180日または公開価格1.5倍の解除条件があります。
申込みはみずほ証券を中心に、海外需要と黒字化の見通しを確認しながら限定的に参加する方針です。
みずほ証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2023年3月29日
公開価格1,000円に対して初値は1,000円となり、騰落率は0.0%でした。
初値売り損益は100株で0円でした。