IPO DETAIL
株式会社アスマーク
オンライン調査、会場調査、グループインタビュー、デプスインタビューなどを提供し、企業の商品開発やマーケティング判断を支援する調査会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
仮条件上限ベース約13.5億円の小型需給と黒字経営、主要株主の180日拘束はプラスです。
ただし、TOKYO PRO Marketからの市場変更で売出し比率も高いため、初値の上値を過度に期待せず参加したい案件です。
SBI証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のSBI証券を優先し、大和証券、岡三証券、松井証券なども確認します。
小型需給は評価しつつ、TOKYO PRO Marketからの市場変更と高い売出し比率を踏まえ、申込資金を限定します。
主幹事を最優先
主幹事はSBI証券です。
配分の中心となるため最優先に申し込みますが、市場変更案件である点を踏まえて判断します。
平幹事も取りこぼさない
正式な引受幹事は、SBI証券、大和証券、岡三証券、極東証券、松井証券、あかつき証券の6社です。
資金と締切を管理
BB時点の仮条件上限は2,300円で、100株の申込資金は230,000円です。
単価が高いため、他案件との資金重複に注意します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- SBI証券を優先する
- 2,300円上限で230,000円を準備する
- TOKYO PRO Marketからの市場変更を確認する
- 売出し比率と直近期の減益を織り込む
注意点
- 市場変更案件であること
- 売出し中心の構成
- 高いオファリングレシオ
- 直近期の最終減益
- スタンダード市場の流動性
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2023年11月16日〜11月22日
公開価格決定日: 2023年11月24日
申込期間: 2023年11月27日〜11月30日
上場日: 2023年12月4日
BB申込期間
2023年11月16日〜2023年11月22日BB期間は2023-11-16〜2023-11-22で、仮条件は2150〜2300円です。
抽選日
2023年11月24日公開価格決定日・抽選結果確認日は2023-11-24です。
購入申込期間
2023年11月27日〜2023年11月30日当選後は2023-11-27〜2023-11-30の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2023年12月4日上場日は2023-12-04です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社アスマーク |
|---|---|
| 証券コード | 4197 |
| 市場 | 東証スタンダード |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | SBI証券 |
| 吸収金額 | 13.5億円 |
| 想定時価総額 | 25億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 2,300円 |
|---|---|
| 仮条件 | 2150〜2300 |
| 公募価格 | 2,300円 |
| 予想初値 | 2,250円 |
| 予想利益 | -5,000円 |
| 初値 | 2,150円 |
| 初値騰落率 | -6.5% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 仮条件上限ベースで吸収金額が約13.5億円
- 幅広い調査手法を持つ黒字のリサーチ事業
- VC不在で創業家に株式が集中
- 主要株主に価格解除のない180日ロックアップ
マイナス要因
- TOKYO PRO Marketからの市場変更案件
- 公募より売出しが多く換金色が強い
- 2022年11月期は最終利益が前期比で減少
- スタンダード市場で成長期待が限定されやすい
FINANCIALS
業績推移
2020年11月期から2022年11月期まで提出会社単体の数値です。
2020年11月期の赤字から黒字へ転換しましたが、直近期の最終利益は前期を下回りました。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2020年11月期 | 2,561百万円 | -130百万円 | - |
| 2021年11月期 | 3,355百万円 | 196百万円 | +31.0% |
| 2022年11月期 | 3,892百万円 | 179百万円 | +16.0% |
業績コメント
単体売上高は2020年11月期2,561百万円、2021年11月期3,355百万円、2022年11月期3,892百万円と増加しました。
当期純損益は130百万円の赤字から196百万円の黒字へ転換後、2022年11月期は179百万円となりました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
届出書記載の主要株主には180日のロックアップがあり、公開価格による解除条件はありません。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 町田 正一 | 874,900株 | 87.40% | 180日 |
| 株式会社ビデオリサーチ | 50,000株 | 5.00% | 180日 |
| 町田 香織 | 30,000株 | 3.00% | 180日 |
| 株式会社ドゥ・ハウス | 25,000株 | 2.50% | 180日 |
| 木原 康博 | 20,000株 | 2.00% | 180日 |
| 株式会社MAM | 100株 | 0.00% | 180日 |
株主構成コメント
町田正一氏が87.40%を保有し、町田香織氏を含む創業家に株式が集中しています。
ビデオリサーチ、ドゥ・ハウスなど事業会社も株主ですが、主要株主には一律180日の拘束があり、VC株や価格解除条件はありません。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
アスマークのIPOは、小型の公開規模と安定株主を評価できる一方、TOKYO PRO Marketからの市場変更と売出し中心の構成を慎重に見たい案件です。
オンライン調査や会場調査、インタビューなど多様な手法を企業や大学へ提供し、商品開発やマーケティング判断を支援しています。
売上高は3期連続で増加し黒字を維持していますが、2022年11月期の最終利益は前期を下回っており、利益成長の持続性が焦点です。
仮条件上限ベースの吸収金額は約13.5億円と小さめですが、売出し比率が高く、成長資金の調達より株式流動性の向上という色合いがあります。
創業家を中心とする主要株主には価格解除条件のない180日のロックアップが設定され、VC不在も上場直後の需給には安心材料です。
申込みは主幹事のSBI証券を中心に検討し、小型需給を評価しながら、市場変更案件として初値の上値を控えめに見積もる姿勢が妥当です。
SBI証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2023年12月4日
公開価格2,300円に対して初値は2,150円となり、騰落率は-6.5%でした。
初値売り損益は100株で-15,000円でした。