IPO DETAIL
ビートレンド株式会社
小売・外食企業向けに会員管理、スマートフォンアプリ、メール・メッセージ配信を提供し、店舗の顧客接点を支えるCRM企業です。
SUMMARY
このIPOの結論
ビートレンドは、店舗向けCRMとSaaSのテーマ性に加え、仮条件上限で約5.3億円という超小型需給が最大の魅力です。
直近3期は黒字を維持していますが、売上成長は緩やかで利益規模も小さいため、成長性より需給主導で評価する案件と考えられます。
創業者2名の保有比率は約73%と高い一方、USEN-NEXTやオリックス系ファンドの株式にはロックアップがありません。
みずほ証券を中心に、公開株の希少性を重視して前向きに申し込む方針です。
みずほ証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のみずほ証券を最優先とし、マネックス証券や岩井コスモ証券などのネット申込も確認します。
超小型需給を重視しつつ、同日上場銘柄との資金配分を調整します。
主幹事を最優先
みずほ証券は主幹事で割当の中心となるため、最優先で申し込みたい証券会社です。
抽選方式と購入申込期限を確認します。
平幹事も取りこぼさない
正式な引受幹事は6社です。
主幹事への申込を優先し、ネット抽選対応会社も併用します。
資金と締切を管理
仮条件上限2,800円の場合、100株当たりの申込資金は280,000円です。
証券会社ごとの資金ルールを確認し、申込資金を無理なく配分します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 主幹事のみずほ証券を優先する
- 仮条件上限を基準に必要資金を準備する
- ネット抽選対応幹事を併用する
- 購入申込期限を証券会社ごとに確認する
注意点
- 公開規模と同日上場の有無を確認する
- ロックアップロックアップ解除条件を確認する
- 直近の市場地合いにより申込強度を調整する
- 上場後の流動性にも注意する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2020年12月1日〜12月7日
公開価格決定日: 2020年12月8日
申込期間: 2020年12月9日〜12月14日
上場日: 2020年12月17日
BB申込期間
2020年12月1日〜2020年12月7日BB期間は2020-12-01〜2020-12-07です。
仮条件は2680〜2800です。
抽選日
2020年12月8日公開価格決定日・抽選結果確認日は2020-12-08です。
購入申込期間
2020年12月9日〜2020年12月14日購入申込期間は2020-12-09〜2020-12-14です。
証券会社ごとの締切時刻を確認します。
上場日
2020年12月17日上場日は2020-12-17です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | ビートレンド株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 4020 |
| 市場 | 東証マザーズ |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | みずほ証券 |
| 吸収金額 | 5.3億円 |
| 想定時価総額 | 28.8億円 |
| 総合評価 | A |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 2,680円 |
|---|---|
| 仮条件 | 2680〜2800 |
| 公募価格 | 2,800円 |
| 予想初値 | 5,000円 |
| 予想利益 | 22.0万円 |
| 初値 | 1.0万円 |
| 初値騰落率 | 257.5% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 店舗向けCRM・SaaSのテーマ性
- 吸収金額約5.3億円の超小型需給
- 直近3期で最終黒字
- 創業者2名が約73%を保有
マイナス要因
- 売上成長率が緩やか
- 利益規模が小さい
- 一部事業会社・ファンド株にロックアップなし
- 同日上場による資金分散
FINANCIALS
業績推移
目論見書に掲載された直近3期の単独決算を百万円単位に丸めて記載しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2017年12月期 | 608百万円 | 34百万円 | - |
| 2018年12月期 | 636百万円 | 9百万円 | +4.6% |
| 2019年12月期 | 747百万円 | 38百万円 | +17.5% |
業績コメント
売上高の推移を見ると、608百万円、636百万円、747百万円へ増加し、当期純利益は34百万円、9百万円、38百万円で推移しています。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
創業者と一部役職員には180日、富士フイルムには90日のロックアップがあります。
その他の事業会社・ファンド株には拘束がありません。
VC保有率は低めです。需給面では比較的見やすい水準です。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 永山 隆昭 | 521,500株 | 51.25% | 180日 |
| 井上 英昭 | 224,400株 | 22.05% | 180日 |
| 富士フイルム株式会社 | 92,400株 | 9.08% | 90日 |
| 株式会社USEN-NEXT HOLDINGS | 20,000株 | 1.97% | - |
| 投資事業組合オリックス11号 | 20,000株 | 1.97% | - |
| 須山 聖一 | 12,000株 | 1.18% | - |
| 株式会社エスネットワークス | 10,500株 | 1.03% | - |
| 平川 雅隆 | 9,000株 | 0.88% | 180日 |
| 澤田 瑞樹 | 9,000株 | 0.88% | 180日 |
| 佐野 力 | 8,800株 | 0.86% | - |
株主構成コメント
永山隆昭氏と井上英昭氏で約73.3%を保有し、創業者への集中度が高い安定的な株主構成です。
需給面では、VC比率は約2.0%と低いものの、USEN-NEXTやオリックス11号など一部株主にロックアップがない点は確認が必要です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
ビートレンドのIPOは店舗DXのテーマ性と約5.3億円の超小型需給を評価し、積極的な参加を検討したい案件です。
小売・外食企業の会員管理やスマホアプリ、販促配信をクラウドで支え、継続課金収入を積み上げる事業モデルです。
売上高は2017年12月期6.1億円から2019年12月期7.5億円へ伸び、利益は小さいものの直近3期すべてで最終黒字です。
仮条件上限では時価総額約28.8億円、吸収金額約5.3億円となり、公開株の少なさが初値需給を強く支えると考えられます。
創業者2名で約73.3%を保有しますが、USEN-NEXTやオリックス系ファンド株にロックアップがない点には注意が必要です。
申込みはみずほ証券を最優先に、成長率の穏やかさより公開株の希少性を重視し、ネット幹事も併用する方針です。
みずほ証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2020年12月17日
公開価格2,800円に対し初値は10,010円となり、100株当たりの初値売り損益は721,000円でした。