IPO DETAIL
ククレブ・アドバイザーズ株式会社
企業不動産の売買・有効活用を支援するCREアドバイザリーと、AIを活用した不動産情報・業務支援クラウドを提供する会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
CREアドバイザリーと不動産テックを組み合わせ、売上・利益は拡大基調です。
吸収金額は約13.2億円と小型で、仮条件上限950円は想定価格を下回りました。
一方、収益には不動産売買や大型案件の成約時期による変動があります。
コタエル信託の9.19%は全量潜在株式であるため、上場時の普通株需給と将来の希薄化を分けて評価し、主幹事中心に参加します。
みずほ証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
配分の大半を占めるみずほ証券を最優先に、楽天証券の抽選枠も利用します。
小型需給は評価しつつ、不動産案件の収益変動と公開株比率の高さを踏まえて参加します。
主幹事を最優先
みずほ証券が主幹事で割当の大半を占めるため、最優先で申し込みます。
平幹事も取りこぼさない
幹事はみずほ証券、楽天証券、水戸証券、極東証券の4社です。
ネット申込みでは楽天証券が補完候補になります。
資金と締切を管理
仮条件上限950円の場合、100株当たりの申込資金は95,000円です。
前受金の有無と資金拘束の時期は証券会社ごとに確認してください。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- みずほ証券を最優先にする
- 9.5万円以上を準備する
- 楽天証券も申し込む
- 単体・連結の会計範囲を確認する
- 潜在株式と普通株を区別する
注意点
- 公開株比率が約33.9%
- 大型不動産案件の成約時期で利益が変動する
- 少人数の専門人材に依存する
- 金利・不動産市況の影響を受ける
- 潜在株式346,300株が存在する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2024年11月12日〜11月18日
公開価格決定日: 2024年11月19日
申込期間: 2024年11月20日〜11月25日
上場日: 2024年11月28日
BB申込期間
2024年11月12日〜2024年11月18日BB期間は2024-11-12〜2024-11-18で、仮条件は890〜950円です。
抽選日
2024年11月19日公開価格決定日・抽選結果確認日は2024-11-19です。
購入申込期間
2024年11月20日〜2024年11月25日当選後は2024-11-20〜2024-11-25の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2024年11月28日上場日は2024-11-28です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | ククレブ・アドバイザーズ株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 276A |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 不動産業 |
| 主幹事 | みずほ証券 |
| 吸収金額 | 13.2億円 |
| 想定時価総額 | 39億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,050円 |
|---|---|
| 仮条件 | 890〜950 |
| 公募価格 | 950円 |
| 予想初値 | 1,200円 |
| 予想利益 | 2.5万円 |
| 初値 | 1,250円 |
| 初値騰落率 | 31.6% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- CREアドバイザリーと不動産テックを組み合わせた事業
- 直近の連結売上高と純利益が拡大
- 吸収金額約13.2億円の小型案件
- 仮条件上限が想定価格を下回る設定
マイナス要因
- 公開株比率約33.9%で売出し負担を意識
- 大型不動産案件の成約時期で業績が変動
- 金利や企業不動産市況の影響を受ける
- 少人数の専門人材と潜在株式に注意
FINANCIALS
業績推移
2021年8月期は単体、2022年8月期以降は連結です。
連結ベースでは売上高・純利益とも増加しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2021年8月期 | 418百万円 | 102百万円 | - |
| 2022年8月期 | 516百万円 | 99百万円 | +23.4% |
| 2023年8月期 | 704百万円 | 163百万円 | +36.4% |
業績コメント
2021年8月期は単体、2022年8月期以降は連結です。
連結売上高は515百万円から703百万円、親会社株主に帰属する純利益は98百万円から163百万円へ増加しました。
単体と連結を同じ条件の3期推移として扱わないよう整理しました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要な普通株主には180日のロックアップがあります。
コタエル信託の346,300株は全量潜在株式で、継続保有予定として区別します。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 宮寺 之裕 | 1,868,000株 | 49.56% | 180日 |
| 株式会社フィールド・パートナーズ | 784,091株 | 20.80% | 180日 |
| コタエル信託株式会社 | 346,300株(全量潜在株式) | 9.19% | 継続保有予定 |
| エムエル・エステート株式会社 | 181,819株 | 4.82% | 180日 |
| 合同会社ステルラ | 160,000株 | 4.24% | 180日 |
| 株式会社シーアールイー | 90,000株 | 2.39% | 180日 |
| 合同会社ティー・エム・ティー | 77,271株 | 2.05% | 180日 |
| 白土 秀樹 | 49,091株 | 1.30% | 180日 |
| 東金 陽子 | 40,000株 | 1.06% | 180日 |
| 鏑木 範久 | 40,000株 | 1.06% | 180日 |
株主構成コメント
宮寺之裕氏が49.56%、フィールド・パートナーズが20.80%を保有し、経営者・戦略株主中心です。
コタエル信託の9.19%は全量潜在株式であり、VCの普通株保有と同様の即時売却リスクとして扱うのは適切ではありません。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
ククレブ・アドバイザーズのIPOは、小型需給と成長性を評価しやすい一方、案件収益の変動には十分注意したい案件と考えられます。
企業不動産の売買や有効活用を支援するCREアドバイザリーと、AIを活用した不動産業務クラウドを組み合わせて提供しています。
2023年8月期の連結売上高は704百万円、純利益は163百万円となり、直近では売上と利益の双方が着実に拡大しています。
仮条件上限950円での吸収金額は約13.2億円、上場時時価総額は約39.0億円で、需給面では評価しやすい水準と考えられます。
一方で公開株比率は約33.9%と低くなく、大型案件の成約時期や金利、不動産市況によって利益が振れやすい点には注意が必要です。
申込みはみずほ証券を軸に、小型需給を評価しながら、ストック収益の成長と大型案件への依存度を確認して判断するのが適切です。
みずほ証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2024年11月28日
公開価格は950円、初値は1,250円となり、100株当たりの損益は30,000円でした。