IPO DETAIL
株式会社AlbaLink
再建築不可、共有持分、事故物件など流動性の低い不動産を買い取り、権利関係や物件状態を整理して再販するほか、所有者向けの相談・コンサルティングを行います。
TOKYO PRO Marketからグロース市場へ移行する案件です。
SUMMARY
このIPOの結論
訳あり不動産に特化した仕入れ・権利調整のノウハウと、直近の高い成長率を評価します。
吸収金額約25.7億円は小さすぎませんが、時価総額約106.4億円とのバランスは許容範囲です。
TOKYO PRO Marketからの市場変更であること、売出株が中心であることは通常の新規上場と区別して見る必要があります。
河田氏は180日、内木場氏は90日拘束で価格解除条件はなく、野村證券を優先して前向きに検討します。
野村證券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
野村證券を最優先に、SMBC日興証券や三菱UFJモルガン・スタンレー証券も利用します。
高成長を評価しつつ、市場変更案件・売出し中心・不動産在庫の3点を確認します。
主幹事を最優先
配分面では野村證券が中心です。
主幹事として優先的に申し込みます。
平幹事も取りこぼさない
幹事証券の配分は小口になりやすいため、ネット抽選に対応する証券会社を広く併用します。
資金と締切を管理
仮条件上限1,300円の場合、100株あたりの申込資金は130,000円です。
申込資金に加え、証券会社ごとの前受金と資金拘束の扱いも確認が必要です。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 主幹事の野村證券を最優先に申し込む
- 仮条件上限1,300円で資金を準備する
- ネット対応の幹事証券も確認する
- 当選後の購入申込期限を忘れない
注意点
- TOKYO PRO Marketからの市場変更である
- 売出株が多い
- 不動産在庫と借入負担が拡大しやすい
- 物件の権利調整期間により業績が振れやすい
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2025年11月28日〜12月3日
公開価格決定日: 2025年12月4日
申込期間: 2025年12月5日〜12月10日
上場日: 2025年12月15日
BB申込期間
2025年11月28日〜2025年12月3日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は1200〜1300円です。
抽選日
2025年12月4日公開価格決定日・抽選結果確認日は2025年12月4日です。
購入申込期間
2025年12月5日〜2025年12月10日当選後は2025年12月5日〜2025年12月10日の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2025年12月15日上場日は2025年12月15日です。
公開規模、ロックアップ、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社AlbaLink |
|---|---|
| 証券コード | 5537 |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 不動産業 |
| 主幹事 | 野村證券 |
| 吸収金額 | 25.7億円 |
| 想定時価総額 | 106.4億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,060円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1200〜1300 |
| 公募価格 | 1,300円 |
| 予想初値 | 1,900円 |
| 予想利益 | 6.0万円 |
| 初値 | 1,850円 |
| 初値騰落率 | 42.3% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 共有持分や再建築不可など流動性の低い不動産に専門性があります
- 売上高と当期純利益が直近3期で大きく増加しています
- 空き家や相続不動産の増加という社会課題に対応しています
- 主要株主には価格解除条件のない90日または180日のロックアップがあります
マイナス要因
- TOKYO PRO Marketからの市場変更で完全な新規上場ではありません
- 公募株数に対して売出株数が多く既存株主の換金色があります
- 仕入れ拡大に伴って在庫不動産と借入金が増加しやすい事業です
- 権利調整の長期化や不動産市況の悪化で利益率が変動します
FINANCIALS
業績推移
直近3期の単体売上高と当期純利益を掲載しています。
買取再販業のため、在庫不動産と営業キャッシュ・フローも重要です。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2022年12月期 | 1,339百万円 | 104百万円 | - |
| 2023年12月期 | 2,995百万円 | 283百万円 | +123.7% |
| 2024年12月期 | 5,440百万円 | 378百万円 | +81.6% |
業績コメント
売上高は1,339百万円、2,995百万円、5,440百万円、当期純利益は104百万円、283百万円、378百万円と増加しました。
急成長している一方、買取再販業では在庫回転と営業キャッシュ・フローも併せて確認する必要があります。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
河田憲二氏は180日、内木場隼氏は90日、その他主要株主は主に180日拘束で、価格解除条件はありません。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 河田憲二 | 6,272,800株 | 77.13% | 180日 |
| 内木場隼 | 1,480,000株 | 18.20% | 90日 |
| 井口亮 | 86,000株 | 1.06% | 180日 |
| 上総尚吾 | 82,000株 | 1.01% | 180日 |
| 行田耕介 | 80,000株 | 0.98% | 180日 |
| 仲川周 | 38,800株 | 0.48% | 180日 |
| 大友裕樹 | 8,800株 | 0.11% | 180日 |
| 小野瀬晃祐 | 8,800株 | 0.11% | 180日 |
| 原正行 | 8,800株 | 0.11% | 180日 |
| 原裕太郎 | 8,800株 | 0.11% | 180日 |
株主構成コメント
河田憲二氏77.13%、内木場隼氏18.20%で、上位2名が約95.3%を保有します。
行田耕介氏は80,000株・0.98%、仲川周氏は38,800株・0.48%が正しく、旧データの株数を訂正しました。
VC不在ですが、IPOで既存株主の売出しが進みます。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
AlbaLinkのIPOは、高い業績成長を評価しつつ、売出し中心の市場変更案件として確認したいです。
共有持分や再建築不可など、一般の不動産会社が扱いにくい物件の買取再販に専門性があります。
売上高は2022年12月期の13.4億円から2024年12月期の54.4億円へ伸び、最終利益も増加しました。
仮条件上限での吸収金額は約25.7億円、時価総額は約106.4億円で、成長率とのバランスは悪くありません。
一方でTOKYO PRO Marketからの市場変更であり、売出株の多さや在庫と借入金の増加には注意が必要です。
物件の在庫回転と不動産市況を確認し、野村證券を中心にやや前向きな参加を検討したいです。
野村證券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2025年12月15日
公開価格1,300円に対して初値は1,850円となり、公開価格比は42.3%上昇しました。
100株当たりの利益は55,000円です。