IPO DETAIL
Chordia Therapeutics株式会社
RNA制御の異常に着目した抗がん薬候補を研究開発し、臨床試験を進めたうえで製薬会社への導出、一時金、マイルストーン、ロイヤルティ収入を目指す創薬企業です。
SUMMARY
このIPOの結論
がん創薬のテーマ性、100株15,300円の低単価、公募中心の資金調達は魅力です。
一方、契約一時金で業績が変動し、VC比率は約59.8%、臨床試験と追加調達の不確実性も大きいため慎重参加とします。
SBI証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
SBI証券を最優先とし、松井証券、楽天証券、岩井コスモ証券、岡三証券などにも申し込みます。
低単価でもバイオリスクは変わらないため、購入数量を抑えて参加します。
主幹事を最優先
SBI証券が主幹事で配分の中心です。
最優先で申し込みます。
平幹事も取りこぼさない
松井証券、楽天証券、岩井コスモ証券、岡三証券、みずほ証券、野村證券など幅広い幹事を利用します。
資金と締切を管理
仮条件上限153円では100株当たり15,300円が必要です。
複数単元を取得しやすい価格ですが、臨床開発リスクを踏まえて購入上限を設定します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- SBI証券を優先する
- 15,300円単位で購入上限を決める
- 主要パイプラインの臨床段階を確認する
- 90日後のVC売却を意識する
注意点
- 臨床試験失敗の可能性
- 収益が契約一時金に依存
- VC保有比率が高い
- 研究開発資金の消費
- 将来の増資・希薄化
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2024年5月30日〜6月5日
公開価格決定日: 2024年6月6日
申込期間: 2024年6月7日〜6月12日
上場日: 2024年6月14日
BB申込期間
2024年5月30日〜2024年6月5日BB期間は2024-05-30〜2024-06-05で、仮条件は143〜153円です。
抽選日
2024年6月6日公開価格決定日・抽選結果確認日は2024-06-06です。
購入申込期間
2024年6月7日〜2024年6月12日当選後は2024-06-07〜2024-06-12の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2024年6月14日上場日は2024-06-14です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | Chordia Therapeutics株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 190A |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 医薬品 |
| 主幹事 | SBI証券 |
| 吸収金額 | 16億円 |
| 想定時価総額 | 100.3億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 153円 |
|---|---|
| 仮条件 | 143〜153 |
| 公募価格 | 153円 |
| 予想初値 | 210円 |
| 予想利益 | 5,700円 |
| 初値 | 255円 |
| 初値騰落率 | 66.7% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- がん領域の創薬テーマ
- 公募中心で研究開発資金を調達
- 100株1万5,300円の低単価
- 武田薬品工業が筆頭株主で価格解除条件なし
マイナス要因
- 臨床試験の成否リスク
- 契約収入の有無で業績が大幅変動
- VC・投資ファンド比率は約59.8%
- 追加増資による希薄化の可能性
FINANCIALS
業績推移
単体決算です。
2023年8月期の黒字は契約一時金等の計上によるもので、継続的な製品販売収益ではありません。
研究開発費と契約進捗によって年度損益が大きく変動します。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2021年8月期 | 800百万円 | -527百万円 | - |
| 2023年8月期 | 2,500百万円 | 223百万円 | +212.5% |
業績コメント
2021年8月期は売上高800百万円・最終損失527百万円、2022年8月期は売上計上なし・最終損失1,779百万円でした。
2023年8月期は契約収入により売上高2,500百万円、最終利益223百万円となっています。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要VC・事業会社は90日、三宅洋氏は360日で、価格による解除条件はありません。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 武田薬品工業株式会社 | 9,453,400株 | 14.71% | 90日 |
| イノベーション京都2016投資事業有限責任組合 | 7,954,800株 | 12.38% | 90日 |
| New Life Science 1号投資事業有限責任組合 | 6,598,600株 | 10.27% | 90日 |
| 日本グロースキャピタル投資法人 | 5,052,800株 | 7.86% | 90日 |
| ジャフコSV5共有投資事業有限責任組合 | 4,615,600株 | 7.18% | 90日 |
| MEDIPAL Innovation投資事業有限責任組合 | 4,210,800株 | 6.55% | 90日 |
| 三菱UFJライフサイエンス1号投資事業有限責任組合 | 3,977,200株 | 6.19% | 90日 |
| 三宅 洋 | 3,930,000株 | 6.12% | 360日 |
| 協創プラットフォーム開発1号投資事業有限責任組合 | 3,368,600株 | 5.24% | 90日 |
| 京大ベンチャーNVCC2号投資事業有限責任組合 | 2,660,600株 | 4.14% | 90日 |
株主構成コメント
武田薬品工業が14.71%で筆頭株主ですが、京都大学系、New Life Science、ジャフコなどVC・投資ファンドが広く保有し、概算比率は59.8%です。
90日経過後は価格条件なしで売却可能となるため、中期需給では解除日を意識する必要があります。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
Chordia TherapeuticsのIPOはがん創薬のテーマ性と低単価が注目される一方、臨床開発リスクを重く見たいバイオ案件です。
RNA制御の異常を標的とする抗がん薬候補を開発し、製薬会社への導出による契約一時金、マイルストーン、ロイヤルティを目指しています。
2023年8月期は契約収入により売上高2,500百万円、最終利益223百万円となりましたが、製品販売による継続収益ではありません。
吸収金額は約16.0億円、想定時価総額は約100.3億円で、公募中心に研究開発資金を調達する構成となり、資金使途は明確です。
VC・投資ファンド比率は約59.8%で価格解除条件はありませんが、臨床試験の成否、将来の売却、追加増資には注意が必要です。
申込みはSBI証券を中心に、低単価だけで数量を増やさず、臨床段階と資金消費、提携進捗を見て慎重に参加を判断する方針です。
SBI証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2024年6月14日
公開価格153円に対して初値は255円となり、公開価格比66.7%上昇しました。
100株当たりの初値売却益は10,200円です。