IPO DETAIL
ダイワ通信株式会社
モバイル端末販売を安定収益源とし、防犯・監視カメラシステムの販売、施工、保守を成長領域として展開します。
SUMMARY
このIPOの結論
モバイル販売の収益基盤と、防犯・監視カメラ市場の拡大余地は評価できます。
一方、2022年3月期は連結売上高と最終利益が前期から大きく減少し、公開株は全て売出しです。
吸収金額約13.9億円は極端に重くないものの、スタンダード市場では価格の割安感が必要です。
主幹事のみずほ証券を優先し、慎重に参加を判断します。
みずほ証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のみずほ証券を優先し、野村證券、大和証券、今村証券、SBI証券も確認します。
全株売出しと2022年3月期の減収減益を踏まえ、申込額を抑えます。
主幹事を最優先
主幹事はみずほ証券です。
配分の中心となるため優先し、需要状況を確認します。
平幹事も取りこぼさない
野村證券、大和証券、今村証券、SBI証券にも申し込み、各社の抽選・配分機会を活用します。
資金と締切を管理
仮条件上限1,700円の場合、100株当たりの申込資金は170,000円です。
証券会社ごとの資金ルールを確認し、申込資金を無理なく配分します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- みずほ証券を最優先に申し込む
- 仮条件上限1,700円で資金を準備する
- 全株売出しの需給を確認する
- 連結業績の反動減を織り込む
注意点
- 公開株が全て売出し
- 2022年3月期は大幅な減収減益
- スタンダード市場でテーマ性が限定的
- 通信・機器仕入れ環境の影響を受ける
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2022年12月9日〜12月15日
公開価格決定日: 2022年12月16日
申込期間: 2022年12月19日〜12月22日
上場日: 2022年12月26日
BB申込期間
2022年12月9日〜2022年12月15日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は1600〜1700円です。
抽選日
2022年12月16日公開価格決定日・抽選結果確認日は2022-12-16です。
購入申込期間
2022年12月19日〜2022年12月22日当選後は2022-12-19〜2022-12-22の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2022年12月26日上場日は2022-12-26です。
公開規模、ロックアップ、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | ダイワ通信株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 7116 |
| 市場 | 東証スタンダード |
| 業種 | 卸売業 |
| 主幹事 | みずほ証券 |
| 吸収金額 | 13.9億円 |
| 想定時価総額 | 46億円 |
| 総合評価 | D |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,600円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1600〜1700 |
| 公募価格 | 1,700円 |
| 予想初値 | 1,650円 |
| 予想利益 | -5,000円 |
| 初値 | 1,620円 |
| 初値騰落率 | -4.7% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- モバイル販売と防犯カメラの二つの事業基盤を持つ
- 防犯・監視需要の拡大余地がある
- 仮条件上限ベースの時価総額は約46.0億円
- 主要株主には価格解除のない180日ロックアップがある
マイナス要因
- 公開株は全て既存株主による売出し
- 2022年3月期は連結売上高と最終利益が大きく減少した
- 吸収金額は約13.9億円でスタンダード案件として軽くない
- 通信キャリア政策と機器仕入れ環境の影響を受ける
FINANCIALS
業績推移
2020年3月期は単体、2021年3月期以降は連結業績です。
会計範囲の違いに注意して比較します。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2020年3月期(単体) | 2,937百万円 | 99百万円 | - |
| 2021年3月期(連結) | 6,740百万円 | 1,404百万円 | +129.5% |
| 2022年3月期(連結) | 4,791百万円 | 394百万円 | -28.9% |
業績コメント
2020年3月期は単体売上高2,937百万円・最終利益99百万円です。
連結では2021年3月期が売上高6,740百万円・最終利益1,404百万円、2022年3月期が売上高4,791百万円・最終利益394百万円でした。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主には180日のロックアップがあり、価格解除条件はありません。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| IWAMOTOアセットマネジメント株式会社 | 1,381,000株 | 51.02% | 180日 |
| 岩本 秀成 | 1,120,000株 | 41.37% | 180日 |
| 前田 憲司 | 120,000株 | 4.43% | 180日 |
| 隈田 佳孝 | 66,000株 | 2.44% | 180日 |
| 多賀 勝用 | 20,000株 | 0.74% | 180日 |
株主構成コメント
IWAMOTOアセットマネジメントと岩本秀成氏で92%超を保有する創業者側への集中度が高い構成です。
今回の公開株は全て売出しですが、上場後に残る主要株主には180日の拘束があります。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
ダイワ通信のIPOは、防犯カメラの成長余地がある一方、全株売出しと業績変動から慎重に見たい案件です。
モバイル端末販売を基盤に、監視カメラの販売・施工・保守を法人や自治体向けに展開しています。
連結売上高は2021年3月期67.4億円から2022年3月期47.9億円へ減少し、最終利益も14.0億円から3.9億円へ低下しました。
仮条件上限1,700円では吸収金額約13.9億円、時価総額約46.0億円で、スタンダード案件として割安感が重要です。
公開株は全て既存株主の売出しですが、主要株主には価格解除のない180日のロックアップがあります。
みずほ証券を中心に、業績の反動減と売出し需給を確認し、無理に資金を振り向けず参加を判断したいIPOです。
みずほ証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2022年12月26日
公開価格は1,700円、初値は1,620円となり、100株当たりの損益は-8,000円でした。