IPO DETAIL
エブレン株式会社
産業用コンピューターや電子機器の受託設計・製造を手掛け、IoT・AIのエッジ領域にも対応する会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
産業用コンピューターの受託設計・製造という専門性、安定した黒字、VC不在、約4.2億円の小型需給が評価材料です。
野村證券を中心に参加を検討しやすい案件です。
野村證券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
野村證券を最優先とし、いちよし証券とマネックス証券を補完的に利用します。
VC不在と小型需給を重視する方針です。
主幹事を最優先
野村證券が主幹事で、配分面から最も有効な申込先です。
平幹事も取りこぼさない
いちよし証券とマネックス証券は配分が限られるものの、資金余力があれば併用します。
資金と締切を管理
仮条件上限では1単元13.5万円が必要で、標準的なIPO申込資金の範囲です。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 小型でVC不在のため、主幹事を軸に抽選機会を確保します。
注意点
- 売上高は設備投資需要の影響を受けるため、直近の受注環境と顧客業界の景況感には注意が必要です。
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2020年6月11日〜6月17日
公開価格決定日: 2020年6月18日
申込期間: 2020年6月19日〜6月24日
上場日: 2020年6月29日
BB申込期間
2020年6月11日〜2020年6月17日BB期間は2020-06-11〜2020-06-17です。
仮条件は1200〜1350です。
抽選日
2020年6月18日公開価格決定日・抽選結果確認日は2020-06-18です。
購入申込期間
2020年6月19日〜2020年6月24日購入申込期間は2020-06-19〜2020-06-24です。
証券会社ごとの締切時刻を確認します。
上場日
2020年6月29日上場日は2020-06-29です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | エブレン株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 6599 |
| 市場 | JASDAQスタンダード |
| 業種 | 電気機器 |
| 主幹事 | 野村證券 |
| 吸収金額 | 4.2億円 |
| 想定時価総額 | 20.7億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,050円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1200〜1350 |
| 公募価格 | 1,350円 |
| 予想初値 | 1,890円 |
| 予想利益 | 5.4万円 |
| 初値 | 5,000円 |
| 初値騰落率 | 270.4% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 産業用コンピューターの高い専門性
- 連結最終利益が安定
- 吸収金額約4.2億円の小型需給
- VC不在で価格解除条件もない
マイナス要因
- 売上高は直近期に減少
- 顧客業界の設備投資に業績が左右される
- JASDAQスタンダード上場
- 公開株数が少なく当選難度が高い
FINANCIALS
業績推移
2017年3月期は単独、2018年3月期以降は子会社を含む連結数値です。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2017年3月期(単独) | 2,711百万円 | 147百万円 | - |
| 2018年3月期(連結) | 3,604百万円 | 255百万円 | +32.9% |
| 2019年3月期(連結) | 3,309百万円 | 261百万円 | -8.2% |
業績コメント
2017年3月期は単独、2018年3月期以降は連結数値です。
売上高は36.0億円から33.1億円へ減少したものの、最終利益は2.5億円台を維持しています。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
上位株主には90日または180日のロックアップがあり、価格による解除条件はありません。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 上村正人 | 641,100株 | 46.93% | 90日 |
| カーム有限会社 | 250,000株 | 18.30% | 90日 |
| 熊谷尚登 | 77,000株 | 5.64% | 90日 |
| 小林寛子 | 60,000株 | 4.39% | 90日 |
| 髙橋武志 | 50,000株 | 3.66% | 90日 |
| 藤野正美 | 45,000株 | 3.29% | 90日 |
| エブレン社員持株会 | 40,200株 | 2.94% | 180日 |
| 菊水電子工業株式会社 | 30,000株 | 2.20% | 90日 |
| 上村和人 | 23,500株 | 1.72% | 90日 |
| 上村宏子 | 23,500株 | 1.72% | 90日 |
株主構成コメント
上村正人氏とカーム有限会社で約65.2%を保有し、創業家・経営関係者を中心とする安定した株主構成です。
一方、VC保有はなく、上位株主には90日または180日の価格解除条件のないロックアップが設定されています。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
エブレンのIPOは、安定黒字の産業用コンピューター企業に約4.2億円の小型需給が加わり、初値には堅調な需要が期待されます。
顧客仕様に応じた電子機器の設計から製造、検証までを担い、社会インフラや半導体装置など幅広い用途に対応しています。
2018年3月期と2019年3月期の連結最終利益はともに2.5億円台で、売上変動がある中でも利益水準は安定しています。
公開規模は時価総額約20.7億円、吸収金額約4.2億円と軽く、VC不在の株主構成も需給を支える要因と考えられます。
創業家を中心とする上位株主には90日または180日のロックアップがあり、価格による早期解除条件も設定されていません。
申込みは公開株の配分が集中する野村證券を中心に、いちよし証券とマネックス証券も利用して前向きに検討する方針です。
野村證券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2020年6月29日
公開価格1,350円に対し初値は5,000円となり、100株当たりの初値売り損益は365,000円でした。