IPO DETAIL

株式会社KOKUSAI ELECTRIC

証券コード:6525 東証プライム 電気機器 総合評価 C

半導体の成膜工程に用いる製造装置を開発・製造し、世界の半導体メーカーへ販売するとともに保守・サービスを提供する企業です。

初値期待度 48 /100
想定利益 1,000円

SUMMARY

このIPOの結論

総合評価 C
予想初値 1,850円
予想利益 1,000円
主幹事 野村證券;SMBC日興証券

半導体成膜装置の技術力、高い利益水準、プライム上場は魅力です。
一方、公募を伴わない約1,245億円の超大型売出しで、KKRも上場後に大株主として残るため、短期の初値益より需給消化を重視して慎重に判断したい案件です。

IPO申込の準備

野村證券でIPO申込を準備

主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。

APPLICATION STRATEGY

このIPOの申込戦略

最優先:野村證券

取引所資料上の幹事取引参加者である野村證券とSMBC日興証券を中心に申し込みます。
みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券なども参加しますが、1,200億円超の売出しを国内外の需要で消化できるかを最優先に判断します。

1

主幹事を最優先

取引所資料の幹事取引参加者は野村證券とSMBC日興証券です。
国内配分を重視する場合は両社を優先します。

2

平幹事も取りこぼさない

元引受取引参加者等は、野村證券、SMBC日興証券、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、大和証券、東海東京証券、ゴールドマン・サックス証券の7社です。

3

資金と締切を管理

BB時点の仮条件上限は1,840円で、100株の申込資金は184,000円です。
大型案件のため当選可能性は相対的に高い一方、需要倍率と海外配分を確認します。

優先して申し込みたい証券会社

最優先
  • 野村證券
    • 抽選方式:10%以上完全抽選+店頭裁量配分
    • 入金:当選・補欠当選後、購入申込前
    • IPO取扱:28件
    口座開設 レビュー
併用して申し込みたい証券会社
  • SMBC日興証券
    • 抽選方式:10%同率抽選+最大5%ステージ別抽選+店頭裁量配分
    • 入金:需要申告前
    • IPO取扱:27件
    口座開設 レビュー
  • 三菱UFJ eスマート証券
    • 抽選方式:10%以上平等抽選+一部裁量配分
    • 入金:ブックビルディング申込前(買付可能額確認)
    • IPO取扱:19件
    口座開設 レビュー
  • 大和証券

申込のコツ

  • 野村證券とSMBC日興証券を優先する
  • 1,840円上限で184,000円を準備する
  • 公募なしの大型売出しである点を確認する
  • 海外需要とKKR残存株を重視する

注意点

  • 1,200億円超の公開規模
  • 公募なし・売出しのみ
  • KKRの残存株と将来の追加売却
  • 直近期の減収減益
  • 半導体設備投資サイクル

SCHEDULE

IPOスケジュール

今日:2026年7月29日

BB期間: 2023年10月10日〜10月13日
公開価格決定日: 2023年10月16日
申込期間: 2023年10月17日〜10月20日
上場日: 2023年10月25日

1

BB申込期間

2023年10月10日〜2023年10月13日

BB期間は2023-10-10〜2023-10-13で、仮条件は1830〜1840円です。

2

抽選日

2023年10月16日

公開価格決定日・抽選結果確認日は2023-10-16です。

3

購入申込期間

2023年10月17日〜2023年10月20日

当選後は2023-10-17〜2023-10-20の購入申込を忘れないようにします。

4

上場日

2023年10月25日

上場日は2023-10-25です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。

BASIC INFO

基本情報

銘柄名 株式会社KOKUSAI ELECTRIC
証券コード 6525
市場 東証プライム
業種 電気機器
主幹事 野村證券;SMBC日興証券
吸収金額 1245.2億円
想定時価総額 4239.4億円
総合評価 C

PRICE / FORECAST

価格情報・初値予想

想定価格 1,890円
仮条件 1830〜1840
公募価格 1,840円
予想初値 1,850円
予想利益 1,000円
初値 2,116円
初値騰落率 15%

LISTING RESULT

上場後の結果

初値プラス
公募価格 1,840円
初値 2,116円
初値売却損益 2.8万円
初値騰落率 15%

更新日:2023年10月25日

公開価格1,840円に対して初値は2,116円となり、騰落率は+15.0%でした。
初値売り損益は100株で27,600円でした。

EVALUATION POINTS

評価ポイント

プラス要因

  • 半導体成膜装置で世界的な顧客基盤を持つ
  • 高い売上規模と利益水準
  • 東証プライム市場への直接上場
  • 国内外機関投資家の需要を見込める知名度

マイナス要因

  • 吸収金額約1245億円の超大型売出し
  • 公募を伴わず既存株主の換金色が強い
  • KKRが上場後も大株主として残る
  • 半導体設備投資サイクルで業績が変動しやすい

FINANCIALS

業績推移

2021年3月期から2023年3月期までIFRSに基づく連結数値です。
2023年3月期は売上高と親会社株主に帰属する当期利益が前期を下回りました。

売上・利益推移

単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益

0 6.5万 13.1万 19.6万 0 1.3万 2.5万 3.8万 2021年3月期 2022年3月期 2023年3月期 売上 利益
売上:棒グラフ 利益:線グラフ
年度 売上 利益 売上成長率
2021年3月期 142,875百万円 27,666百万円 -
2022年3月期 196,404百万円 37,724百万円 +37.5%
2023年3月期 185,400百万円 30,057百万円 -5.6%
期間売上成長率 +29.8%
直近期の利益 黒字
直近売上 185,400百万円

業績コメント

IFRS連結売上高は2021年3月期142,875百万円、2022年3月期196,404百万円、2023年3月期185,400百万円です。
親会社株主に帰属する当期利益は27,666百万円、37,724百万円、30,057百万円で、直近期は減収減益となりました。

SHAREHOLDER / LOCK-UP

株主構成・ロックアップ

上位株主には180日のロックアップがあり、価格解除条件はありません。
ただし、KKRは売出し後も大株主として残ります。

VC保有率 96.7%

VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。

主な株主

保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。

10件
株主名 保有株数 保有比率 ロックアップ条件
KKR HKE Investment L.P. 168,700,500株 70.77% 180日
Applied Materials Europe B.V. 34,560,000株 14.50% 180日
KSP Kokusai Investments, LLC 15,619,500株 6.55% 180日
Qatar Holding LLC 11,520,000株 4.83% 180日
金井 史幸 592,923株 0.25% 180日
小川 雲龍 349,512株 0.15% 180日
柳川 秀宏 348,432株 0.15% 180日
神谷 勇二 313,632株 0.13% 180日
塚田 和徳 309,690株 0.13% 180日
金山 健司 270,765株 0.11% 180日

株主構成コメント

KKR HKE Investmentが70.77%、Applied Materialsが14.50%、KSPが6.55%、Qatar Holdingが4.83%を保有し、上位4株主で96%超を占めます。
KKRは58,847,600株を売り出しますが、上場後も多額の株式を残すため完全退出ではありません。
180日後の追加売却余地は中期的な需給材料です。

BROKERS

申込できる証券会社・おすすめ口座

申込候補の証券会社

野村證券 SMBC日興証券 みずほ証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 大和証券 東海東京証券 ゴールドマン・サックス証券

COMMENTARY

詳細・管理人コメント

まず確認したいポイント

KOKUSAI ELECTRICのIPOは、世界的な半導体装置企業としての収益力を評価できる一方、1,200億円を超える売出しを消化できるかが最重要です。

半導体の成膜工程に用いる製造装置を世界の大手メーカーへ供給し、装置販売に加えて保守サービスからも収益を得る事業構造です。

高い利益水準を維持していますが、2023年3月期は前期比で減収減益となっており、半導体設備投資の循環による業績変動には注意が必要です。

仮条件上限ベースの吸収金額は約1,245億円で、公募を伴わない大型売出しのため、国内外の機関投資家需要が需給を左右すると考えられます。

KKRは大量の株式を売り出した後も大株主として残り、主要株主には180日のロックアップがあるものの、中期的な追加売却余地が残ります。

申込みは野村證券を中心にSMBC日興証券も確認し、技術力やプライム上場より大型需給を重視して、慎重に参加範囲を決めるのが妥当です。

IPO申込の準備

野村證券でIPO申込を準備

申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。