IPO DETAIL
株式会社ヒット
都市部の大型デジタルサイネージを中心に、屋外広告媒体の開発・運営、広告販売、クリエイティブ制作を行うOOHメディア企業です。
SUMMARY
このIPOの結論
ヒットは、デジタル屋外広告の成長性と利益拡大を評価し、やや積極参加とします。
2022年6月期は単体、2023年6月期以降は連結で、売上高は2,601百万円、3,436百万円、4,122百万円、最終損益は39百万円の赤字から755百万円、936百万円の黒字へ改善しました。
吸収金額は約27.9億円で、超小型ではないものの、グロース市場で吸収可能な範囲です。
松丸敦之氏と資産管理会社など上位株主の普通株式には180日のロックアップがあり、VC保有もありません。
一方、広告市況、媒体設置場所への依存、固定的な賃借・運営コストには注意が必要です。
主幹事SBI証券を中心に前向きに申し込みます。
SBI証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事SBI証券を最優先とし、みずほ証券、岡三証券、松井証券、マネックス証券などにも申し込みます。
成長テーマと業績を評価しつつ、約27.9億円の公開規模を同時期のIPO需要が吸収できるかを確認します。
主幹事を最優先
SBI証券が主幹事です。
個人向け配分の中心となるため優先し、ポイント利用は想定利益と当選口数を比較して判断します。
平幹事も取りこぼさない
みずほ証券、岡三証券、松井証券、東洋証券、マネックス証券が幹事です。
ネット申込対応会社を補完的に利用します。
資金と締切を管理
仮条件上限1,500円では100株当たり150,000円です。
複数のネット証券へ申し込む場合は、抽選資金と購入申込資金を分けて管理します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- OOH市場の成長だけでなく、媒体稼働率、広告単価、設置コストを確認します。連結黒字化後の利益水準が維持できるかが企業評価の軸です。
注意点
- 株主表の括弧内は新株予約権による潜在株式です。上場時に全量が普通株として流通するわけではないため、通常株式と区別します。
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2025年6月19日〜6月25日
公開価格決定日: 2025年6月26日
申込期間: 2025年6月27日〜7月2日
上場日: 2025年7月4日
BB申込期間
2025年6月19日〜2025年6月25日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は1430〜1500円です。
抽選日
2025年6月26日公開価格決定日・抽選結果確認日は2025年6月26日です。
購入申込期間
2025年6月27日〜2025年7月2日当選後は2025年6月27日〜2025年7月2日の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2025年7月4日上場日は2025年7月4日です。
公開規模、ロックアップ、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社ヒット |
|---|---|
| 証券コード | 378A |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | サービス業 |
| 主幹事 | SBI証券 |
| 吸収金額 | 27.9億円 |
| 想定時価総額 | 93.5億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,430円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1430〜1500 |
| 公募価格 | 1,500円 |
| 予想初値 | 2,200円 |
| 予想利益 | 7.0万円 |
| 初値 | 2,166円 |
| 初値騰落率 | 44.4% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- デジタル屋外広告という成長分野で大型ビジョンを展開
- 連結売上高と親会社株主に帰属する当期純利益が拡大
- VC保有がなく主要普通株に180日のロックアップ
- 吸収金額約27.9億円で極端な大型案件ではない
マイナス要因
- 広告需要が景気や企業の販促予算に左右される
- 媒体設置場所や大型顧客への依存を確認する必要
- 設備費や賃借料など固定費負担がある
- 主要株主の記載株数に潜在株式が含まれる
FINANCIALS
業績推移
2022年6月期は単体、2023年6月期と2024年6月期は連結の売上高・最終損益を百万円単位で掲載しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2022年6月期(単体) | 2,601百万円 | -39百万円 | - |
| 2023年6月期(連結) | 3,436百万円 | 755百万円 | +32.1% |
| 2024年6月期(連結) | 4,122百万円 | 936百万円 | +20.0% |
業績コメント
2022年6月期は単体、2023年6月期と2024年6月期は連結です。
売上高は2,601百万円、3,436百万円、4,122百万円、最終損益は39百万円の赤字、755百万円の黒字、936百万円の黒字で、連結移行後は高い収益性を確保しています。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主は主に180日で価格解除条件はありません。
役職員の保有株には新株予約権由来の潜在株式が含まれます。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 松丸敦之 | 3,452,800株 | 55.07% | 180日 |
| 株式会社ボンド・ホールディングス | 1,240,000株 | 19.78% | 180日 |
| 深井英樹 | 803,400株(うち潜在株式489,400株) | 12.81% | 180日 |
| 松丸さつき | 200,000株 | 3.19% | 180日 |
| 安田仁裕 | 121,000株(うち潜在株式77,400株) | 1.93% | 180日 |
| 江口雄一 | 74,800株(うち潜在株式2,400株) | 1.19% | 180日 |
| 勝山宏哉 | 73,000株(うち潜在株式47,000株) | 1.16% | 180日 |
| 曽我正史 | 66,800株(うち潜在株式2,400株) | 1.07% | 180日 |
| 宮内理司 | 41,400株(うち潜在株式1,400株) | 0.66% | - |
| 髙橋徹 | 33,000株(うち潜在株式23,000株) | 0.53% | 180日 |
株主構成コメント
松丸敦之氏、ボンド・ホールディングス、深井英樹氏で約87.7%を占めます。
深井氏の803,400株には潜在株式489,400株、安田仁裕氏には77,400株、勝山宏哉氏には47,000株などが含まれます。
潜在株式は上場時点の普通株流通量と分けて評価します。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
ヒットのIPOは、デジタル屋外広告の成長性と利益拡大を評価し、やや前向きに検討できる案件です。
都市部の大型ビジョンを中心に、広告媒体の開発、運営、販売、映像制作までを一体で手掛ける点に強みがあります。
2023年6月期以降は連結で黒字化し、売上高と親会社株主に帰属する当期純利益が続けて伸びています。
吸収金額は約27.9億円で、主要普通株に180日のロックアップがあるため、需給は極端に重くないと考えられます。
広告需要の景気感応度や、媒体設置場所と大口顧客への依存、賃借料などの固定費負担には注意が必要です。
申込みはSBI証券を軸に、仮条件の評価とデジタル広告関連株への需要、同時期IPOの資金分散を確認して判断したいと考えます。
SBI証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2025年7月4日
公開価格は1,500円、初値は2,166円となり、100株当たりの損益は66,600円でした。