IPO DETAIL
Japan Eyewear Holdings株式会社
「金子眼鏡」と「フォーナインズ」を傘下に持ち、眼鏡の企画・製造・卸売・直営店販売を一体的に展開する持株会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
高価格帯眼鏡ブランドの成長と製造・小売の一貫体制は魅力です。
ただし、吸収金額が100億円を超える売出し中心案件で、国内外ファンドが上場後も大株主として残るため、初値狙いでは慎重な評価が妥当です。
三菱UFJ eスマート証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
共同主幹事の三菱UFJモルガン・スタンレー証券と大和証券を中心に需要を確認します。
ブランド力と業績は評価しつつ、100億円超の売出しとファンド残存株を踏まえ、参加は限定的にします。
主幹事を最優先
共同主幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券と大和証券です。
両社の需要状況を確認し、申込優先度を決めます。
平幹事も取りこぼさない
正式な引受幹事は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、大和証券、マネックス証券、SMBC日興証券、松井証券、SBI証券、楽天証券、岩井コスモ証券、みずほ証券、野村證券の10社です。
資金と締切を管理
BB時点の仮条件上限は1,360円で、100株の申込資金は136,000円です。
海外配分を含む大型案件のため、需要状況を確認して資金を配分します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 共同主幹事の需要状況を確認する
- 1,360円上限で136,000円を準備する
- 売出し後のファンド残存株を確認する
- 海外配分の消化状況を重視する
注意点
- 100億円超の公開規模
- 売出し中心
- ファンドが上場後も大株主として残る
- スタンダード市場の需給
- 比較可能な連結業績が2期のみ
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2023年10月31日〜11月7日
公開価格決定日: 2023年11月8日
申込期間: 2023年11月9日〜11月14日
上場日: 2023年11月16日
BB申込期間
2023年10月31日〜2023年11月7日BB期間は2023-10-31〜2023-11-07で、仮条件は1330〜1360円です。
抽選日
2023年11月8日公開価格決定日・抽選結果確認日は2023-11-08です。
購入申込期間
2023年11月9日〜2023年11月14日当選後は2023-11-09〜2023-11-14の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2023年11月16日上場日は2023-11-16です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | Japan Eyewear Holdings株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 5889 |
| 市場 | 東証スタンダード |
| 業種 | 小売業 |
| 主幹事 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券;大和証券 |
| 吸収金額 | 103.3億円 |
| 想定時価総額 | 325.6億円 |
| 総合評価 | D |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,700円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1330〜1360 |
| 公募価格 | 1,360円 |
| 予想初値 | 1,300円 |
| 予想利益 | -6,000円 |
| 初値 | 1,271円 |
| 初値騰落率 | -6.5% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 金子眼鏡とフォーナインズの高いブランド認知
- 企画製造から直営販売までの一貫体制
- 比較可能な連結2期で増収増益
- 高価格帯眼鏡の海外展開余地
マイナス要因
- 吸収金額が約103.3億円と大きい
- 公募より売出しが中心の出口案件
- 国内外ファンドが上場後も株式を保有
- スタンダード市場で初値資金が集まりにくい可能性
FINANCIALS
業績推移
組織再編の影響から、比較可能な連結財務情報は2022年1月期と2023年1月期の2期です。
2021年1月期は「-」としています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2022年1月期 | 7,073百万円 | 90百万円 | - |
| 2023年1月期 | 10,722百万円 | 292百万円 | +51.6% |
業績コメント
比較可能な連結売上高は2022年1月期7,073百万円、2023年1月期10,722百万円で、当期純利益は90百万円から292百万円へ増加しました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
創業者側、国内外ファンド、日本政策投資銀行には180日の拘束があります。
コタエル信託の表示株は全量が潜在株式です。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 金子インベスト株式会社 | 10,790,640株 | 46.44% | 180日 |
| 日本企業成長投資1号投資事業有限責任組合 | 5,023,640株 | 21.62% | 180日 |
| Camellia Fund I Cayman, LP | 2,715,260株 | 11.69% | 180日 |
| Cerasus Fund I Cayman, LP | 2,108,700株 | 9.08% | 180日 |
| Wisteria Fund I Cayman, LP | 1,392,840株 | 5.99% | 180日 |
| コタエル信託株式会社(全量潜在株式) | 690,000株 | 2.97% | - |
| 株式会社日本政策投資銀行 | 469,620株 | 2.02% | 180日 |
| 武川 広行 | 29,040株 | 0.12% | 180日 |
| 三井 衛 | 14,520株 | 0.06% | 180日 |
株主構成コメント
金子インベストが46.44%を保有し、国内外4ファンドが合計48%超を保有しています。
ファンドは今回の売出しで一部を換金しますが、上場後も株式を残すため完全退出ではありません。
コタエル信託の690,000株は全量が潜在株式で、通常株式の売り圧力とは区別が必要です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
Japan Eyewear HoldingsのIPOは、強い眼鏡ブランドと業績成長を評価できる一方、100億円を超える売出しを消化できるかが初値の最大の焦点です。
金子眼鏡とフォーナインズを傘下に持ち、企画・製造から直営店販売まで一貫して手掛けることで、高価格帯市場に独自の地位を築いています。
比較可能な連結2期では売上高と最終利益がともに増加しており、国内店舗の拡大や海外販売の伸びが続けば中期的な成長余地があります。
仮条件上限ベースの吸収金額は約103.3億円で、公募より既存株主による売出しが中心となるため、初値需給は軽いとはいえません。
国内外のファンドは売出し後も株式を残し、主要株主には180日のロックアップがあるものの、解除後の追加売却余地には注意が必要です。
申込みは三菱UFJモルガン・スタンレー証券を中心に、大和証券も確認し、ブランド力より公開規模を重く見て限定的に参加するのが無難です。
三菱UFJ eスマート証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2023年11月16日
公開価格1,360円に対して初値は1,271円となり、騰落率は-6.5%でした。
初値売り損益は100株で-8,900円でした。