IPO DETAIL
株式会社ジェイ・イー・ティ
半導体製造工程で使うウェーハ洗浄装置を開発・製造し、韓国・中国を中心とする半導体メーカーへ販売する装置メーカーです。
SUMMARY
このIPOの結論
半導体装置需要と増収は魅力ですが、連結利益の伸びは限定的で、約75億円の需給、顧客・地域集中、スタンダード市場から慎重参加です。
SBI証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のSBI証券を優先し、大和証券などにも申し込みます。
半導体テーマだけでなく、約74.5億円の需給、TPMからの市場変更、連結利益の伸びの鈍さを踏まえて資金を抑えます。
主幹事を最優先
主幹事はSBI証券です。
参加する場合は同社を最優先にします。
平幹事も取りこぼさない
正式な引受幹事はSBI証券、大和証券、ひろぎん証券、みずほ証券、SMBC日興証券、岩井コスモ証券、松井証券、むさし証券の8社です。
資金と締切を管理
仮条件上限4,630円の場合、100株の申込資金は463,000円です。
高単価のため他案件との資金競合に注意します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- SBI証券を優先
- TPMからの市場変更を確認
- 連結利益の推移を確認
- 半導体受注と顧客集中を重視
注意点
- 公開規模が重い
- 高単価で資金負担が大きい
- 半導体市況に左右
- 韓国・中国顧客への依存
- 親会社支配
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2023年9月7日〜9月13日
公開価格決定日: 2023年9月14日
申込期間: 2023年9月15日〜9月21日
上場日: 2023年9月25日
BB申込期間
2023年9月7日〜2023年9月13日BB期間は2023-09-07〜2023-09-13で、仮条件は4300〜4630円です。
抽選日
2023年9月14日公開価格決定日・抽選結果確認日は2023-09-14です。
購入申込期間
2023年9月15日〜2023年9月21日当選後は2023-09-15〜2023-09-21の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2023年9月25日上場日は2023-09-25です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社ジェイ・イー・ティ |
|---|---|
| 証券コード | 6228 |
| 市場 | 東証スタンダード |
| 業種 | 機械 |
| 主幹事 | SBI証券 |
| 吸収金額 | 74.5億円 |
| 想定時価総額 | 207.9億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 4,630円 |
|---|---|
| 仮条件 | 4300〜4630 |
| 公募価格 | 4,630円 |
| 予想初値 | 5,000円 |
| 予想利益 | 3.7万円 |
| 初値 | 4,420円 |
| 初値騰落率 | -4.5% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 半導体ウェーハ洗浄装置の成長テーマ
- 連結売上高が191億円から231億円へ拡大
- 公募資金を設備・研究開発へ活用
- 親会社に180日ロックアップ
マイナス要因
- 吸収金額約74.5億円でスタンダード市場では大型
- TOKYO PRO Marketからの市場変更
- 韓国・中国の特定顧客と地域への依存
- 半導体設備投資と輸出管理の変動
FINANCIALS
業績推移
2020年12月期は単体、2021年12月期以降は連結です。
連結売上高は伸びていますが、2022年12月期の最終利益は前年並みです。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2020年12月期(単体) | 12,585百万円 | 525百万円 | - |
| 2021年12月期(連結) | 19,102百万円 | 1,167百万円 | +51.8% |
| 2022年12月期(連結) | 23,115百万円 | 1,197百万円 | +21.0% |
業績コメント
2020年12月期は単体、2021年12月期以降は連結です。
連結売上高は19,102百万円から23,115百万円へ増えましたが、最終利益は1,167百万円から1,197百万円とほぼ横ばいです。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
ZEUSと経営陣は180日、HiCAP3号は90日・公開価格1.5倍解除です。
ZEUSは売出し後も大株主として残ります。
VC保有率は低めです。需給面では比較的見やすい水準です。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| ZEUS CO.,LTD | 3,700,000株 | 98.14% | 180日 |
| 房野 正幸 | 18,000株 | 0.48% | 180日 |
| 平井 洋行 | 13,600株 | 0.36% | 180日 |
| 増田 隆 | 11,000株 | 0.29% | 180日 |
| HiCAP3号投資事業有限責任組合 | 10,000株 | 0.27% | 90日・公開価格の1.5倍 |
| 問田 宗寿 | 9,000株 | 0.24% | 180日 |
| 小野 保 | 5,000株 | 0.13% | 180日 |
| 今井 志郎 | 3,400株 | 0.09% | 180日 |
株主構成コメント
韓国ZEUSが98.14%を保有し、800,000株を売り出した後も支配株主として残ります。
HiCAP3号の持分は0.27%と小さいものの、90日・公開価格1.5倍で解除されます。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
ジェイ・イー・ティのIPOは、半導体装置の成長テーマを備える一方、約74.5億円の需給と顧客集中を慎重に見たい案件です。
半導体製造工程で使うウェーハ洗浄装置を手掛け、韓国や中国の半導体メーカーを中心に販売基盤と技術実績を着実に築いています。
連結売上高は191億円から231億円へ増えましたが、最終利益は11.7億円から12.0億円で伸びは限定的な水準にとどまります。
TOKYO PRO Marketから東証スタンダードへの市場変更であり、完全な未上場企業とは異なる需給特性も踏まえる必要があります。
親会社には180日ロックアップが設定される一方、半導体設備投資、為替、輸出管理、特定地域への依存が業績を左右する点には注意が必要です。
申込みは主幹事のSBI証券を中心に、半導体市況と受注の持続性を確認しながら申込資金を抑えて限定的に慎重参加する方針です。
SBI証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2023年9月25日
公開価格4,630円に対して初値は4,420円となり、騰落率は-4.5%でした。
100株当たりの初値売り損益は-21,000円です。