IPO DETAIL
株式会社西部技研
二次電池・半導体・製薬工場向けのデシカント除湿機と、工場排ガスを処理するVOC濃縮装置を世界で製造・販売する会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
二次電池・半導体向け設備の成長、連結増収増益、VC不在は評価できます。
ただし約157.6億円の吸収金額と設備投資サイクルを踏まえ、初値狙いでは慎重参加が妥当です。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事SMBC日興証券を優先します。
連結成長は評価しつつ、約157.6億円の公開規模、海外販売、設備関連株の地合いを確認し、初値利益を小さめに見積もります。
主幹事を最優先
主幹事はSMBC日興証券です。
国内配分の中心となるため優先しますが、大型案件として需要状況を確認します。
平幹事も取りこぼさない
引受幹事はSMBC日興証券、野村證券、FFG証券、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券です。
JPX会社概要の順序へ統一しました。
資金と締切を管理
仮条件上限2,600円では100株当たり260,000円です。
資金拘束が大きいため、同時期IPOとの優先順位を明確にします。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- SMBC日興証券を優先する
- 100株260,000円を準備する
- 海外需要を確認する
- 連結業績と受注変動を確認する
注意点
- 吸収金額約157.6億円
- 東証スタンダードの大型案件
- 設備投資サイクル
- 海外売出し
- 中国・為替リスク
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2023年9月19日〜9月22日
公開価格決定日: 2023年9月25日
申込期間: 2023年9月26日〜9月29日
上場日: 2023年10月3日
BB申込期間
2023年9月19日〜2023年9月22日BB期間は2023-09-19〜2023-09-22で、仮条件は2500〜2600円です。
抽選日
2023年9月25日公開価格決定日・抽選結果確認日は2023-09-25です。
購入申込期間
2023年9月26日〜2023年9月29日当選後は2023-09-26〜2023-09-29の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2023年10月3日上場日は2023-10-03です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社西部技研 |
|---|---|
| 証券コード | 6223 |
| 市場 | 東証スタンダード |
| 業種 | 機械 |
| 主幹事 | SMBC日興証券 |
| 吸収金額 | 157.6億円 |
| 想定時価総額 | 533億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 3,250円 |
|---|---|
| 仮条件 | 2500〜2600 |
| 公募価格 | 2,600円 |
| 予想初値 | 2,600円 |
| 予想利益 | - |
| 初値 | 2,687円 |
| 初値騰落率 | 3.3% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 二次電池・半導体工場向け設備の成長性
- 連結売上高と最終利益が大幅増加
- 海外設備投資を取り込める事業基盤
- VC不在で主要株主に180日ロックアップ
マイナス要因
- 吸収金額約157.6億円の大型案件
- 東証スタンダード上場
- 海外売出し比率が高い
- 設備投資サイクルや中国・為替の影響
FINANCIALS
業績推移
2020年12月期は単体、2021年12月期以降は連結です。
連結2期の成長は大きいものの、海外大型案件の受注時期で業績が変動する点に注意します。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2020年12月期(単体) | 9,509百万円 | 724百万円 | - |
| 2021年12月期(連結) | 17,403百万円 | 1,695百万円 | +83.0% |
| 2022年12月期(連結) | 24,890百万円 | 3,908百万円 | +43.0% |
業績コメント
2020年12月期の単体売上高は9,509百万円、最終利益は724百万円です。
連結では2021年12月期の売上高17,403百万円・最終利益1,695百万円から、2022年12月期は売上高24,890百万円・最終利益3,908百万円へ増加しました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
上位10株主には180日の価格解除なしロックアップがあります。
VC保有は確認されません。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 株式会社グリーンフューチャー | 5,000,000株 | 26.93% | 180日 |
| 隈 扶三郎 | 4,350,000株 | 23.42% | 180日 |
| 公益財団法人隈科学技術・文化振興会 | 3,000,000株 | 16.16% | 180日 |
| 西部技研社員持株会 | 2,012,600株 | 10.84% | 180日 |
| 下薗 誠 | 750,000株 | 4.04% | 180日 |
| 平川 美和 | 411,400株 | 2.22% | 180日 |
| 隈 優作 | 400,000株 | 2.15% | 180日 |
| 喜田 桂祐 | 400,000株 | 2.15% | 180日 |
| 永松 資紹 | 400,000株 | 2.15% | 180日 |
| 藤川 貴史 | 400,000株 | 2.15% | 180日 |
株主構成コメント
資産管理会社、創業者、公益財団、社員持株会が上位を占める内部株主中心の構成です。
上位10株主は180日拘束されますが、公開規模が大きいため、ロックアップだけで需給負担が解消されるわけではありません。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
西部技研のIPOは、二次電池・半導体工場向け設備の成長性を評価できる一方、約157.6億円の大型需給を慎重に見たい案件です。
デシカント除湿機とVOC濃縮装置は電池、半導体、製薬工場の設備投資に結び付き、海外市場を継続的に開拓できる点が強みです。
連結売上高と最終利益は直近で大幅に伸びていますが、設備投資サイクル、中国需要、為替によって受注量と採算が大きく変動します。
スタンダード市場への上場として公開規模は大きく、海外販売も多いため、初値形成には国内外のかなり厚い需要が必要と考えられます。
創業者、資産管理会社、財団などが上位を占め、VC不在かつ主要株主には180日の価格解除なしロックアップが設定されています。
申込みは主幹事SMBC日興証券を中心に、設備関連株の地合い、海外需要、BBの積み上がりを確認して慎重に判断する方針です。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2023年10月3日
公開価格2,600円に対し初値は2,687円で、騰落率は+3.3%でした。
100株当たりの初値売り損益は8,700円です。