IPO DETAIL
株式会社Kaizen Platform
専門人材ネットワークとデータを活用し、WebサイトのUX改善、広告・販促動画の制作、営業活動のデジタル化を支援します。
SUMMARY
このIPOの結論
Kaizen PlatformはDX・UX改善という成長テーマと売上拡大が評価材料です。
ただし、2018年以降の連結決算は赤字で、吸収金額も約66.2億円と軽くありません。
VC比率約31.6%と売出比率の高さを踏まえ、主幹事SBI証券から限定的に参加する判断です。
SBI証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のSBI証券を中心に申し込みます。
DXテーマは評価できますが、連結赤字、売出比率、大型需給を踏まえて申込資金を限定します。
主幹事を最優先
主幹事はSBI証券で、引受株数の中心を占めます。
IPOチャレンジポイントの利用は、公開規模と想定値幅を比較して判断します。
平幹事も取りこぼさない
正式な引受幹事は9社です。
SBI証券を中心に、大和証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、みずほ証券などが参加します。
資金と締切を管理
仮条件上限1,150円の場合、100株当たりの申込資金は115,000円です。
証券会社ごとの資金ルールを確認し、申込資金を無理なく配分します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- SBI証券を優先する
- 連結赤字の縮小を確認する
- 売出比率と海外需要を確認する
- 1.5倍解除株を織り込む
注意点
- 吸収金額が60億円を超える
- VC残存株が多い
- 同日上場で資金が分散する
- 黒字化時期には不確実性がある
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2020年12月7日〜12月11日
公開価格決定日: 2020年12月14日
申込期間: 2020年12月15日〜12月18日
上場日: 2020年12月22日
BB申込期間
2020年12月7日〜2020年12月11日BB期間は2020-12-07〜2020-12-11です。
仮条件は1100〜1150です。
抽選日
2020年12月14日公開価格決定日・抽選結果確認日は2020-12-14です。
購入申込期間
2020年12月15日〜2020年12月18日購入申込期間は2020-12-15〜2020-12-18です。
証券会社ごとの締切時刻を確認します。
上場日
2020年12月22日上場日は2020-12-22です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社Kaizen Platform |
|---|---|
| 証券コード | 4170 |
| 市場 | 東証マザーズ |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | SBI証券 |
| 吸収金額 | 66.2億円 |
| 想定時価総額 | 177.4億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,100円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1100〜1150 |
| 公募価格 | 1,150円 |
| 予想初値 | 1,400円 |
| 予想利益 | 2.5万円 |
| 初値 | 1,170円 |
| 初値騰落率 | 1.7% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 企業のDX投資を取り込む事業領域
- 連結売上高が拡大
- UX改善と動画制作の二本柱
- SBI証券が主幹事
マイナス要因
- 連結最終赤字が継続
- 吸収金額約66.2億円
- VC比率約31.6%
- 多数の株主が公開価格1.5倍で解除
FINANCIALS
業績推移
2017年12月期は単独・約9カ月、2018年12月期以降は連結決算です。
連結では売上高と親会社株主に帰属する当期純損失を掲載しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2017年12月期(単独・約9カ月) | 455百万円 | -189百万円 | - |
| 2018年12月期(連結) | 988百万円 | -459百万円 | +117.1% |
| 2019年12月期(連結) | 1,355百万円 | -163百万円 | +37.1% |
業績コメント
2017年12月期は設立後約9カ月の単独決算で売上高455百万円、当期純損失189百万円です。
連結売上高は2018年12月期988百万円、2019年12月期1,355百万円へ増加し、親会社株主に帰属する当期純損失は459百万円から163百万円へ縮小しました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
創業者側は180日、主要VC・事業会社は90日または公開価格1.5倍です。
大日本印刷と一部個人株にはロックアップがありません。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 須藤 憲司 | 4,600,000株 | 28.95% | 180日 |
| Japan Ventures I L.P. | 2,554,551株 | 16.08% | 90日/1.5倍 |
| AT-I投資事業有限責任組合 | 1,303,064株 | 8.20% | 90日/1.5倍 |
| 石橋 利真 | 1,125,000株 | 7.08% | 180日 |
| 株式会社エヌ・ティ・ティ・アド | 1,011,686株 | 6.37% | 180日 |
| FinTechビジネスイノベーション投資事業有限責任組合 | 636,942株 | 4.01% | 90日/1.5倍 |
| YJ2号投資事業組合 | 529,608株 | 3.33% | 90日/1.5倍 |
| 株式会社コロプラ | 423,451株 | 2.67% | 90日/1.5倍 |
| 大日本印刷株式会社 | 400,000株 | 2.52% | - |
| 渡部 拓也 | 360,000株 | 2.27% | - |
株主構成コメント
須藤憲司氏が28.95%を保有する一方、Japan VenturesやAT-IなどVCの比率は約31.6%です。
90日・1.5倍解除株に加えて無拘束株もあるため、売出し後に残る株式の供給余地は小さくありません。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
Kaizen PlatformのIPOはDXテーマに魅力があるものの、赤字と公開規模を踏まえて限定参加が妥当と考えられます。
WebサイトのUX改善と動画制作を専門人材へつなぎ、企業の顧客体験や営業活動のデジタル化を支援します。
連結売上高は2018年12月期9.9億円から2019年12月期13.5億円へ伸び、最終赤字は4.6億円から1.6億円へ縮小しました。
吸収金額は約66.2億円でオファリングレシオも高く、同日上場の大型案件と資金を奪い合う点には注意が必要です。
VC比率は約31.6%で1.5倍解除株や無拘束株が残るため、上場後の供給圧力も確認したいところです。
申込みは主幹事のSBI証券を中心に、機関投資家需要と黒字化の見通しを見ながら資金を絞る方針です。
SBI証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2020年12月22日
公開価格1,150円に対し初値は1,170円となり、100株当たりの初値売り損益は2,000円でした。