IPO DETAIL

株式会社日水コン

証券コード:261A 東証スタンダード サービス業 総合評価 C

上下水道や河川・環境分野の調査、計画、設計、維持管理を手掛ける水インフラ特化型の建設コンサルタントです。

初値期待度 49 /100
想定利益 -5,000円

SUMMARY

このIPOの結論

総合評価 C
予想初値 1,380円
予想利益 -5,000円
主幹事 野村證券

老朽化した上下水道の更新需要と、黒字を継続する業績は評価できます。
一方、吸収金額は約86.3億円で、野村キャピタル系ファンドの持分整理を伴う売出し案件です。
安定性を重視する投資家向けに、価格水準を確認して参加を検討します。

IPO申込の準備

野村證券でIPO申込を準備

主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。

APPLICATION STRATEGY

このIPOの申込戦略

最優先:野村證券

野村證券が主幹事で、幹事は岡三証券との2社構成です。
配分の大半が野村證券に集中するため同社を最優先とし、安定業績と公開規模のバランスを確認して申込数量を決めます。

1

主幹事を最優先

野村證券が主幹事で配分の中心です。
申込機会が限られるため、同社での申込を最優先にします。

2

平幹事も取りこぼさない

岡三証券にも配分がありますが、引受団は2社のみです。
口座条件と抽選方式を事前に確認します。

3

資金と締切を管理

仮条件上限1,430円では100株当たり143,000円が必要です。
申込先が少ないため、野村證券での資金拘束と抽選スケジュールを優先して確認します。

優先して申し込みたい証券会社

最優先
  • 野村證券
    • 抽選方式:10%以上完全抽選+店頭裁量配分
    • 入金:当選・補欠当選後、購入申込前
    • IPO取扱:28件
    口座開設 レビュー
併用して申し込みたい証券会社
  • 岡三証券

申込のコツ

  • 野村證券を最優先にする
  • 143,000円以上を準備する
  • ファンド売出しの需給を確認する
  • インフラ関連株の評価と比較する

注意点

  • 吸収金額約86.3億円
  • ファンドの出口色
  • 公共投資依存
  • 技術者不足

SCHEDULE

IPOスケジュール

今日:2026年7月29日

BB期間: 2024年9月27日〜10月3日
公開価格決定日: 2024年10月4日
申込期間: 2024年10月7日〜10月10日
上場日: 2024年10月16日

1

BB申込期間

2024年9月27日〜2024年10月3日

BB期間は2024-09-27〜2024-10-03で、仮条件は1320〜1430円です。

2

抽選日

2024年10月4日

公開価格決定日・抽選結果確認日は2024-10-04です。

3

購入申込期間

2024年10月7日〜2024年10月10日

当選後は2024-10-07〜2024-10-10の購入申込を忘れないようにします。

4

上場日

2024年10月16日

上場日は2024-10-16です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。

BASIC INFO

基本情報

銘柄名 株式会社日水コン
証券コード 261A
市場 東証スタンダード
業種 サービス業
主幹事 野村證券
吸収金額 86.3億円
想定時価総額 169.7億円
総合評価 C

PRICE / FORECAST

価格情報・初値予想

想定価格 1,430円
仮条件 1320〜1430
公募価格 1,430円
予想初値 1,380円
予想利益 -5,000円
初値 1,341円
初値騰落率 -6.2%

LISTING RESULT

上場後の結果

初値マイナス
公募価格 1,430円
初値 1,341円
初値売却損益 -8,900円
初値騰落率 -6.2%

更新日:2024年10月16日

公開価格は1,430円、初値は1,341円となり、100株当たりの損益は-8,900円でした。

EVALUATION POINTS

評価ポイント

プラス要因

  • 上下水道更新の長期需要
  • 直近3期で安定黒字を継続
  • 公共インフラ分野の高い参入障壁
  • 主要株主に180日のロックアップ

マイナス要因

  • 吸収金額が約86.3億円
  • ファンド保有比率が約49.7%
  • 公共投資予算の影響
  • 技術者確保が成長制約

FINANCIALS

業績推移

2021年12月期は単体、2022年12月期以降は連結です。
連結2期では売上・利益とも安定しています。

売上・利益推移

単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益

0 7.3千 1.5万 2.2万 0 368 735 1.1千 2021年12月期(単体) 2022年12月期(連結) 2023年12月期(連結) 売上 利益
売上:棒グラフ 利益:線グラフ
年度 売上 利益 売上成長率
2021年12月期(単体) 21,097百万円 856百万円 -
2022年12月期(連結) 20,771百万円 1,078百万円 -1.5%
2023年12月期(連結) 21,884百万円 1,103百万円 +5.4%
期間売上成長率 +3.7%
直近期の利益 黒字
直近売上 21,884百万円

業績コメント

2022年12月期の連結売上高20,771百万円、純利益1,078百万円から、2023年12月期は売上高21,884百万円、純利益1,103百万円へ小幅に伸びました。
2021年12月期は単体数値のため、連結2期との比較には会計範囲の違いがあります。

SHAREHOLDER / LOCK-UP

株主構成・ロックアップ

主要株主は180日・価格解除なしで、上場直後の大口売却は抑制されています。

VC保有率 49.7%

VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。

主な株主

保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。

10件
株主名 保有株数 保有比率 ロックアップ条件
野村キャピタル・パートナーズ第一号投資事業有限責任組合 6,032,000株 49.65% 180日
株式会社クボタ 2,370,000株 19.51% 180日
一般財団法人水・地域イノベーション財団 1,820,000株 14.98% 180日
伊藤忠商事株式会社 1,000,000株 8.23% 180日
四戸 泉 300,000株 2.47% 180日
北村 昌之 100,000株 0.82% 180日
佐久間 麻弥 80,000株 0.66% 180日
吉田 春子 40,000株 0.33% -
恵谷 啓二 40,000株 0.33% -
丸山 慎一 40,000株 0.33% -

株主構成コメント

最大株主は野村キャピタル系ファンドで約49.7%を保有し、クボタ、財団、伊藤忠商事が続きます。
戦略株主が多い一方、ファンドの出口案件という性格もあるため、180日後の持分方針を中長期の需給材料として見ます。

BROKERS

申込できる証券会社・おすすめ口座

申込候補の証券会社

野村證券 主幹事 岡三証券

COMMENTARY

詳細・管理人コメント

まず確認したいポイント

日水コンは、上下水道の更新需要と安定黒字を評価できる一方、ファンド売出し色の強さを最初に確認したいIPOですため、安定性重視の投資家には比較的理解しやすい案件と考えられます。

上下水道や河川、環境分野の調査から設計、維持管理まで担い、公共インフラに特化した専門性と参入障壁を持っていますため、老朽化対策の長期需要を取り込みやすい事業基盤と考えられます。

直近3期は売上高200億円台を維持し、最終利益も8億円台から11億円台へ増加して収益は安定していますので、景気変動の影響を受けにくい収益構造が確認できます。

吸収金額は約86.3億円で主要株主に180日のロックアップがある一方、約49.7%を保有するファンドの出口案件ですので、短期需給と中長期の持分売却を分けて見る必要があります。

公共投資予算の変動や技術者不足が受注余力を制約する可能性があり、中長期の成長速度を過度に見込まない姿勢が必要ですので、採用力や受注残の推移も合わせて確認したいところです。

申込みは野村證券を優先し、安定性に見合う価格水準と機関投資家の需要、ファンド売出しの消化状況を確認して判断します方針です。

IPO申込の準備

野村證券でIPO申込を準備

申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。