IPO DETAIL

NSグループ株式会社

証券コード:471A 東証プライム その他金融業 総合評価 D

家賃債務保証事業を展開する子会社を傘下に持ち、グループの経営管理と事業戦略を担う持株会社です。

初値期待度 41 /100
想定利益 -1.3万円

SUMMARY

このIPOの結論

総合評価 D
予想初値 1,350円
予想利益 -1.3万円
主幹事 SMBC日興証券;大和証券;JPモルガン

家賃債務保証の継続収益と高い利益水準は評価できます。
ただし、公開株はすべて売出しで、ベイン系2ファンドが投資回収を進める案件です。
吸収金額約393.7億円は大きく、初値形成には国内外の機関投資家需要が不可欠です。
上位4株主は180日拘束ですが、解除後にはファンドの残存持分が意識されます。
SMBC日興証券と大和証券の需要動向、配当、同業比較に明確な魅力がない限り、無理に参加しない方針です。

IPO申込の準備

SMBC日興証券でIPO申込を準備

主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。

APPLICATION STRATEGY

このIPOの申込戦略

最優先:SMBC日興証券

SMBC日興証券と大和証券を中心に機関投資家需要を確認します。
高収益は評価するものの、売出しのみで約393.7億円を吸収するため、基本は見送り寄りです。

1

主幹事を最優先

共同主幹事はSMBC日興証券、大和証券、JPモルガンです。
国内個人向けの配分や申込方法は証券会社ごとに異なるため、各社の抽選ルールと購入期限を確認します。

2

平幹事も取りこぼさない

幹事証券の割当は限定的でも、ネット抽選に参加できる会社は当選機会の上積みになります。

3

資金と締切を管理

仮条件上限1,480円の場合、100株あたりの申込資金は148,000円です。
前受金の有無と資金拘束の時期は証券会社ごとに確認してください。

優先して申し込みたい証券会社

最優先
  • SMBC日興証券
    • 抽選方式:10%同率抽選+最大5%ステージ別抽選+店頭裁量配分
    • 入金:需要申告前
    • IPO取扱:27件
    口座開設 レビュー
併用して申し込みたい証券会社
  • 大和証券
  • JPモルガン
  • 野村證券
    • 抽選方式:10%以上完全抽選+店頭裁量配分
    • 入金:当選・補欠当選後、購入申込前
    • IPO取扱:28件
    口座開設 レビュー

申込のコツ

  • 主幹事のSMBC日興証券を最優先に申し込む
  • 仮条件上限1,480円で資金を準備する
  • ネット対応の幹事証券も確認する
  • 当選後の購入申込期限を忘れない

注意点

  • 公募がなく売出しのみである
  • 吸収金額約393.7億円は重い
  • ベイン系ファンドの残存持分が180日後の需給要因となる
  • 役職員保有分は潜在株式である

SCHEDULE

IPOスケジュール

今日:2026年7月29日

BB期間: 2025年12月2日〜12月5日
公開価格決定日: 2025年12月8日
申込期間: 2025年12月9日〜12月12日
上場日: 2025年12月16日

1

BB申込期間

2025年12月2日〜2025年12月5日

BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は1440〜1480円です。

2

抽選日

2025年12月8日

公開価格決定日・抽選結果確認日は2025年12月8日です。

3

購入申込期間

2025年12月9日〜2025年12月12日

当選後は2025年12月9日〜2025年12月12日の購入申込を忘れないようにします。

4

上場日

2025年12月16日

上場日は2025年12月16日です。
公開規模、ロックアップ、市場の地合いを確認します。

BASIC INFO

基本情報

銘柄名 NSグループ株式会社
証券コード 471A
市場 東証プライム
業種 その他金融業
主幹事 SMBC日興証券;大和証券;JPモルガン
吸収金額 393.7億円
想定時価総額 771.9億円
総合評価 D

PRICE / FORECAST

価格情報・初値予想

想定価格 1,585円
仮条件 1440〜1480
公募価格 1,480円
予想初値 1,350円
予想利益 -1.3万円
初値 1,406円
初値騰落率 -5%

LISTING RESULT

上場後の結果

初値マイナス
公募価格 1,480円
初値 1,406円
初値売却損益 -7,400円
初値騰落率 -5%

更新日:2025年12月16日

公開価格1,480円に対して初値は1,406円となり、公開価格比は5.0%下落しました。
100株当たりの損失は7,400円です。

EVALUATION POINTS

評価ポイント

プラス要因

  • 家賃債務保証の保証料と更新料を積み上げる継続収益型の事業です
  • 2024年12月期は売上収益と最終利益がともに増加しています
  • 高い利益水準と安定したキャッシュ創出力が期待できます
  • 上位4株主には価格解除条件のない180日のロックアップがあります

マイナス要因

  • 仮条件上限ベースの吸収金額は約393.7億円と大型です
  • 公募株がなくベイン系2ファンドによる売出しだけで構成されています
  • ファンドの投資回収案件という性格が強く残存持分も意識されます
  • 役職員の記載株数は潜在株式で将来の希薄化要因となります

FINANCIALS

業績推移

2023年12月期・2024年12月期のIFRS連結数値を掲載しています。
組織再編の影響があるため、比較可能性を優先して直近2期表示としています。

売上・利益推移

単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益

0 8.8千 1.8万 2.6万 0 1.9千 3.8千 5.7千 2023年12月期(IFRS連結) 2024年12月期(IFRS連結) 売上 利益
売上:棒グラフ 利益:線グラフ
年度 売上 利益 売上成長率
2023年12月期(IFRS連結) 23,902百万円 5,106百万円 -
2024年12月期(IFRS連結) 26,348百万円 5,681百万円 +10.2%
期間売上成長率 +10.2%
直近期の利益 黒字
直近売上 26,348百万円

業績コメント

比較可能なIFRS連結数値は2023年12月期と2024年12月期です。
売上収益は23,902百万円から26,348百万円へ、親会社の所有者に帰属する当期利益は5,106百万円から5,681百万円へ増加しました。
組織再編の影響から、それ以前を同じ基準で3期表示していません。

SHAREHOLDER / LOCK-UP

株主構成・ロックアップ

BVアセット、ベイン系2ファンド、大谷彰宏氏は180日拘束です。
役職員の記載株数は全量が新株予約権由来の潜在株式です。

VC保有率 47.1%

VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。

主な株主

保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。

10件
株主名 保有株数 保有比率 ロックアップ条件
BVアセット株式会社 23,470,020株 41.59% 180日
BCPE Say Cayman, L.P. 20,862,240株 36.97% 180日
BCPE Say Cayman2, L.P. 5,737,116株 10.17% 180日
大谷彰宏 2,086,224株 3.70% 180日
清水信(全株潜在株式) 1,121,400株 1.99% -
鳳山一洋(全株潜在株式) 521,600株 0.92% -
岩本祐司(全株潜在株式) 521,600株 0.92% -
執行役員・従業員(全株潜在株式) 417,200株 0.74% -
執行役員・従業員(全株潜在株式) 365,000株 0.65% -
執行役員・従業員(全株潜在株式) 234,800株 0.42% -

株主構成コメント

BVアセットが41.59%、ベイン系のBCPE Say Cayman 2ファンドが合計47.14%、大谷彰宏氏が3.70%を保有します。
BVアセットは大谷氏側の資産管理会社に由来する株主で、ベイン系ファンドと同一視すべきではありません。
IPOではベイン系2ファンドが大規模に売り出します。

BROKERS

申込できる証券会社・おすすめ口座

申込候補の証券会社

SMBC日興証券 大和証券 JPモルガン 野村證券 SBI証券 岩井コスモ証券

COMMENTARY

詳細・管理人コメント

まず確認したいポイント

NSグループのIPOは、安定収益を評価できる一方、約393.7億円の大型売出しを重く見たい案件です。

日本セーフティーを中心に家賃債務保証を展開し、保証料や更新料を積み上げる収益構造を持ちます。

比較可能な連結2期では、売上収益が239.0億円から263.5億円へ伸び、最終利益も増加しました。

仮条件上限での時価総額は約771.9億円に達し、初値形成には幅広い機関投資家需要が必要です。

公募を伴わずベイン系ファンドが売り出す案件で、ロックアップ後の残存株売却にも注意が必要です。

収益性だけで判断せず、配当と同業比較を確認してSMBC日興証券からの参加を慎重に検討したいです。

IPO申込の準備

SMBC日興証券でIPO申込を準備

申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。