IPO DETAIL
PHCホールディングス株式会社
糖尿病マネジメント、診断・ライフサイエンス、医療ITなどのヘルスケア製品・サービスを国内外で展開。
SUMMARY
このIPOの結論
PHCホールディングスは、糖尿病ケア、病理診断、ライフサイエンス機器、医療ITを世界各国で展開するヘルスケア企業です。
IFRS連結の売上収益は1,865.5億円から3,060.7億円へ増え、2021年3月期の親会社帰属利益は169.1億円でした。
一方、BB時点の仮条件上限3,500円では吸収金額約889億円、時価総額約4,304.1億円の超大型案件です。
ファンド出口と大型需給を重視し、価格のディスカウントと海外需要を確認して慎重に判断したいIPOです。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
共同主幹事のうち個人が申し込みやすいSMBC日興証券を優先し、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、野村證券、みずほ証券も確認します。
大型需給のため慎重に参加します。
主幹事を最優先
共同主幹事はSMBC日興証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、野村證券、みずほ証券、BofA証券、ゴールドマン・サックス証券、JPモルガン証券です。
割当の中心となるため、申込方法、抽選配分、購入期限を確認して優先的に申し込みます。
平幹事も取りこぼさない
共同主幹事7社に加え、SBI証券、楽天証券、マネックス証券が引受幹事として参加します。
資金と締切を管理
仮条件上限3,500円の場合、100株あたりの申込資金は350,000円です。
各証券会社で前受金ルールと資金拘束のタイミングが異なるため、申込前に確認します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- SMBC日興証券を優先して申し込む
- 仮条件のディスカウントを確認する
- 海外機関投資家の需要を確認する
- ファンド出口案件として慎重に判断する
注意点
- 約889億円の大型需給に注意する
- ファンド比率約50.5%を確認する
- 売出中心の構成を考慮する
- 市場環境悪化時の需要不足を警戒する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2021年9月29日〜10月5日
公開価格決定日: 2021年10月6日
申込期間: 2021年10月7日〜10月12日
上場日: 2021年10月14日
BB申込期間
2021年9月29日〜2021年10月5日BB期間は2021-09-29〜2021-10-05で、仮条件は3250〜3500円です。
抽選日
2021年10月6日公開価格決定日・抽選結果確認日は2021-10-06です。
購入申込期間
2021年10月7日〜2021年10月12日当選後は2021-10-07〜2021-10-12の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2021年10月14日上場日は2021-10-14です。
公開規模、業績、株主構成、同時期のIPO需給を確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | PHCホールディングス株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 6523 |
| 市場 | 東証一部 |
| 業種 | 電気機器 |
| 主幹事 | SMBC日興証券;三菱UFJモルガン・スタンレー証券;野村證券;みずほ証券;BofA証券;ゴールドマン・サックス証券;JPモルガン証券 |
| 吸収金額 | 889億円 |
| 想定時価総額 | 4304.1億円 |
| 総合評価 | D |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 3,700円 |
|---|---|
| 仮条件 | 3250〜3500 |
| 公募価格 | 3,250円 |
| 予想初値 | 3,150円 |
| 予想利益 | -3.5万円 |
| 初値 | 3,120円 |
| 初値騰落率 | -4% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 医療・ヘルスケアの安定需要
- 売上収益3000億円超の事業基盤
- 直近期の利益が回復
- 世界各国で事業展開
マイナス要因
- BB時点の吸収金額約889億円
- ファンド比率約50.5%
- 売出中心の出口案件
- 大型案件で機関投資家需要に依存
FINANCIALS
業績推移
直近3期のIFRS連結売上収益と親会社の所有者に帰属する当期利益を百万円単位で掲載しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2019年3月期(IFRS連結) | 186,546百万円 | 15,453百万円 | - |
| 2020年3月期(IFRS連結) | 272,637百万円 | 5,276百万円 | +46.2% |
| 2021年3月期(IFRS連結) | 306,071百万円 | 16,906百万円 | +12.3% |
業績コメント
IFRS連結の売上収益は2019年3月期186,546百万円から2021年3月期306,071百万円へ拡大しました。
親会社帰属利益は15,453百万円、5,276百万円、16,906百万円です。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
KKR系、LCA、三井物産、生命科学インスティテュート、パナソニックには180日のロックアップがあります。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| KKR PHC Investment L.P. | 55,804,244株 | 45.77% | 180日 |
| 三井物産株式会社 | 24,594,240株 | 20.17% | 180日 |
| 株式会社生命科学インスティテュート | 15,348,237株 | 12.59% | 180日 |
| パナソニック株式会社 | 13,158,136株 | 10.79% | 180日 |
| LCA 3 Moonshot LP | 5,714,286株 | 4.69% | 180日 |
| PHCホールディングス従業員持株会 | 1,014,190株 | 0.83% | - |
株主構成コメント
KKR PHC Investmentが45.77%を保有し、三井物産、生命科学インスティテュート、パナソニックが続きます。
KKR系とLCAで約50.5%を占め、両ファンド株には180日のロックアップがあります。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
PHCホールディングスのIPOは、世界展開する医療事業は評価できますが、BB時点で約889億円の大型需給を慎重に見たい案件です。
糖尿病ケア、病理診断、ライフサイエンス機器、医療ITを幅広く手掛け、景気変動を受けにくい需要基盤を持ちます。
IFRS連結の売上収益は2019年3月期1,865.5億円から2021年3月期3,060.7億円へ伸び、利益も回復しました。
仮条件上限では時価総額約4,304.1億円となり、初値形成には国内外の機関投資家による強い需要が不可欠です。
KKR系とLCAで約50.5%を保有し、180日の拘束後も追加売却が意識されるため、中長期の需給には注意が必要です。
申込みはSMBC日興証券を軸に、仮条件の割安度、海外需要、ファンド出口を確認し、限定的に参加する方針が妥当です。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2021年10月14日
公開価格3,250円に対して初値は3,120円となり、100株当たり損益は-13,000円、騰落率は-4.0%でした。