IPO DETAIL

株式会社パワーエックス

証券コード:485A 東証グロース 電気機器 総合評価 C

大型蓄電池、EV充電サービス、船舶用蓄電システム、再生可能エネルギー電力の供給を手掛ける会社です。

初値期待度 58 /100
想定利益 -2,000円

SUMMARY

このIPOの結論

総合評価 C
予想初値 1,200円
予想利益 -2,000円
主幹事 三菱UFJモルガン・スタンレー証券;モルガン・スタンレーMUFG証券;SMBC日興証券

大型蓄電池、EV充電、船舶用蓄電システムという事業領域は魅力的で、国内生産基盤を持つ希少性もあります。
一方、2024年12月期の連結最終赤字は8,013百万円まで拡大し、吸収金額約117.7億円を支えるには長期の成長を織り込む投資家需要が必要です。
株主には有力事業会社が多く、主な通常株主には180日のロックアップがありますが、伊藤正裕氏の3,399,000株は全量が潜在株式です。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券、モルガン・スタンレーMUFG証券、SMBC日興証券の需要動向を確認し、無理に参加しない方針が妥当です。

IPO申込の準備

三菱UFJ eスマート証券でIPO申込を準備

主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。

APPLICATION STRATEGY

このIPOの申込戦略

最優先:三菱UFJ eスマート証券

共同主幹事3社の需要状況を最重視します。
蓄電池テーマだけでなく、約117.7億円の公開規模、巨額赤字、今後の資金需要を踏まえ、参加は限定的にします。

1

主幹事を最優先

共同主幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券、モルガン・スタンレーMUFG証券、SMBC日興証券です。
国内個人向けの配分や申込方法は証券会社ごとに異なるため、各社の抽選ルールと購入期限を確認します。

2

平幹事も取りこぼさない

配分の限られる幹事も、ネット抽選に対応していれば申込候補です。
複数社を併用して当選機会を広げます。

3

資金と締切を管理

仮条件上限1,220円の場合、100株あたりの申込資金は122,000円です。
申込資金に加え、証券会社ごとの前受金と資金拘束の扱いも確認が必要です。

優先して申し込みたい証券会社

最優先
  • 三菱UFJ eスマート証券
    • 抽選方式:10%以上平等抽選+一部裁量配分
    • 入金:ブックビルディング申込前(買付可能額確認)
    • IPO取扱:19件
    口座開設 レビュー
併用して申し込みたい証券会社
  • モルガン・スタンレーMUFG証券
  • SMBC日興証券
    • 抽選方式:10%同率抽選+最大5%ステージ別抽選+店頭裁量配分
    • 入金:需要申告前
    • IPO取扱:27件
    口座開設 レビュー
  • 野村證券
    • 抽選方式:10%以上完全抽選+店頭裁量配分
    • 入金:当選・補欠当選後、購入申込前
    • IPO取扱:28件
    口座開設 レビュー

申込のコツ

  • 主幹事の三菱UFJモルガン・スタンレー証券を最優先に申し込む
  • 仮条件上限1,220円で資金を準備する
  • ネット対応の幹事証券も確認する
  • 当選後の購入申込期限を忘れない

注意点

  • 連結最終赤字が拡大している
  • 工場投資と研究開発に追加資金が必要となる可能性がある
  • 吸収金額約117.7億円はグロース市場で重い
  • 2022年単体と2023年以降の連結を単純比較しない

SCHEDULE

IPOスケジュール

今日:2026年7月29日

BB期間: 2025年12月3日〜12月9日
公開価格決定日: 2025年12月10日
申込期間: 2025年12月11日〜12月16日
上場日: 2025年12月19日

1

BB申込期間

2025年12月3日〜2025年12月9日

BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は1200〜1220円です。

2

抽選日

2025年12月10日

公開価格決定日・抽選結果確認日は2025年12月10日です。

3

購入申込期間

2025年12月11日〜2025年12月16日

当選後は2025年12月11日〜2025年12月16日の購入申込を忘れないようにします。

4

上場日

2025年12月19日

上場日は2025年12月19日です。
公開規模、ロックアップ、市場の地合いを確認します。

BASIC INFO

基本情報

銘柄名 株式会社パワーエックス
証券コード 485A
市場 東証グロース
業種 電気機器
主幹事 三菱UFJモルガン・スタンレー証券;モルガン・スタンレーMUFG証券;SMBC日興証券
吸収金額 117.7億円
想定時価総額 442.8億円
総合評価 C

PRICE / FORECAST

価格情報・初値予想

想定価格 1,200円
仮条件 1200〜1220
公募価格 1,220円
予想初値 1,200円
予想利益 -2,000円
初値 1,130円
初値騰落率 -7.4%

LISTING RESULT

上場後の結果

初値マイナス
公募価格 1,220円
初値 1,130円
初値売却損益 -9,000円
初値騰落率 -7.4%

更新日:2025年12月19日

公開価格1,220円に対して初値は1,130円となり、公開価格比は7.4%下落しました。
100株当たりの損失は9,000円です。

EVALUATION POINTS

評価ポイント

プラス要因

  • 大型蓄電池の国内製造という政策や電力インフラに関わるテーマです
  • 2024年12月期は製品販売の本格化で売上高が大きく増加しました
  • 造船や海運や商社など有力事業会社が株主に並んでいます
  • 主要な通常株主には価格解除条件のない180日のロックアップがあります

マイナス要因

  • 2024年12月期の連結最終損失は約80.1億円に拡大しています
  • 仮条件上限ベースの吸収金額は約117.7億円と大型です
  • 工場投資や研究開発が続くため追加資金調達の可能性があります
  • 2022年は単体で2023年以降は連結となり会計範囲が異なります

FINANCIALS

業績推移

2022年12月期は単体、2023年12月期以降は連結数値です。
2023年・2024年の最終損失は連結ベースに統一しました。

売上・利益推移

単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益

0 2.1千 4.1千 6.2千 -8.0千 -5.3千 -2.7千 1 2023年12月期(連結) 2024年12月期(連結) 売上 利益
売上:棒グラフ 利益:線グラフ
年度 売上 利益 売上成長率
2023年12月期(連結) 327百万円 -6,166百万円 -
2024年12月期(連結) 6,161百万円 -8,013百万円 +1784.1%
期間売上成長率 +1784.1%
直近期の利益 赤字
直近売上 6,161百万円

業績コメント

2022年12月期は単体で売上計上前、当期純損失2,255百万円です。
連結では2023年12月期の売上高327百万円・最終損失6,166百万円から、2024年12月期は売上高6,161百万円・最終損失8,013百万円となりました。
売上は立ち上がった一方、投資先行で赤字は拡大しています。

SHAREHOLDER / LOCK-UP

株主構成・ロックアップ

主要な通常株主は主に180日拘束で価格解除条件はありません。
伊藤正裕氏の記載株数は全量が新株予約権由来の潜在株式です。

VC保有率 14.9%

VC保有が一定程度あります。ロックアップ条件を確認しましょう。

主な株主

保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。

10件
株主名 保有株数 保有比率 ロックアップ条件
株式会社FAROUT 4,970,000株 12.95% 180日
アキュメン株式会社 4,956,000株 12.91% 180日
伊藤正裕(全株潜在株式) 3,399,000株 8.85% 継続保有
今治造船株式会社 2,184,000株 5.69% 180日
日本瓦斯株式会社 1,140,000株 2.97% 180日
日本郵船株式会社 917,000株 2.39% 180日
伊藤忠商事株式会社 900,000株 2.34% 180日
FRONTIVE X LIMITED 879,000株 2.29% 180日
株式会社三菱UFJ銀行 856,000株 2.23% 継続保有
Spiral Capital Japan Fund 2号投資事業有限責任組合 773,000株 2.01% 180日

株主構成コメント

FAROUTとアキュメンがそれぞれ約13%を保有し、今治造船、日本瓦斯、日本郵船、伊藤忠商事など事業会社が続きます。
旧記載の「Acumen GSS Japan Fund L.P.」は届出書上の株主名と一致せず、正しくはアキュメン株式会社です。
戦略株主が分散する一方、設備産業として今後も資本政策が需給を左右します。

BROKERS

申込できる証券会社・おすすめ口座

申込候補の証券会社

三菱UFJモルガン・スタンレー証券 モルガン・スタンレーMUFG証券 SMBC日興証券 野村證券 みずほ証券 SBI証券 マネックス証券 松井証券 中銀証券 岡三証券 岩井コスモ証券

COMMENTARY

詳細・管理人コメント

まず確認したいポイント

パワーエックスのIPOは、蓄電池の成長テーマよりも巨額赤字と大型需給を重く見たい案件です。

大型蓄電池やEV充電、船舶用電池を展開し、再生可能エネルギー普及の恩恵が期待されます。

売上高は2024年12月期に61.6億円まで急増しましたが、連結最終損失は約80.1億円へ拡大しました。

仮条件上限での吸収金額は約117.7億円、時価総額は約442.8億円で、強い需要が必要です。

造船や海運、商社などの事業会社が株主に並ぶ一方、設備投資と追加調達の負担には注意が必要です。

将来性だけで判断せず、共同主幹事の需要状況と黒字化の道筋を確認して慎重に検討したいです。

IPO申込の準備

三菱UFJ eスマート証券でIPO申込を準備

申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。