IPO DETAIL
株式会社ガーデン
「壱角家」「山下本気うどん」などの飲食ブランドを直営・フランチャイズで展開し、M&Aも活用して店舗網を広げる会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
M&A後のブランド再生と店舗展開により、2024年2月期は売上・利益が大きく回復しました。
ただし、吸収金額は約58.9億円、必要資金は32万円で、外食IPOとして需給は軽くありません。
経営陣の保有数には潜在株式が多く含まれるため、上場時の普通株需給と将来の希薄化を分けて見ます。
業績回復を評価しつつ、主幹事中心の慎重参加とします。
東海東京証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事の東海東京証券を最優先に、SBI証券、マネックス証券、松井証券も併用します。
業績回復は評価できますが、約58.9億円の公開規模と32万円の申込単価を踏まえ、資金余力を残して参加します。
主幹事を最優先
東海東京証券が主幹事で配分の中心となるため、最優先で申し込みます。
平幹事も取りこぼさない
元引受取引参加者等は、従来記載の10社にむさし証券を加えた11社です。
ネット抽選ではSBI証券、マネックス証券、松井証券を確認します。
資金と締切を管理
仮条件上限3,200円の場合、100株当たりの申込資金は320,000円です。
申込資金に加え、証券会社ごとの前受金と資金拘束の扱いも確認が必要です。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 東海東京証券を最優先にする
- 32万円以上を準備する
- SBI・マネックス・松井も併用する
- 外食株の地合いを確認する
- 役職員の潜在株式を普通株と区別する
注意点
- 吸収金額は約58.9億円
- 申込単価が32万円と高い
- 原材料費・人件費の上昇リスク
- M&A・出店投資の回収リスク
- 潜在株式による将来の希薄化
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2024年11月6日〜11月12日
公開価格決定日: 2024年11月13日
申込期間: 2024年11月14日〜11月19日
上場日: 2024年11月22日
BB申込期間
2024年11月6日〜2024年11月12日BB期間は2024-11-06〜2024-11-12で、仮条件は3100〜3200円です。
抽選日
2024年11月13日公開価格決定日・抽選結果確認日は2024-11-13です。
購入申込期間
2024年11月14日〜2024年11月19日当選後は2024-11-14〜2024-11-19の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2024年11月22日上場日は2024-11-22です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社ガーデン |
|---|---|
| 証券コード | 274A |
| 市場 | 東証スタンダード |
| 業種 | 小売業 |
| 主幹事 | 東海東京証券 |
| 吸収金額 | 58.9億円 |
| 想定時価総額 | 211.2億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 3,100円 |
|---|---|
| 仮条件 | 3100〜3200 |
| 公募価格 | 3,200円 |
| 予想初値 | 3,350円 |
| 予想利益 | 1.5万円 |
| 初値 | 3,060円 |
| 初値騰落率 | -4.4% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 壱角家など複数の外食ブランドを展開
- M&A後の店舗再生と多店舗化に実績
- 2024年2月期は売上高と純利益が大幅回復
- 創業者側の保有比率が高くVC保有なし
マイナス要因
- 吸収金額約58.9億円で外食IPOとして重め
- 100株当たり32万円の申込資金が必要
- 食材費・人件費・賃料の上昇影響
- 出店やM&Aの成否と潜在株式に注意
FINANCIALS
業績推移
直近3期は単体です。
売上高は拡大し、2024年2月期の最終利益は大きく回復しました。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2022年2月期 | 7,804百万円 | 892百万円 | - |
| 2023年2月期 | 11,842百万円 | 253百万円 | +51.7% |
| 2024年2月期 | 15,312百万円 | 1,066百万円 | +29.3% |
業績コメント
直近3期は単体です。
売上高は7,804百万円から15,312百万円へ増加しました。
純利益は2023年2月期に253百万円へ落ち込んだ後、2024年2月期は1,066百万円へ回復しており、外食需要の正常化と店舗運営改善を確認する内容です。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要普通株主には180日のロックアップがあり価格解除はありません。
役職員の保有欄に含まれる潜在株式は上場時の普通株と区別します。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 株式会社マック | 3,000,000株 | 48.53% | 180日 |
| 川島 賢 | 1,552,170株 | 25.11% | 180日 |
| 小澤 修三 | 370,000株(全量潜在株式) | 5.99% | 180日 |
| 株式会社ガーデン従業員持株会 | 334,745株 | 5.42% | - |
| 薫田 勇 | 125,000株(全量潜在株式) | 2.02% | 180日 |
| 井上 陵太 | 112,400株(全量潜在株式) | 1.82% | 180日 |
| 株式会社ギフトホールディングス | 80,775株 | 1.31% | 180日 |
| 従業員 | 36,600株(全量潜在株式) | 0.59% | - |
| 山下 栄緑 | 32,310株 | 0.52% | 180日 |
株主構成コメント
マックと川島賢氏で約73.6%を保有し、経営者側の支配力は強い構成です。
ただし、上位役職員の保有数には新株予約権由来の潜在株式が多く含まれます。
VC不在という点だけでなく、普通株の安定保有と将来の希薄化を別々に評価する必要があります。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
ガーデンのIPOは、業績回復と店舗再生力は評価できますが、公開規模と外食業特有のコストリスクを重く見たい案件と考えられます。
壱角家や山下本気うどんなど複数ブランドを運営し、M&Aで取得した店舗を再生して多店舗化し、業態転換を通じた成長を図っています。
2024年2月期の売上高は15,312百万円、純利益は1,066百万円となり、前期から収益が大きく改善して回復基調が鮮明です。
仮条件上限3,200円での吸収金額は約58.9億円、時価総額は約211.2億円で、スタンダードIPOとして軽い需給ではありません。
創業者側の保有は安定材料ですが、食材費や人件費、賃料の上昇に加え、出店とM&Aの成否や潜在株式が利益率の変動要因になります。
申込みは東海東京証券を中心に、外食株の地合いと利益率の持続性、必要資金32万円を踏まえて慎重に判断するのが適切と考えられます。
東海東京証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2024年11月22日
公開価格は3,200円、初値は3,060円となり、100株当たりの損益は-14,000円でした。