IPO DETAIL
イシン株式会社
自治体向けメディアを活用した公民共創支援、大企業のオープンイノベーション支援、成長企業向けメディア・採用支援を展開する企業です。
SUMMARY
このIPOの結論
自治体・大企業・成長企業を顧客とする複数の支援事業に加え、吸収金額約6.1億円の軽い需給と黒字業績を評価できます。
主要株主の拘束も強く、上場集中による資金分散を確認しながら積極寄りに判断したいIPOです。
みずほ証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のみずほ証券を最優先とし、マネックス証券、SMBC日興証券、松井証券、SBI証券にも申込みます。
約6.1億円の小型需給を重視し、同時期IPOの資金分散を確認しながら前向きに参加します。
主幹事を最優先
主幹事はみずほ証券です。
配分の中心となるため、口座と申込期限を最優先で確認します。
平幹事も取りこぼさない
マネックス証券、SMBC日興証券、松井証券、SBI証券など、ネット申込に対応する幹事も併用して抽選機会を増やします。
資金と締切を管理
仮条件上限1,080円の場合、100株当たりの申込資金は108,000円です。
複数社から申し込む場合は、各証券会社の前受金と資金拘束時期を確認します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- みずほ証券を最優先に申し込む
- 仮条件上限で108,000円を準備する
- 小型需給と180日ロックアップを評価する
- 同時期IPOによる資金分散を確認する
注意点
- 案件獲得時期による業績変動
- 自治体・大企業の予算動向
- 小規模組織の人材採用負担
- 公開株比率がやや高い
- 上場集中時の買い需要
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2024年3月6日〜3月12日
公開価格決定日: 2024年3月13日
申込期間: 2024年3月14日〜3月19日
上場日: 2024年3月25日
BB申込期間
2024年3月6日〜2024年3月12日BB期間は2024-03-06〜2024-03-12で、仮条件は1000〜1080円です。
抽選日
2024年3月13日公開価格決定日・抽選結果確認日は2024-03-13です。
購入申込期間
2024年3月14日〜2024年3月19日当選後は2024-03-14〜2024-03-19の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2024年3月25日上場日は2024-03-25です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | イシン株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 143A |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | サービス業 |
| 主幹事 | みずほ証券 |
| 吸収金額 | 6.1億円 |
| 想定時価総額 | 19.9億円 |
| 総合評価 | A |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,080円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1000〜1080 |
| 公募価格 | 1,080円 |
| 予想初値 | 2,100円 |
| 予想利益 | 10.2万円 |
| 初値 | 2,234円 |
| 初値騰落率 | 106.9% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 吸収金額約6.1億円の小型案件
- 自治体向け営業支援とオープンイノベーション支援の独自性
- 増収基調を維持し黒字を確保
- 主要株主に180日の価格解除なしロックアップ
マイナス要因
- 事業規模が小さく案件獲得時期で業績が振れやすい
- 自治体予算や大企業の新規事業投資に左右される
- 専門人材の採用と育成にコストを要する
- 公開株比率が3割前後とやや高い
FINANCIALS
業績推移
2021年3月期は単体、2022年3月期以降は連結数値です。
会計範囲が異なるため、2021年との単純比較には注意が必要です。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2021年3月期(単体) | 724百万円 | 16百万円 | - |
| 2022年3月期(連結) | 1,024百万円 | 97百万円 | +41.4% |
| 2023年3月期(連結) | 1,148百万円 | 84百万円 | +12.1% |
業績コメント
2021年3月期の単体売上高724百万円・純利益16百万円から、2022年3月期の連結売上高1,024百万円・純利益97百万円、2023年3月期は売上高1,148百万円・純利益84百万円となりました。
増収基調ですが、直近期は利益がやや減少しています。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主は原則180日・価格解除なしです。
株主表の括弧内は新株予約権による潜在株式の内数として区別しています。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 株式会社Bright Stone | 760,000株 | 44.76% | 180日 |
| 明石 智義 | 629,400株 | 37.07% | 180日 |
| 松浦 道生 | 72,000株 | 4.24% | 180日 |
| 村口 和孝 | 53,300株 | 3.14% | 180日 |
| 片岡 聡 | 51,200株(うち潜在株式19,200株) | 3.02% | 180日 |
| 吉田 秀明 | 32,000株(うち潜在株式16,000株) | 1.88% | 180日 |
| 丸山 広大 | 32,000株(うち潜在株式16,000株) | 1.88% | 180日 |
| 松本 大 | 21,300株 | 1.25% | 180日 |
| 西中 大史 | 10,000株(全量潜在株式) | 0.59% | 180日 |
| 吉川 慶 | 7,200株(全量潜在株式) | 0.42% | - |
株主構成コメント
Bright Stoneが44.76%、明石智義氏が37.07%を保有し、創業者側に株式が集中しています。
片岡氏、吉田氏、丸山氏などの表示株数には潜在株式が含まれるため、通常株式と同一の売却可能株として見るべきではありません。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
イシンのIPOは、自治体向け営業支援と大企業の新規事業支援という独自性に、小型需給が加わる点をまず確認したい注目案件です。
自治体情報メディアを起点に官公庁営業を支援し、海外スタートアップ探索や成長企業向け採用支援まで幅広く事業領域を広げています。
売上高は増加基調を維持し、直近期も最終黒字を確保しているため、小規模ながら収益基盤は一定程度整っている段階と考えられます。
吸収金額は約6.1億円と軽く、創業者側の保有比率が高いうえ主要株主には180日のロックアップがあり、需給は引き締まりやすい構成です。
一方で案件の受注時期や自治体予算、大企業の新規事業投資に業績が左右されやすく、専門人材の採用負担にも十分な注意が必要です。
主幹事のみずほ証券を中心に、小型需給と事業の独自性を評価しつつ、同時期のIPO日程も確認して参加を検討する方針が取りやすいでしょう。
みずほ証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2024年3月25日
公開価格1,080円に対し、上場初日は買い気配のまま初値が付かず、2日目に2,234円で初値を形成しました。
騰落率は+106.9%、100株当たりの初値売り損益は115,400円です。