IPO DETAIL

全保連株式会社

証券コード:5845 東証スタンダード その他金融業 総合評価 C

賃貸住宅の入居者に対する家賃債務保証を全国で展開し、不動産管理会社・仲介会社との協定網を通じて保証料収入を積み上げる会社です。

初値期待度 43 /100
想定利益 -2,000円

SUMMARY

このIPOの結論

総合評価 C
予想初値 580円
予想利益 -2,000円
主幹事 三菱UFJモルガン・スタンレー証券;SMBC日興証券

家賃保証の継続収益と低い購入単価は下支え材料です。
一方、約41.1億円の公開規模、投資ファンド中心の株主構成、最終利益の減少を踏まえると、初値狙いでは慎重姿勢が妥当です。

IPO申込の準備

三菱UFJ eスマート証券でIPO申込を準備

主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。

APPLICATION STRATEGY

このIPOの申込戦略

最優先:三菱UFJ eスマート証券

三菱UFJモルガン・スタンレー証券とSMBC日興証券の共同主幹事を申込みの中心にします。
低単価だけで判断せず、約41.1億円の吸収負担、ファンド売出し、同業保証会社のバリュエーションを確認して申込数量を抑えます。

1

主幹事を最優先

共同主幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券とSMBC日興証券です。
個人向け申込方法と配分方針を確認し、利用できる主幹事口座を優先します。

2

平幹事も取りこぼさない

引受幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券、SMBC日興証券、大和証券、SBI証券、楽天証券、松井証券です。
ネット抽選に参加できる幹事も併用します。

3

資金と締切を管理

仮条件上限600円では100株当たり60,000円です。
複数のIPOへ資金を振り分けやすい水準ですが、前受金と資金拘束の時期は各証券会社で異なります。

優先して申し込みたい証券会社

最優先
  • 三菱UFJ eスマート証券
    • 抽選方式:10%以上平等抽選+一部裁量配分
    • 入金:ブックビルディング申込前(買付可能額確認)
    • IPO取扱:19件
    口座開設 レビュー
併用して申し込みたい証券会社
  • SMBC日興証券
    • 抽選方式:10%同率抽選+最大5%ステージ別抽選+店頭裁量配分
    • 入金:需要申告前
    • IPO取扱:27件
    口座開設 レビュー
  • 松井証券
    • 抽選方式:70%以上完全平等抽選+裁量配分
    • 入金:当選・補欠当選後、購入申込期間最終日15:45まで
    • IPO取扱:51件
    口座開設 レビュー
  • SBI証券
    • 抽選方式:口数比例抽選+IPOチャレンジポイント+裁量配分
    • 入金:抽選時(発行価格決定日18時以降)
    • IPO取扱:62件
    口座開設 レビュー

申込のコツ

  • 共同主幹事の申込方法を確認する
  • 100株6万円を基準に資金配分する
  • ファンド売出しと公開規模を重視する
  • 同業保証会社の評価水準を確認する

注意点

  • 吸収金額約41.1億円
  • 投資ファンドの出口色が強い
  • 想定価格から仮条件が下振れ
  • 2023年3月期は最終減益
  • スタンダード市場の需給

SCHEDULE

IPOスケジュール

今日:2026年7月29日

BB期間: 2023年10月10日〜10月16日
公開価格決定日: 2023年10月17日
申込期間: 2023年10月18日〜10月23日
上場日: 2023年10月25日

1

BB申込期間

2023年10月10日〜2023年10月16日

BB期間は2023-10-10〜2023-10-16で、仮条件は560〜600円です。

2

抽選日

2023年10月17日

公開価格決定日・抽選結果確認日は2023-10-17です。

3

購入申込期間

2023年10月18日〜2023年10月23日

当選後は2023-10-18〜2023-10-23の購入申込を忘れないようにします。

4

上場日

2023年10月25日

上場日は2023-10-25です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。

BASIC INFO

基本情報

銘柄名 全保連株式会社
証券コード 5845
市場 東証スタンダード
業種 その他金融業
主幹事 三菱UFJモルガン・スタンレー証券;SMBC日興証券
吸収金額 41.1億円
想定時価総額 138億円
総合評価 C

PRICE / FORECAST

価格情報・初値予想

想定価格 730円
仮条件 560〜600
公募価格 600円
予想初値 580円
予想利益 -2,000円
初値 580円
初値騰落率 -3.3%

LISTING RESULT

上場後の結果

初値マイナス
公募価格 600円
初値 580円
初値売却損益 -2,000円
初値騰落率 -3.3%

更新日:2023年10月25日

公開価格600円に対し初値は580円で、騰落率は-3.3%でした。
100株当たりの初値売り損益は-2,000円です。

EVALUATION POINTS

評価ポイント

プラス要因

  • 家賃債務保証による継続的な保証料収入
  • 全国の不動産会社との協定網
  • 100株6万円前後で参加しやすい価格帯
  • 主要株主に180日の価格解除なしロックアップ

マイナス要因

  • 吸収金額約41.1億円でスタンダード市場にはやや重い
  • 売出し中心で既存株主の換金色が強い
  • 投資ファンドの保有比率が高い
  • 直近期は最終利益が減少

FINANCIALS

業績推移

単体決算です。
2021年3月期は会計処理変更等の影響を含むため、翌期以降の利益と単純比較しにくい点に注意が必要です。
2023年3月期は増収ながら最終減益でした。

売上・利益推移

単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益

0 7.9千 1.6万 2.4万 -7.2千 -4.4千 -1.5千 1.4千 2021年3月期 2022年3月期 2023年3月期 売上 利益
売上:棒グラフ 利益:線グラフ
年度 売上 利益 売上成長率
2021年3月期 10,872百万円 -7,221百万円 -
2022年3月期 21,705百万円 1,387百万円 +99.6%
2023年3月期 23,846百万円 773百万円 +9.9%
期間売上成長率 +119.3%
直近期の利益 黒字
直近売上 23,846百万円

業績コメント

売上高は2021年3月期の10,872百万円から2023年3月期の23,846百万円へ増加しました。
2021年3月期は収益認識・引当処理等の影響を受け7,221百万円の最終赤字でしたが、2022年3月期は1,387百万円、2023年3月期は773百万円の最終黒字を確保しています。

SHAREHOLDER / LOCK-UP

株主構成・ロックアップ

主要株主には180日の価格解除なしロックアップがあります。
株主表の括弧内は新株予約権由来の潜在株式で、上場時点の普通株式とは区別しています。

VC保有率 67.2%

VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。

主な株主

保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。

10件
株主名 保有株数 保有比率 ロックアップ条件
AZ-Star3号投資事業有限責任組合 8,390,800株 35.15% 180日
インベストメントZ1号投資事業有限責任組合 4,441,026株 18.60% 180日
迫 幸治 2,950,000株(うち潜在株式1,329,000株) 12.36% 180日
FP公開支援5号投資事業有限責任組合 1,358,000株 5.69% 180日
茨木 英彦 1,269,000株(全量潜在株式) 5.32% 180日
MCo6号投資事業組合 1,000,000株(全量潜在株式) 4.19% 180日
投資事業有限責任組合センテリュオ 850,000株 3.56% 180日
株式会社沖縄海邦銀行 384,615株 1.61% 180日
三菱UFJファクター株式会社 384,615株 1.61% 180日
藤本 竜也 345,000株(全量潜在株式) 1.45% 180日

株主構成コメント

AZ-Star3号とインベストメントZ1号で過半を保有し、投資ファンドの出口案件という性格が強い構成です。
短期的には180日の価格解除なしロックアップが需給を支えますが、解除後の追加売却は中期的な論点になります。
迫幸治氏以下の一部株主は、表示株数の全部または一部が潜在株式です。

BROKERS

申込できる証券会社・おすすめ口座

申込候補の証券会社

三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SMBC日興証券 大和証券 SBI証券 楽天証券 松井証券

COMMENTARY

詳細・管理人コメント

まず確認したいポイント

全保連のIPOは、家賃保証の安定収益を評価できる一方、売出し中心の公開規模を慎重に見極めたい案件であり、初値期待は控えめに見るのが妥当と考えられます。

全国の不動産会社との協定網を通じて保証契約を積み上げる事業は継続性がありますが、同業他社との競争環境も継続的な確認が必要です。

売上高は拡大基調へ戻っているものの、直近期は最終利益が減少しており、収益性の改善が今後も安定して持続するかには注意が必要です。

吸収金額は約41.1億円で、スタンダード市場への上場としては軽くなく、売出し比率の高さも初値の上値を抑える要因になり得ます。

主要株主には180日の価格解除なしロックアップがありますが、投資ファンドの保有が大きく、中期的な追加売却の余地は残ります。

申込みは共同主幹事の中でも三菱UFJモルガン・スタンレー証券を中心に、同業比較とBB需要を確認して慎重に判断する方針です。

IPO申込の準備

三菱UFJ eスマート証券でIPO申込を準備

申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。