IPO DETAIL
成友興業株式会社
建設系産業廃棄物・汚染土壌の中間処理と再資源化、道路舗装・土木工事を首都圏で手掛ける環境・建設関連企業です。
SUMMARY
このIPOの結論
約3.4億円の小型需給、安定した最終利益、VC不在は評価材料です。
一方、名証メイン単独上場、流動性の低さ、連結売上高の減少を踏まえ、初値狙いでは慎重参加が妥当です。
SBI証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事SBI証券を最優先にします。
吸収金額は軽いものの、名証メイン単独上場と24万円超の必要資金を考慮し、初値売却の流動性を重視して申込数量を抑えます。
主幹事を最優先
主幹事はSBI証券です。
公開株が少ないため主幹事配分が中心ですが、流動性リスクを許容できる場合に限り申し込みます。
平幹事も取りこぼさない
引受幹事はSBI証券、東海東京証券、岡三証券、アイザワ証券、岩井コスモ証券、むさし証券です。
名古屋証券取引所の資料順へ統一しました。
資金と締切を管理
仮条件上限2,430円では100株当たり243,000円です。
資金拘束の大きさと地方市場の流動性を踏まえ、他案件との優先順位を決めます。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- SBI証券を優先する
- 100株243,000円を準備する
- 名証メインの売買代金を確認する
- 連結業績と配当方針を確認する
注意点
- 名証メイン単独上場
- 上場後の流動性が低い可能性
- 100株の必要資金が高め
- 連結売上高が減少
- 設備・工事受注の変動
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2023年9月27日〜10月3日
公開価格決定日: 2023年10月4日
申込期間: 2023年10月5日〜10月11日
上場日: 2023年10月13日
BB申込期間
2023年9月27日〜2023年10月3日BB期間は2023-09-27〜2023-10-03で、仮条件は2200〜2430円です。
抽選日
2023年10月4日公開価格決定日・抽選結果確認日は2023-10-04です。
購入申込期間
2023年10月5日〜2023年10月11日当選後は2023-10-05〜2023-10-11の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2023年10月13日上場日は2023-10-13です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 成友興業株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 9170 |
| 市場 | 名証メイン |
| 業種 | サービス業 |
| 主幹事 | SBI証券 |
| 吸収金額 | 3.4億円 |
| 想定時価総額 | 29.6億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 2,430円 |
|---|---|
| 仮条件 | 2200〜2430 |
| 公募価格 | 2,300円 |
| 予想初値 | 2,400円 |
| 予想利益 | -3,000円 |
| 初値 | 2,116円 |
| 初値騰落率 | -8% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 吸収金額約3.4億円の小型案件
- 建設廃棄物の処理・再資源化に参入障壁
- 連結最終利益が増加
- 創業家中心でVC不在
マイナス要因
- 名証メイン単独上場で流動性が低い
- 100株当たりの必要資金が高め
- 直近期は連結売上高が減少
- 建設需要や設備稼働率の影響を受ける
FINANCIALS
業績推移
2020年9月期は提出会社単体、2021年9月期以降は連結です。
会計範囲が異なるため、3期の売上高を単純な連続系列として比較しないようにします。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2020年9月期(単体) | 10,682百万円 | 204百万円 | - |
| 2021年9月期(連結) | 11,857百万円 | 237百万円 | +11.0% |
| 2022年9月期(連結) | 11,071百万円 | 279百万円 | -6.6% |
業績コメント
2020年9月期の単体売上高は10,682百万円、最終利益は204百万円です。
連結開始後の2021年9月期は売上高11,857百万円・最終利益237百万円、2022年9月期は売上高11,071百万円・最終利益279百万円でした。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
創業家等には180日の価格解除なしロックアップがあります。
役職員の潜在株式は普通株式と区別しています。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 細沼 順人 | 978,771株 | 71.79% | 180日 |
| 細沼 菜穂子 | 233,138株 | 17.10% | 180日 |
| 成友興業従業員持株会 | 22,900株 | 1.68% | 180日 |
| 細沼 理恵 | 16,791株 | 1.23% | 180日 |
| 元石 真祐美 | 9,060株(全量潜在株式) | 0.66% | 180日 |
| 萩森 孝紀 | 5,700株(全量潜在株式) | 0.42% | 180日 |
| 鈴木 裕 | 5,220株(全量潜在株式) | 0.38% | 180日 |
| 多摩信用金庫 | 4,500株 | 0.33% | - |
| 新富 明男 | 3,780株(全量潜在株式) | 0.28% | 180日 |
| 藤盛 諭 | 3,210株(全量潜在株式) | 0.24% | 180日 |
株主構成コメント
細沼順人氏と細沼菜穂子氏で約88.9%を保有し、創業家の支配が強い構成です。
VCは不在で短期需給は安定しやすい一方、流通株式が少なく、上場後の売買が薄くなる可能性があります。
役職員の小口表示株は潜在株式が中心です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
成友興業のIPOは、約3.4億円の軽い需給を評価できる一方、名証メイン単独上場による流動性の低さを特に重視したい案件です。
建設系廃棄物や汚染土壌の処理・再資源化に加え、舗装工事まで手掛ける一貫体制には、地域内で一定の参入障壁があると考えられます。
直近期は連結売上高が減少したものの最終利益は増加しており、採算改善が一時的でないかを今後も継続して確認する必要があります。
公開株数は少なく短期需給は締まりやすい反面、100株当たりの必要資金が高めで、地方市場では売買が薄くなる可能性があります。
創業家が株式の大半を保有しVCは不在で、主要株主には180日の価格解除なしロックアップが設定され、短期需給は安定的です。
申込みは主幹事SBI証券を中心に、初値後の売却しやすさまで考慮し、無理のない数量で慎重に判断する方針が妥当と考えられます。
SBI証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2023年10月13日
公開価格2,300円に対し初値は2,116円で、騰落率は-8.0%でした。
100株当たりの初値売り損益は-18,400円です。