IPO DETAIL
インテグラル株式会社
未上場企業への自己資金・ファンド投資と、経営・財務支援を組み合わせて企業価値向上を目指す独立系PE投資会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
独立系PEの希少性、IFRS連結利益の拡大、長期売却制限は評価できますが、約207億円の大型需給と公正価値評価の変動から慎重参加です。
大和証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
共同主幹事の大和証券と野村證券を最優先に、その他の幹事も確認します。
独立系PEの希少性と公募中心の構成は評価しつつ、約207億円の需給と投資評価損益の変動を踏まえて資金を絞ります。
主幹事を最優先
共同主幹事は大和証券と野村證券です。
両社を最優先に申し込みます。
平幹事も取りこぼさない
正式な引受幹事は大和証券、野村證券、BofA証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、みずほ証券、SMBC日興証券、岩井コスモ証券、松井証券、マネックス証券、岡三証券、楽天証券、SBI証券、東海東京証券の13社です。
資金と締切を管理
仮条件上限2,400円の場合、100株の申込資金は240,000円です。
共同主幹事2社の資金拘束と抽選日程を確認します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 共同主幹事2社を優先
- IFRS連結業績を確認
- 公募中心の構成を評価
- 公正価値評価と大型需給に注意
注意点
- グロース市場の大型案件
- 投資評価・売却時期で利益が変動
- 仮条件下振れ
- 潜在株式の希薄化
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2023年9月5日〜9月8日
公開価格決定日: 2023年9月11日
申込期間: 2023年9月12日〜9月15日
上場日: 2023年9月20日
BB申込期間
2023年9月5日〜2023年9月8日BB期間は2023-09-05〜2023-09-08で、仮条件は2300〜2400円です。
抽選日
2023年9月11日公開価格決定日・抽選結果確認日は2023-09-11です。
購入申込期間
2023年9月12日〜2023年9月15日当選後は2023-09-12〜2023-09-15の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2023年9月20日上場日は2023-09-20です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | インテグラル株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 5842 |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 証券、商品先物取引業 |
| 主幹事 | 大和証券;野村證券 |
| 吸収金額 | 207億円 |
| 想定時価総額 | 823.2億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 3,100円 |
|---|---|
| 仮条件 | 2300〜2400 |
| 公募価格 | 2,400円 |
| 予想初値 | 2,400円 |
| 予想利益 | - |
| 初値 | 2,400円 |
| 初値騰落率 | - |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 独立系PE投資会社としての希少性
- IFRS連結収益と利益が拡大
- 公募中心で成長資金調達の比重が高い
- 主要パートナーに3年から5年の売却制限
マイナス要因
- 吸収金額約207億円の大型案件
- 投資先の公正価値評価で利益が変動
- グロース市場では需給負担が大きい
- 仮条件が想定価格を下回り潜在株式も多い
FINANCIALS
業績推移
2020年12月期は単体、2021年12月期以降はIFRS連結です。
従来の単体数値ではなく、比較可能な連結収益と親会社所有者帰属利益を掲載しました。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2020年12月期(単体) | 1,160百万円 | 153百万円 | - |
| 2021年12月期(IFRS・連結) | 3,863百万円 | 1,173百万円 | +233.0% |
| 2022年12月期(IFRS・連結) | 5,435百万円 | 2,021百万円 | +40.7% |
業績コメント
2020年12月期は単体、2021年12月期以降はIFRS連結です。
連結収益は3,863百万円から5,435百万円、親会社の所有者に帰属する利益は1,173百万円から2,021百万円へ増加しました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要パートナーの普通株には3〜5年の長期売却制限があります。
片倉氏、澄川氏、西岡氏の表示株には潜在株式が含まれます。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 佐山 展生 | 10,637,000株 | 35.64% | 3年〜5年 |
| 山本 礼二郎 | 9,737,000株 | 32.62% | 3年〜5年 |
| 水谷 謙作 | 2,700,000株 | 9.05% | 3年〜5年 |
| 辺見 芳弘 | 2,126,000株 | 7.12% | 3年〜5年 |
| 片倉 康就 | 850,000株(うち潜在株式800,000株) | 2.85% | 売却制限あり |
| 澄川 恭章 | 482,000株(全量潜在株式) | 1.61% | 潜在株式 |
| 西岡 成浩 | 480,000株(全量潜在株式) | 1.61% | 潜在株式 |
| 長谷川 聡子 | 400,000株 | 1.34% | 3年〜5年 |
| 後藤 英恒 | 400,000株 | 1.34% | 3年〜5年 |
| 仲田 真紀子 | 400,000株 | 1.34% | 3年〜5年 |
株主構成コメント
佐山氏と山本氏で68.26%を保有し、主要パートナーが支配する構成です。
普通株には3〜5年の長期制限があり、片倉氏の大部分、澄川氏・西岡氏の全量は潜在株式です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
インテグラルのIPOは、独立系PE投資会社としての希少性がある一方、約207億円の大型需給を特に慎重に見極めたい案件です。
自己資金とファンドを用いて未上場企業へ投資し、経営・財務支援を通じて企業価値向上を目指す独自性の高い事業を展開しています。
IFRS連結収益は38.6億円から54.4億円へ伸び、親会社所有者帰属利益も11.7億円から20.2億円へ拡大しました。
公募が売出しを上回り主要パートナーには3年から5年の売却制限がありますが、吸収金額の大きさは初値の重荷になりやすいと考えられます。
投資先の公正価値評価や売却時期で利益が大きく変動しやすく、仮条件が想定価格を下回った点にも十分かつ継続的な確認が必要です。
申込みは共同主幹事の大和証券を優先し、価格の割安感と機関投資家需要を確認しながら申込資金を限定して慎重に参加を検討する方針です。
大和証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2023年9月20日
公開価格2,400円に対して初値は2,400円となり、騰落率は0.0%でした。
100株当たりの初値売り損益は0円です。