IPO DETAIL
株式会社エリッツホールディングス
京都を中心に賃貸不動産の仲介・管理、入居者支援、不動産販売を展開し、地域密着の店舗網と管理物件を持つ不動産グループです。
SUMMARY
このIPOの結論
京都の賃貸仲介・管理基盤、安定した黒字、吸収金額約5.0億円の需給が評価材料です。
VC不在で主要株主の多くは180日拘束され、オファリングレシオも低い案件です。
一方、地域集中と成長率の穏やかさ、持株会の無拘束株を確認する必要があります。
大幅なテーマ相場より需給主導の上昇を想定し、前向きに参加します。
みずほ証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のみずほ証券を最優先に、SBI証券、岡三証券、野村證券なども確認します。
地域集中リスクはありますが、超小型需給と配当を重視して参加します。
主幹事を最優先
主幹事はみずほ証券です。
配分比率が高い主幹事からの申込を最優先にします。
平幹事も取りこぼさない
引受幹事は6社です。
ネット申込の可否と抽選方法を確認し、申込可能な証券会社を広く活用します。
資金と締切を管理
仮条件上限1,580円の場合、100株当たりの申込資金は158,000円です。
複数の幹事へ申し込む場合は資金拘束を確認します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 主幹事のみずほ証券を最優先に申し込む
- 仮条件上限に合わせて15.8万円以上を準備する
- SBI証券や岡三証券なども併用する
- 京都の賃貸市況と配当水準を確認する
注意点
- 京都への地域集中リスクを確認する
- 金利や賃貸市況の変動を考慮する
- 直近期の利益が小幅減少した点を見る
- 従業員持株会の無拘束株に注意する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2023年6月9日〜6月15日
公開価格決定日: 2023年6月16日
申込期間: 2023年6月19日〜6月22日
上場日: 2023年6月27日
BB申込期間
2023年6月9日〜2023年6月15日BB期間は2023-06-09から2023-06-15までです。
抽選日
2023年6月16日公開価格決定・抽選日は2023-06-16です。
購入申込期間
2023年6月19日〜2023年6月22日購入申込期間は2023-06-19から2023-06-22までです。
上場日
2023年6月27日上場日は2023-06-27です。
初値形成時の気配と売買規制を確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社エリッツホールディングス |
|---|---|
| 証券コード | 5533 |
| 市場 | 東証スタンダード |
| 業種 | 不動産業 |
| 主幹事 | みずほ証券 |
| 吸収金額 | 5億円 |
| 想定時価総額 | 52.8億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,580円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1420〜1580 |
| 公募価格 | 1,580円 |
| 予想初値 | 2,100円 |
| 予想利益 | 5.2万円 |
| 初値 | 2,000円 |
| 初値騰落率 | 26.6% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 仮条件上限ベースの吸収金額は約5.0億円と非常に小さいです
- 京都の賃貸仲介と管理で地域密着の顧客基盤があります
- 直近の連結2期は黒字を維持し配当実績もあります
- VC不在で主要株主の多くに180日のロックアップがあります
マイナス要因
- 京都を中心とする地域集中で人口動態や賃貸市況の影響を受けます
- 2022年9月期の最終利益は前期から小幅に減少しました
- 不動産関連の安定型事業で高い成長テーマ性はありません
- 従業員持株会の保有株にはロックアップがありません
FINANCIALS
業績推移
2020年9月期は単独、2021年9月期以降は連結数値です。
会計範囲が異なるため単純比較には注意が必要ですが、連結2期は増収し最終黒字を維持しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2020年9月期 | 1,451百万円 | 314百万円 | - |
| 2021年9月期 | 4,566百万円 | 438百万円 | +214.7% |
| 2022年9月期 | 4,865百万円 | 433百万円 | +6.5% |
業績コメント
2020年9月期は単独売上高1,451百万円、当期純利益314百万円です。
連結では2021年9月期の売上高4,566百万円、親会社株主に帰属する当期純利益438百万円、2022年9月期は4,865百万円、433百万円でした。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主の多くは180日拘束で、価格解除条件はありません。
従業員持株会はロックアップ対象外で、株主欄では潜在株式を内数で明示しています。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 槙野常美 | 1,537,809株 | 46.06% | 180日(うち潜在株式40,000株) |
| 佐々木茂喜 | 299,600株 | 8.97% | 180日(うち潜在株式20,000株) |
| 黒田富久子 | 299,600株 | 8.97% | 180日(うち潜在株式20,000株) |
| エリッツホールディングスグループ従業員持株会 | 251,669株 | 7.54% | ロックアップなし |
| 龍池法子 | 217,000株 | 6.50% | 180日 |
| 平山浩 | 180,200株 | 5.40% | 180日(うち潜在株式20,000株) |
| 龍池亮 | 108,600株 | 3.25% | 180日 |
| 龍池美沙 | 108,600株 | 3.25% | 180日 |
| 株式会社ハウズ | 99,991株 | 2.99% | 180日 |
| 東寛昭 | 29,600株 | 0.89% | 180日(うち潜在株式8,000株) |
株主構成コメント
槙野常美氏を筆頭に役員、親族、従業員持株会が大半を保有し、VC不在の内部株主中心の構成です。
主要株主の180日拘束は支えですが、持株会の無拘束株と潜在株式は分けて確認します。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
エリッツホールディングスのIPOは、約5.0億円の超小型需給と安定黒字から前向きに検討しやすい案件です。
京都を中心に賃貸仲介と管理を展開し、店舗網と管理物件から継続的な収益を得ています。
2021年9月期以降の連結売上高は45.7億円から48.7億円へ増え、最終利益は4.3億円台を維持しました。
仮条件上限1,580円では時価総額約52.8億円で、公開株数が少なく需給は締まりやすいと考えられます。
一方、京都への地域集中、金利や賃貸市況、従業員持株会の無拘束株には注意が必要です。
主幹事のみずほ証券を中心に、成長性より小型需給と配当を評価して参加を検討したいIPOです。
みずほ証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2023年6月27日
公開価格1,580円に対して初値は2,000円となり、公開価格比は+26.6%でした。
100株当たりの初値売り損益は42,000円です。