IPO DETAIL
株式会社スマートドライブ
車両の走行データを収集・分析し、法人向けクラウド車両管理「SmartDrive Fleet」などを提供するモビリティDX企業です。
SUMMARY
このIPOの結論
スマートドライブは、車両管理のクラウド化とデータ活用という明確な成長テーマを持ちます。
連結売上は拡大し赤字も縮小していますが、BB時点で通期黒字化には至っていません。
吸収金額約22.1億円に加え、ファンド等の保有比率約37.6%と1.5倍解除株が需給上の論点です。
SMBC日興証券を軸に、需要の強さを見ながら慎重に参加を検討します。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
共同主幹事のうちSMBC日興証券を優先し、大和証券やネット証券も併用します。
モビリティDXの成長性だけでなく、赤字と高いファンド比率を踏まえて申込比重を決めます。
主幹事を最優先
SMBC日興証券と大和証券が共同主幹事です。
個人向け配分を考え、SMBC日興証券を優先します。
平幹事も取りこぼさない
ネット抽選に対応する幹事証券を組み合わせ、限られた配分の中でも申込機会を確保します。
資金と締切を管理
仮条件上限1,320円の場合、100株当たりの申込資金は132,000円です。
証券会社ごとの資金ルールを確認し、申込資金を無理なく配分します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- SMBC日興証券を優先して申し込む
- 仮条件上限1,320円で資金を準備する
- 赤字縮小と契約成長を確認する
- 公開価格1.5倍の解除水準に注意する
注意点
- 通期最終赤字が続いている
- ファンド等の保有比率が高い
- 吸収金額は赤字企業として軽くない
- 新株予約権による希薄化余地がある
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2022年11月30日〜12月6日
公開価格決定日: 2022年12月7日
申込期間: 2022年12月8日〜12月13日
上場日: 2022年12月15日
BB申込期間
2022年11月30日〜2022年12月6日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は1260〜1320円です。
抽選日
2022年12月7日公開価格決定日・抽選結果確認日は2022-12-07です。
購入申込期間
2022年12月8日〜2022年12月13日当選後は2022-12-08〜2022-12-13の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2022年12月15日上場日は2022-12-15です。
公開規模、ロックアップ、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社スマートドライブ |
|---|---|
| 証券コード | 5137 |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | SMBC日興証券;大和証券 |
| 吸収金額 | 22.1億円 |
| 想定時価総額 | 79.7億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,260円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1260〜1320 |
| 公募価格 | 1,320円 |
| 予想初値 | 1,700円 |
| 予想利益 | 3.8万円 |
| 初値 | 1,630円 |
| 初値騰落率 | 23.5% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 法人車両の管理効率化と安全運転を支援するモビリティDX事業です
- 連結売上高は直近2期で大きく増加しています
- 2021年9月期は前期から最終赤字が縮小しました
- ストック型収益の拡大余地があります
マイナス要因
- BB時点では通期最終赤字が続いています
- 仮条件上限ベースの吸収金額は約22.1億円です
- VC・投資ファンド等の保有比率は概算約37.6%です
- 多くのファンド株は90日または公開価格1.5倍で解除されます
FINANCIALS
業績推移
2019年9月期は単体、2020年9月期以降は連結数値です。
売上成長と赤字縮小を評価する一方、黒字化時期を確認してください。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2019年9月期(単体) | 191百万円 | -742百万円 | - |
| 2020年9月期(連結) | 399百万円 | -764百万円 | +108.9% |
| 2021年9月期(連結) | 828百万円 | -328百万円 | +107.5% |
業績コメント
2019年9月期は単体で売上高191百万円、当期純損失742百万円です。
連結では2020年9月期の売上高399百万円・最終損失764百万円から、2021年9月期は売上高828百万円・最終損失328百万円へ改善しました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主は90日または180日拘束で、複数ファンドは公開価格1.5倍で解除されます。
売出しで放出される株と潜在株式を区別しています。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 株式会社OMU | 3,000,000株 | 46.78% | 180日 |
| 株式会社INCJ | 761,220株 | 11.87% | 売出しでほぼ全株放出 |
| TJ2015.FUND LP | 457,500株 | 7.13% | 90日/1.5倍 |
| Monoful Pte. Ltd. | 400,020株 | 6.24% | 90日/1.5倍 |
| ANRI1号投資事業有限責任組合 | 333,330株 | 5.20% | 90日/1.5倍 |
| 加藤 雅之 | 219,000株 | 3.41% | 潜在株式(全量) |
| 住友商事株式会社 | 140,610株 | 2.19% | 180日 |
| 田中 基博 | 135,000株 | 2.11% | 潜在株式(全量) |
| アクサ損害保険株式会社 | 125,010株 | 1.95% | 売出しでほぼ全株放出 |
| 三菱UFJキャピタル5号投資事業有限責任組合 | 124,980株 | 1.95% | 90日/1.5倍 |
株主構成コメント
OMUが46.78%を保有する一方、株主一覧全体で集計したVC・投資ファンド等は概算約37.6%です。
INCJとアクサ損害保険は売出しでほぼ全株を放出し、加藤雅之氏と田中基博氏の記載株数は全量潜在株式です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
スマートドライブのIPOはモビリティDXの成長性を評価できる一方、赤字とファンド株の多さから慎重さも必要な案件です。
法人車両の走行データを可視化し、安全運転、稼働管理、営業効率化を支援するクラウドサービスを提供しています。
2019年9月期は単体、2020年以降は連結で、売上高は1.9億円から8.3億円へ伸び、最終赤字は3.3億円まで縮小しました。
仮条件上限1,320円では吸収金額約22.1億円、時価総額約79.7億円となり、黒字化前の企業として需給は軽くありません。
VC・投資ファンド等の保有比率は概算約37.6%で、多くの株式に90日・公開価格1.5倍の解除条件があります。
申込みはSMBC日興証券を優先し、売上成長と黒字化への距離、ファンド売却後の需給を確認して判断したい案件です。
SMBC日興証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2022年12月15日
公開価格は1,320円、初値は1,630円となり、100株当たりの損益は31,000円でした。