IPO DETAIL
スカイマーク株式会社
羽田空港を主要拠点として国内定期旅客便を運航し、大手航空会社とLCCの中間に位置する運賃・サービスを提供する航空会社です。
SUMMARY
このIPOの結論
スカイマークは、羽田発着枠とブランド認知を持ち、旅客需要の正常化による業績回復余地があります。
一方、BB時点では最終赤字が続き、吸収金額約373.9億円の大半は既存株主の売出しです。
ファンド保有比率約83.5%の再上場案件で、180日後の追加売却も中長期の論点になります。
大和証券を中心に、需要倍率と同業比較に明確な割安感がある場合だけ参加を検討します。
大和証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
国内共同主幹事の大和証券を優先し、三菱UFJモルガン・スタンレー証券やネット証券も確認します。
大型再上場のため、機関投資家需要と同業比較を重視します。
主幹事を最優先
大和証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、BofA証券が共同主幹事です。
個人向けでは大和証券を優先します。
平幹事も取りこぼさない
ネット抽選に対応する幹事証券を組み合わせ、限られた配分の中でも申込機会を確保します。
資金と締切を管理
仮条件上限1,170円の場合、100株当たりの申込資金は117,000円です。
各証券会社で前受金ルールと資金拘束のタイミングが異なるため、申込前に確認します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 国内共同主幹事の大和証券を優先する
- 仮条件上限1,170円で資金を準備する
- 航空需要と燃油市況を確認する
- 機関投資家の需要を重視する
注意点
- 吸収金額が約373.9億円と大きい
- BB時点では最終赤字が続いている
- ファンド出口色が非常に強い
- 燃油価格と為替の影響を受けやすい
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2022年11月28日〜12月2日
公開価格決定日: 2022年12月5日
申込期間: 2022年12月6日〜12月9日
上場日: 2022年12月14日
BB申込期間
2022年11月28日〜2022年12月2日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は1150〜1170円です。
抽選日
2022年12月5日公開価格決定日・抽選結果確認日は2022-12-05です。
購入申込期間
2022年12月6日〜2022年12月9日当選後は2022-12-06〜2022-12-09の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2022年12月14日上場日は2022-12-14です。
公開規模、ロックアップ、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | スカイマーク株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 9204 |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 空運業 |
| 主幹事 | 大和証券;三菱UFJモルガン・スタンレー証券;BofA証券 |
| 吸収金額 | 373.9億円 |
| 想定時価総額 | 705.9億円 |
| 総合評価 | D |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,150円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1150〜1170 |
| 公募価格 | 1,170円 |
| 予想初値 | 1,150円 |
| 予想利益 | -2,000円 |
| 初値 | 1,272円 |
| 初値騰落率 | 8.7% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 羽田空港の発着枠と高いブランド認知を持ちます
- 国内旅客需要の回復が業績改善につながります
- 主要株主には価格解除のない180日ロックアップがあります
- 大手航空会社とLCCの中間を狙う事業ポジションです
マイナス要因
- BB時点では最終赤字が続いています
- 仮条件上限ベースの吸収金額は約373.9億円です
- 投資ファンドの保有比率は約83.5%です
- 燃油価格と為替の変動が収益へ大きく影響します
FINANCIALS
業績推移
全3期とも単体数値です。
コロナ禍による旅客需要の急減と、回復途上の赤字を踏まえて比較してください。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2020年3月期(単体) | 90,360百万円 | -1,265百万円 | - |
| 2021年3月期(単体) | 34,064百万円 | -16,342百万円 | -62.3% |
| 2022年3月期(単体) | 47,147百万円 | -6,729百万円 | +38.4% |
業績コメント
単体売上高は2020年3月期90,360百万円、2021年3月期34,064百万円、2022年3月期47,147百万円です。
当期純損失は1,265百万円、16,342百万円、6,729百万円で、需要回復途上でも赤字が続きました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主は180日拘束で価格解除条件はありません。
ファンドの残存持分と期間経過後の売却方針が重要です。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| インテグラル2号投資事業有限責任組合 | 20,300,700株 | 42.93% | 180日 |
| UDSエアライン投資事業有限責任組合 | 15,793,524株 | 33.40% | 180日 |
| ANAホールディングス株式会社 | 7,802,190株 | 16.50% | 180日 |
| Integral Fund II(A)L.P. | 2,244,300株 | 4.75% | 180日 |
| インテグラル2号SS投資事業有限責任組合 | 1,145,286株 | 2.42% | - |
株主構成コメント
インテグラル系とUDSエアラインの投資ファンドで約83.5%を保有する、2015年の上場廃止後の再上場案件です。
上位4株主には180日の拘束がありますが、期間経過後の追加売出しが中長期の需給要因になります。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
スカイマークのIPOは旅客需要回復への期待がある一方、赤字と約373.9億円の大型需給を慎重に見る再上場案件です。
羽田発着枠と高い知名度を持ち、大手航空会社より手頃な運賃で主要都市・地方路線を運航しています。
単体売上高はコロナ禍で2020年3月期903.6億円から2021年3月期340.6億円へ減少し、2022年3月期も67.3億円の最終赤字でした。
仮条件上限1,170円では時価総額約705.9億円となり、売出し中心の大型案件を消化するには機関投資家需要が不可欠です。
2015年の上場廃止後に再上場する案件で、投資ファンドが約83.5%を保有するため出口色が強く残ります。
申込みは大和証券を優先し、旅客需要、燃油価格、為替、ファンド残存株を踏まえて限定的に判断したい案件です。
大和証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2022年12月14日
公開価格は1,170円、初値は1,272円となり、100株当たりの損益は10,200円でした。