IPO DETAIL
ビジョナル株式会社
ハイクラス転職サイト「ビズリーチ」を中核に、採用管理や人材データ活用を支援するHRMOSなどの人材プラットフォームを展開します。
SUMMARY
このIPOの結論
ビジョナルは、ビズリーチの高い認知度とHRMOSを含む人材DXの成長余地が魅力です。
2020年7月期は売上高258.8億円、純利益46.6億円へ拡大しましたが、上場期は利益減少を見込んでいました。
仮条件上限では吸収金額約682.2億円、時価総額約1,779.6億円となる超大型案件です。
海外配分が約88.5%を占めるため、海外機関投資家需要と無拘束ファンド株を重視して判断したいIPOです。
野村證券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
共同主幹事の野村證券を中心に、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、SMBC日興証券、みずほ証券も確認します。
大型案件のため資金を抑えます。
主幹事を最優先
共同主幹事は野村證券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券です。
個人配分を考慮し野村證券を優先します。
平幹事も取りこぼさない
国内の正式な引受幹事は8社です。
共同主幹事2社に加え、SMBC日興証券、みずほ証券、大和証券などが参加します。
資金と締切を管理
仮条件上限5,000円の場合、100株あたりの申込資金は500,000円です。
BB前に、各社の前受金ルールと資金拘束のタイミングを整理してください。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 野村證券を優先して申し込む
- 海外配分と機関投資家需要を確認する
- 無拘束ファンド株を確認する
- 大型案件として申込資金を調整する
注意点
- 吸収金額約682.2億円に注意する
- 上場期の利益減少予想を確認する
- 高い評価水準を見極める
- 海外需要が弱い場合の需給を警戒する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2021年4月6日〜4月9日
公開価格決定日: 2021年4月12日
申込期間: 2021年4月13日〜4月16日
上場日: 2021年4月22日
BB申込期間
2021年4月6日〜2021年4月9日BB期間は2021-04-06〜2021-04-09で、仮条件は4500〜5000円です。
抽選日
2021年4月12日公開価格決定日・抽選結果確認日は2021-04-12です。
購入申込期間
2021年4月13日〜2021年4月16日当選後は2021-04-13〜2021-04-16の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2021年4月22日上場日は2021-04-22です。
公開規模、業績、株主構成、同時期のIPO需給を確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | ビジョナル株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 4194 |
| 市場 | 東証マザーズ |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | 野村證券;三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
| 吸収金額 | 682.2億円 |
| 想定時価総額 | 1779.6億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 4,355円 |
|---|---|
| 仮条件 | 4500〜5000 |
| 公募価格 | 5,000円 |
| 予想初値 | 6,000円 |
| 予想利益 | 10.0万円 |
| 初値 | 7,150円 |
| 初値騰落率 | 43% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- ビズリーチの高いブランド力
- 人材DX・HRTechの成長テーマ
- 2020年7月期に大幅増益
- 公開株の約88.5%を海外配分
マイナス要因
- 吸収金額約682.2億円の超大型案件
- 2021年7月期は利益減少予想
- 一部ファンド株にロックアップなし
- 高い成長期待を織り込む評価
FINANCIALS
業績推移
2019年7月期は旧ビズリーチの連結実績、2020年7月期は現体制の連結実績、2021年7月期はBB時点の連結予想です。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2019年7月期(旧ビズリーチ連結) | 21,492百万円 | 335百万円 | - |
| 2020年7月期(連結) | 25,879百万円 | 4,658百万円 | +20.4% |
| 2021年7月期(連結予想) | 26,700百万円 | 390百万円 | +3.2% |
業績コメント
連結売上高は2019年7月期21,492百万円から2020年7月期25,879百万円へ増加し、純利益は335百万円から4,658百万円へ拡大しました。
2021年7月期は純利益390百万円を見込んでいました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
経営陣には180日、YJ2号には360日のロックアップがある一方、一部ファンド株は無拘束です。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 南壮一郎 | 16,864,400株 | 42.47% | 180日 |
| ジャフコ・スーパーV3共有投資事業有限責任組合 | 4,680,000株 | 11.78% | - |
| 島田亨 | 2,300,000株 | 5.79% | 180日 |
| YJ2号投資事業組合 | 1,721,400株 | 4.33% | 360日 |
| 竹内真 | 1,719,800株 | 4.33% | 180日 |
| Japan Entrepreneur Collaboration Limited | 1,561,300株 | 3.93% | 180日 |
| 永田信 | 714,800株 | 1.80% | 180日 |
| 多田洋祐 | 580,000株 | 1.46% | 180日 |
| ジャパン・コインベスト投資事業有限責任組合 | 546,500株 | 1.38% | - |
| 村田聡 | 504,700株 | 1.27% | 180日 |
株主構成コメント
南壮一郎氏が42.47%を保有し、複数の経営陣と投資ファンドが続きます。
VC・投資ファンド等比率は株主一覧全体の分類に基づく概算で、無拘束のファンド株が需給上の注意点です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
ビジョナルのIPOは、ビズリーチの成長力は高く評価できる一方、約682.2億円の超大型需給と利益減少予想を慎重に見たい案件です。
ハイクラス転職のビズリーチを中核に、採用管理や人材データ活用のHRMOSなど、人材領域のデジタル化を幅広く支援します。
連結売上高は2019年7月期214.9億円から2020年7月期258.8億円へ伸びましたが、上場期の純利益予想は3.9億円でした。
公開株の約88.5%が海外配分となるグローバルオファリングで、初値形成には海外機関投資家の継続需要が重要と考えられます。
南壮一郎氏には180日、YJ2号には360日の拘束がある一方、ジャフコなど一部ファンド株にはロックアップがありません。
申込みは野村證券を中心に、三菱UFJモルガン・スタンレー証券も確認し、海外需要と高い評価水準を踏まえて判断する方針です。
野村證券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2021年4月22日
公開価格5,000円に対して初値は7,150円となり、100株当たり損益は+215,000円、騰落率は+43.0%でした。