IPO DETAIL
株式会社SQUEEZE
宿泊管理システム「suitebook」の開発・提供、自社ホテルの運営、遠隔オペレーション、宿泊施設の企画・開発支援を一体で手掛けるホテルDX企業です。
SUMMARY
このIPOの結論
SQUEEZEは、システム提供だけでなくホテル運営まで担い、現場で得た知見をサービス改善に戻せる点が特徴です。
2024年12月期から2025年12月期にかけて売上高は30.7億円から53.7億円へ拡大し、最終利益も2.9億円から6.2億円へ伸びました。
ただし、2026年12月期会社予想は売上高70.3億円、営業利益7.1億円、経常利益7.0億円に対し、最終利益は5.1億円と前期を下回る見通しです。
仮条件上限ベースの吸収金額約35.8億円と高めのオファリングレシオを踏まえると、成長性だけで強気に傾かず、需給を確認して申し込むのが妥当です。
SBI証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
成長性は評価できますが、吸収金額約35.8億円と申込資金31.1万円を考えると、無条件で強気に申し込む案件ではありません。
配分の中心となるSBI証券を優先し、東海東京証券、大和証券、みずほ証券、マネックス証券などを補完的に利用します。
仮条件上限での需要、同時期のグロース市場、インバウンド関連銘柄の地合いを確認して参加水準を決めます。
主幹事を最優先
SBI証券は主幹事で割当の大半を占めるため、最優先で申し込みたい証券会社です。
落選時にIPOチャレンジポイントが貯まる点も確認材料です。
平幹事も取りこぼさない
東海東京証券の割当が比較的大きく、マネックス証券、大和証券、みずほ証券、岡三証券なども当選機会を広げる申込先です。
岡三オンラインやSBIネオトレード証券などの委託幹事も確認します。
資金と締切を管理
仮条件上限3,110円の場合、100株あたりの申込資金は311,000円です。
必要資金に加え、証券会社ごとの前受金ルールと資金拘束の時期もBB締切前に確認します。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 主幹事のSBI証券を申込の中心にする
- 仮条件上限3,110円に合わせて31.1万円以上を準備する
- 東海東京証券やマネックス証券などネット申込可能な幹事も確認する
- 公開規模が軽くないため、地合いと需要申告の強さを見て申込口数を調整する
注意点
- 2026年12月期は増収・営業増益予想でも最終利益は減益予想です
- 売出株が多くオファリングレシオも高めです
- 一部VCには公開価格1.5倍の解除条件があります
- ホテル需要、客室単価、人件費の変化で業績が振れやすい点に注意が必要です
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2026年4月7日〜4月13日
公開価格決定日: 2026年4月14日
申込期間: 2026年4月15日〜4月20日
上場日: 2026年4月22日
BB申込期間
2026年4月7日〜2026年4月13日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は2,910円〜3,110円です。
抽選日
2026年4月14日公開価格決定日・抽選結果確認日は2026年4月14日です。
購入申込期間
2026年4月15日〜2026年4月20日当選後は2026年4月15日〜4月20日の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2026年4月22日上場日は2026年4月22日です。
中型案件のため、売出しの多さとグロース市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社SQUEEZE |
|---|---|
| 証券コード | 558A |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | サービス業 |
| 主幹事 | SBI証券 |
| 吸収金額 | 35.8億円 |
| 想定時価総額 | 96.3億円 |
| 総合評価 | C |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 3,110円 |
|---|---|
| 仮条件 | 2910〜3110 |
| 公募価格 | 3,110円 |
| 予想初値 | 3,200円 |
| 予想利益 | 9,000円 |
| 初値 | 3,250円 |
| 初値騰落率 | 4.5% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- ホテル運営と宿泊管理システムを一体展開し現場データをサービス改善へ還元できる
- 2025年12月期は売上高53.7億円、最終利益6.2億円まで成長した
- 宿泊施設の省人化やインバウンド回復と親和性が高い
- 2026年12月期は売上高・営業利益・経常利益の増加を見込む
マイナス要因
- 仮条件上限ベースの吸収金額は約35.8億円でグロース案件として軽くない
- 売出株の比重とオファリングレシオが高め
- 2026年12月期予想では最終利益が前期を下回る
- 一部VCは公開価格1.5倍でロックアップが解除される
FINANCIALS
業績推移
2023年12月期は単独、2024年12月期と2025年12月期は連結数値です。
直近の成長は明確ですが、2026年12月期は売上高・営業利益・経常利益の増加に対して、親会社株主に帰属する当期純利益は減少する予想です。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2023年12月期 | 2,245百万円 | 170百万円 | - |
| 2024年12月期 | 3,068百万円 | 292百万円 | +36.7% |
| 2025年12月期 | 5,368百万円 | 617百万円 | +75.0% |
業績コメント
2023年12月期の売上高は2,245百万円、当期純利益は170百万円でした。
連結決算となった2024年12月期は売上高3,068百万円、親会社株主に帰属する当期純利益292百万円、2025年12月期は売上高5,368百万円、同617百万円へ拡大しています。
2026年12月期会社予想は売上高7,034百万円、営業利益705百万円、経常利益700百万円、親会社株主に帰属する当期純利益513百万円で、増収・営業増益を見込む一方、最終利益は減益予想です。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主は主に180日ロックアップです。
インキュベイトファンド3号、ジャフコSV4、FFGベンチャーは公開価格1.5倍で解除可能です。
売出しで全株を放出するケネディクスとCanal Venturesは、上場後に残存株を持ちません。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 舘林 真一 | 760,500株 | 21.74% | 180日 |
| 株式会社エスコン | 571,400株 | 16.33% | 180日 |
| ケネディクス株式会社 | 570,100株 | 16.29% | 売出しで全株放出 |
| インキュベイトファンド3号投資事業有限責任組合 | 570,000株 | 16.29% | 180日/1.5倍 |
| 株式会社GM | 400,000株 | 11.43% | 180日 |
| ジャフコSV4共有投資事業有限責任組合 | 170,000株 | 4.86% | 180日/1.5倍 |
| 従業員 | 56,000株 | 1.60% | - |
| 丸野 卓也 | 49,500株 | 1.41% | 180日 |
| Canal Ventures Collaboration Fund1号投資事業有限責任組合 | 35,700株 | 1.02% | 売出しで全株放出 |
| FFGベンチャー投資事業有限責任組合第1号 | 35,700株 | 1.02% | 180日/1.5倍 |
株主構成コメント
創業者の舘林真一氏に加え、エスコン、ケネディクス、インキュベイトファンドが各16%前後を保有する分散型の構成です。
VC等の保有比率は約25%で、一部には1.5倍解除条項がありますが、売出しで全株を処分する株主と上場後も残存株を持つ株主を分けて需給を考える必要があります。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
SQUEEZEのIPOは、ホテルDXの成長性を評価できる一方、約35.8億円の公開規模から初値は需給確認が欠かせない案件です。
宿泊管理システム「suitebook」とホテル運営を組み合わせ、現場で得た知見を遠隔運営や施設開発へ循環させています。
2025年12月期は売上高53.7億円、最終利益6.2億円まで伸び、事業拡大と収益改善を同時に確認できる内容です。
2026年12月期は売上高と営業利益の増加を見込む一方、最終利益は5.1億円へ減少する計画で、利益の質を見極める必要があります。
仮条件上限3,110円では申込資金が31.1万円となり、売出比率の高さと一部VCの1.5倍解除にも注意が必要です。
宿泊関連への市場評価と需要の積み上がりを確認し、主幹事のSBI証券を軸に参加額を調整する考え方が適しています。
SBI証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2026年4月22日
公開価格3,110円に対して初値は3,250円となり、騰落率は+4.5%でした。
初値売り利益は100株で14,000円でした。