IPO DETAIL
株式会社ビーエイブル
原子力発電所の建設・保守・点検・廃炉関連工事を中心に、再生可能エネルギー設備の運転保守、健康関連、飲食関連などを展開する企業です。
SUMMARY
このIPOの結論
原子力発電所の保守・廃炉は専門性が高く、長期的な工事需要を見込みやすい分野です。
ビーエイブルは直近3期で増収を続け、当期純利益も476〜526百万円の範囲で安定しています。
仮条件上限700円では吸収金額約26.4億円、オファリングレシオ37.0%と需給は軽くありませんが、利益水準に対する価格設定とVC不在の株主構成は評価できます。
同日上場による資金分散を考慮しながら、主幹事を軸に参加を検討する案件です。
みずほ証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事のみずほ証券を中心に、大和証券、野村證券、マネックス証券、SBI証券も組み合わせます。
割安感と安定業績を評価する一方、オファリングレシオ37.0%と同日上場による資金分散を踏まえ、資金配分はアイ・グリッド・ソリューションズと分けて考えます。
主幹事を最優先
みずほ証券は主幹事として割当の大半を占める見込みのため、最優先の申込先です。
抽選配分と購入期限を確認します。
平幹事も取りこぼさない
大和証券、野村證券、マネックス証券、SBI証券も抽選機会を増やす候補になります。
大和コネクト証券の委託取扱いも確認します。
資金と締切を管理
仮条件上限700円の場合、100株あたりの申込資金は70,000円です。
証券会社によって前受金と資金拘束の扱いが異なります。
BB締切までに各社のルールを確認してください。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 主幹事のみずほ証券を最優先に確認する
- 仮条件上限700円に合わせて7万円以上の資金を準備する
- マネックス証券やSBI証券などネット対応幹事も併用する
- 同日上場のアイ・グリッド・ソリューションズとの資金配分を決める
注意点
- オファリングレシオ37.0%で需給は軽くない
- 特定顧客への売上依存度が高い
- 工事原価や人員確保で利益率が変動する
- 原子力政策や発電所計画の変更リスクがある
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2026年7月13日〜7月17日
公開価格決定日: 2026年7月21日
申込期間: 2026年7月22日〜7月27日
上場日: 2026年7月29日
BB申込期間
2026年7月13日〜2026年7月17日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は660円〜700円です。
抽選日
2026年7月21日公開価格決定日・抽選結果確認日は2026年7月21日です。
購入申込期間
2026年7月22日〜2026年7月27日当選後は2026年7月22日〜7月27日の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2026年7月29日上場日は2026年7月29日です。
割安感、原子力関連需要、吸収金額、同日上場の影響を確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社ビーエイブル |
|---|---|
| 証券コード | 604A |
| 市場 | 東証スタンダード |
| 業種 | 建設業 |
| 主幹事 | みずほ証券 |
| 吸収金額 | 26.4億円 |
| 想定時価総額 | 71.2億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 660円 |
|---|---|
| 仮条件 | 660〜700 |
| 公募価格 | - |
| 予想初値 | 900円 |
| 予想利益 | 2.0万円 |
| 初値 | - |
| 初値騰落率 | - |
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 原子力発電所の保守・廃炉という参入障壁の高い事業
- 直近3期の増収と安定した最終黒字
- 仮条件上限700円でも利益水準に対する割安感
- VC不在で主要株主に価格解除条件のない180日ロックアップ
マイナス要因
- 吸収金額約26.4億円とオファリングレシオ37.0%の重さ
- 東京電力グループなど特定顧客への高い依存
- 工事採算や技術者確保による利益率の変動
- アイ・グリッド・ソリューションズとの同日上場による資金分散
FINANCIALS
業績推移
業績数値は単独決算です。
直近3期は売上高が増加し、当期純利益は476百万円から526百万円の範囲で黒字を維持しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2023年7月期 | 7,426百万円 | 489百万円 | - |
| 2024年7月期 | 8,680百万円 | 526百万円 | +16.9% |
| 2025年7月期 | 8,984百万円 | 476百万円 | +3.5% |
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主には180日のロックアップがあり、価格解除条件はありません。
VC保有も確認されません。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| エイブル興産株式会社 | 5,015,000株 | 63.14% | 180日 |
| 佐藤 順英 | 1,800,000株 | 22.66% | 180日 |
| ビーエイブル従業員持株会 | 250,000株 | 3.14% | 180日 |
| 株式会社大東銀行 | 160,000株 | 2.01% | 180日 |
| 株式会社IHI | 72,500株 | 0.91% | - |
| 鈴内 浩二 | 25,000株 | 0.31% | - |
| 渡辺 靖 | 25,000株 | 0.31% | - |
| 根本 義和 | 24,400株 | 0.30% | - |
| 従業員 | 24,000株 | 0.30% | - |
| 緒方 浩之 | 22,500株 | 0.28% | - |
株主構成コメント
エイブル興産が63.1%、佐藤順英氏が22.7%を保有し、創業者側で85%超を占めています。
VCは見当たらず、従業員持株会と大東銀行を含む主要株主には価格解除条件のない180日のロックアップがあるため、上場直後の追加売却懸念は小さい構成です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
ビーエイブルのIPOは、安定した黒字業績と価格面の割安感を評価できる一方、公開株比率の高さを確認したい案件です。
原子力発電所の保守や廃炉工事を主力とし、高度な安全管理と専門人材が必要な事業領域を収益基盤としています。
売上高は直近3期で増加し、当期純利益も4億円台後半を維持しているため、業績の安定性は評価しやすいです。
仮条件上限700円では吸収金額約26.4億円となり、東証スタンダードのIPOとして需給はやや重めと考えられます。
VC不在と主要株主の180日ロックアップは好材料ですが、顧客集中や工事採算、技術者確保には注意が必要です。
申込みは主幹事のみずほ証券を中心に、同日上場による資金分散とオファリングレシオも踏まえて判断したいと考えられます。
みずほ証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

業績コメント
売上高は2023年7月期7,426百万円、2024年7月期8,680百万円、2025年7月期8,984百万円と増加しました。
当期純利益は489百万円、526百万円、476百万円で、直近期はやや減益ながら安定した黒字を確保しています。