IPO DETAIL
株式会社ABEJA
DXプラットフォーム「ABEJA Platform」を基盤に、企業の構想策定、AI開発、導入、運用までを一貫して支援するAI企業です。
SUMMARY
このIPOの結論
ABEJAは、企業のAI導入を構想から運用まで支援するテーマ性の高いIPOです。
仮条件上限1,550円では吸収金額約22.3億円、時価総額約130.4億円となり、小型とはいえないもののAI需要が見込まれます。
売上高は直近3期で増加し、当期純損失は1,032百万円から196百万円へ縮小しました。
VC・CVC等の保有比率は株主一覧全体で概算約22.9%あり、1.5倍解除と赤字継続を踏まえて参加を判断します。
野村證券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事の野村證券を優先し、SBI証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、みずほ証券、楽天証券なども併用します。
AI人気は評価しつつ、赤字と投資家株の解除条件を確認します。
主幹事を最優先
主幹事は野村證券です。
約1カ月半ぶりのIPOで需要が集中しやすいため、主幹事への申込を最優先にします。
平幹事も取りこぼさない
JPXの新規上場会社概要に記載された引受幹事は7社です。
主幹事を中心に、SBI証券やその他のネット申込対応幹事も活用します。
資金と締切を管理
仮条件上限1,550円の場合、100株で15.5万円が必要です。
平等抽選と前受金不要の幹事も組み合わせます。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 野村證券を最優先に申し込む
- AI・DX需要と赤字縮小を評価する
- VC・CVC株の公開価格1.5倍解除を確認する
注意点
- BB時点では最終赤字
- 吸収金額は約22.3億円
- VC・CVC等の比率は約22.9%
- 複数株主が公開価格1.5倍で解除
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2023年5月29日〜6月1日
公開価格決定日: 2023年6月2日
申込期間: 2023年6月5日〜6月8日
上場日: 2023年6月13日
BB申込期間
2023年5月29日〜2023年6月1日BB期間は2023-05-29〜2023-06-01で、仮条件は1450〜1550円です。
抽選日
2023年6月2日公開価格決定日・抽選結果確認日は2023-06-02です。
購入申込期間
2023年6月5日〜2023年6月8日当選後は2023-06-05〜2023-06-08の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2023年6月13日上場日は2023-06-13です。
公開規模、業績、株主構成、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社ABEJA |
|---|---|
| 証券コード | 5574 |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | 野村證券 |
| 吸収金額 | 22.3億円 |
| 想定時価総額 | 130.4億円 |
| 総合評価 | A |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 1,390円 |
|---|---|
| 仮条件 | 1450〜1550 |
| 公募価格 | 1,550円 |
| 予想初値 | 2,800円 |
| 予想利益 | 12.5万円 |
| 初値 | 4,980円 |
| 初値騰落率 | 221.3% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- 企業のAI・DX導入を一貫支援する関心の高い事業です
- 売上高は直近3期で拡大しています
- 最終赤字は大幅に縮小しています
- SOMPOやNTTドコモなど大手事業会社が株主に入っています
マイナス要因
- BB時点では直近3期とも最終赤字です
- 仮条件上限ベースの吸収金額は約22.3億円です
- VC・CVC等の保有比率は概算約22.9%です
- 複数の投資家株は90日または公開価格1.5倍で解除されます
FINANCIALS
業績推移
単独決算の売上高と当期純利益を百万円単位で掲載しています。
売上高は拡大し赤字幅も縮小していますが、BB時点では黒字化前です。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2020年8月期 | 1,040百万円 | -1,032百万円 | - |
| 2021年8月期 | 1,259百万円 | -350百万円 | +21.1% |
| 2022年8月期 | 1,978百万円 | -196百万円 | +57.1% |
業績コメント
売上高は、1,040百万円から1,978百万円へ拡大し、当期純損失は1,032百万円から196百万円まで縮小しました。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
創業者と事業会社には180日、複数のVC・CVC等には90日または公開価格1.5倍のロックアップがあります。
潜在株式も区別しています。
VC保有率は高めです。上場後の売り圧力に注意しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 岡田陽介 | 1,708,100株 | 17.76% | 180日/うち潜在株式254,600株 |
| SOMPO Light Vortex株式会社 | 1,693,500株 | 17.61% | 180日 |
| ヒューリック株式会社 | 432,945株 | 4.50% | 180日 |
| 株式会社インスパイア・インベストメント | 430,400株 | 4.47% | 90日/1.5倍 |
| 外木直樹 | 355,000株 | 3.69% | 180日/うち潜在株式230,000株 |
| 富松圭介 | 354,155株 | 3.68% | 90日/1.5倍 |
| SBI AI&Blockchain投資事業有限責任組合 | 347,200株 | 3.61% | 90日/1.5倍 |
| SBI Ventures Two株式会社 | 347,200株 | 3.61% | 90日/1.5倍 |
| コタエル信託株式会社 | 332,000株 | 3.45% | 180日/潜在株式(全量) |
| 株式会社NTTドコモ | 326,100株 | 3.39% | 180日 |
株主構成コメント
岡田陽介氏とSOMPO Light Vortexが各17%台を保有し、大手事業会社と投資家が並ぶ分散型です。
上位3投資家だけでなくPNB-INSPiRE、VC Worldwide、アーキタイプ、日本郵政キャピタル、TBS系ファンドまで含めると、VC・CVC等は概算約22.9%となります。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
ABEJAのIPOは、AI・DXの高いテーマ性を評価できる一方、赤字継続と投資家株主の需給が焦点です。
「ABEJA Platform」を基盤に、企業の構想策定からAI導入、運用までを一貫して支援しています。
売上高は2020年8月期10.4億円から2022年8月期19.8億円へ伸び、最終赤字は2.0億円まで縮小しました。
仮条件上限1,550円では吸収金額約22.3億円、時価総額約130.4億円で、AI銘柄として相応の需要が必要です。
VC・CVC等の比率は約22.9%で、複数株主が1.5倍で解除される点には注意が必要です。
申込みは野村證券を中心に、黒字化の見通しと仮条件の評価、解除後の需給を確認して判断する方針です。
野村證券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2023年6月13日
公開価格1,550円に対して初値は4,980円となり、騰落率は+221.3%でした。
初値売り損益は100株で343,000円でした。