IPO DETAIL
株式会社アスタリスク
スマートフォン装着型のバーコード・RFIDリーダー「AsReader」と、画像認識を組み合わせた業務効率化ソリューションを国内外へ提供します。
SUMMARY
このIPOの結論
アスタリスクは、スマートフォンを業務用端末へ変える「AsReader」を中核とするIoT機器企業です。
直近の連結売上高は14.0億円、純利益は69百万円で、BB時点の第3四半期も業績拡大が確認できました。
仮条件上限3,300円では吸収金額約13.3億円、時価総額約53.8億円と需給は軽めです。
90日・1.5倍で解除される株式が多いため、初値期待と上場後の供給を分けて判断したい案件です。
野村證券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事の野村證券を最優先とし、SBI証券、大和証券、SMBC日興証券も併用します。
小型需給を評価しつつ、90日・1.5倍の解除株を考慮します。
主幹事を最優先
申込の軸は主幹事の野村證券です。
抽選配分と購入期限まで事前に確認します。
平幹事も取りこぼさない
その他の幹事はSBI証券、大和証券、SMBC日興証券、楽天証券、岩井コスモ証券です。
主幹事より配分は小さいものの、ネット抽選に対応する証券会社は当選機会を増やす候補です。
資金と締切を管理
仮条件上限3,300円の場合、100株あたりの申込資金は330,000円です。
申込資金に加え、証券会社ごとの前受金と資金拘束の扱いも確認が必要です。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 野村證券を最優先に申し込む
- SBI証券と大和証券も併用する
- 公開価格1.5倍の解除水準を確認する
- 第3四半期の業績進捗を確認する
注意点
- 短い90日ロックアップに注意する
- VC株の1.5倍解除を確認する
- 特許関連のリスクを確認する
- 高価格帯による参加資金を考慮する
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2021年9月10日〜9月16日
公開価格決定日: 2021年9月17日
申込期間: 2021年9月21日〜9月27日
上場日: 2021年9月30日
BB申込期間
2021年9月10日〜2021年9月16日BB期間は2021-09-10〜2021-09-16で、仮条件は3080〜3300円です。
抽選日
2021年9月17日公開価格決定日・抽選結果確認日は2021-09-17です。
購入申込期間
2021年9月21日〜2021年9月27日当選後は2021-09-21〜2021-09-27の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2021年9月30日上場日は2021-09-30です。
公開規模、業績、株主構成、同時期のIPO需給を確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | 株式会社アスタリスク |
|---|---|
| 証券コード | 6522 |
| 市場 | 東証マザーズ |
| 業種 | 電気機器 |
| 主幹事 | 野村證券 |
| 吸収金額 | 13.3億円 |
| 想定時価総額 | 53.8億円 |
| 総合評価 | A |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 3,080円 |
|---|---|
| 仮条件 | 3080〜3300 |
| 公募価格 | 3,300円 |
| 予想初値 | 4,400円 |
| 予想利益 | 11.0万円 |
| 初値 | 5,760円 |
| 初値騰落率 | 74.5% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- IoT・RFIDの分かりやすいテーマ
- 吸収金額約13.3億円の小型需給
- BB時点の第3四半期は業績拡大
- 売出株がなく公募中心
マイナス要因
- 主要株主の拘束期間が90日と短い
- VC4社などが1.5倍で解除
- 製品開発と特許紛争のリスク
- 特定製品や大口案件への依存
FINANCIALS
業績推移
2018年8月期は単独、2019年8月期以降は連結の売上高と親会社株主に帰属する当期純利益を掲載しています。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2018年8月期(単独) | 1,363百万円 | 179百万円 | - |
| 2019年8月期(連結) | 1,145百万円 | 72百万円 | -16.0% |
| 2020年8月期(連結) | 1,398百万円 | 69百万円 | +22.1% |
業績コメント
2018年8月期は単独で売上高1,363百万円・純利益179百万円です。
連結移行後は2019年8月期が1,145百万円・72百万円、2020年8月期が1,398百万円・69百万円でした。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主には90日のロックアップがあり、事業会社・VCなど多くの株式は公開価格1.5倍でも解除されます。
VC保有が一定程度あります。ロックアップ条件を確認しましょう。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| トリプルウィン株式会社 | 800,000株 | 55.76% | 90日 |
| 伊藤忠紙パルプ株式会社 | 128,000株 | 8.92% | 90日/1.5倍 |
| DCIハイテク製造業成長支援投資事業有限責任組合 | 81,800株 | 5.70% | 90日/1.5倍 |
| 東京都ベンチャー企業成長支援投資事業有限責任組合 | 68,200株 | 4.75% | 90日/1.5倍 |
| 鈴木規之 | 40,500株(うち潜在株式5,500株) | 2.82% | 90日 |
| 熊本尚樹 | 32,000株(うち潜在株式7,000株) | 2.23% | 90日 |
| 三菱UFJキャピタル5号投資事業有限責任組合 | 30,000株 | 2.09% | 90日/1.5倍 |
| SMBCベンチャーキャピタル2号投資事業有限責任組合 | 30,000株 | 2.09% | 90日/1.5倍 |
| 薛文宝 | 22,750株(うち潜在株式7,750株) | 1.59% | 90日 |
| 大川貴之 | 22,250株(うち潜在株式7,250株) | 1.55% | 90日/1.5倍 |
株主構成コメント
資産管理会社トリプルウィンが55.76%を保有し、VC4社の合計は14.63%です。
拘束期間は全体に90日と短く、多くの株式が公開価格1.5倍で解除される点に注意が必要です。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
アスタリスクのIPOは、IoT・RFIDのテーマ性と約13.3億円の需給を評価し、解除条件に注意しながら参加したい案件です。
スマートフォン装着型の「AsReader」を通じ、バーコードやRFIDの読み取りを効率化し、物流・小売・製造現場を支援します。
連結売上高は2019年8月期11.5億円から2020年8月期14.0億円へ伸び、純利益も69百万円を確保しました。
時価総額約53.8億円で売出株がなく、IoT関連として公開株を吸収しやすい点が初値期待を支えると考えられます。
資産管理会社が55.76%を保有しますが、VC4社を含む多くの株式は90日または公開価格1.5倍で解除されます。
申込みは野村證券を優先し、特許・製品リスクと解除価格、BB時点の業績進捗を確認する方針が妥当です。
野村證券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2021年9月30日
公開価格3,300円に対して初値は5,760円となり、100株当たり損益は+246,000円、騰落率は+74.5%でした。