IPO DETAIL
サークレイス株式会社
Salesforceなどクラウドシステムの導入・運用支援、デジタルコンサルティング、人材育成、自社クラウドサービスを提供します。
SUMMARY
このIPOの結論
クラウド関連のテーマと小型需給は魅力ですが、直近2期の赤字と緩やかな売上成長を慎重に評価します。
大和証券でIPO申込を準備
主幹事や幹事証券を確認し、申し込みできる証券会社を早めに準備しましょう。
APPLICATION STRATEGY
このIPOの申込戦略
主幹事の大和証券を優先し、野村證券、SMBC日興証券、みずほ証券、SBI証券なども併用します。
主幹事を最優先
大和証券は配分の中心となる主幹事です。
主幹事の抽選方法と申込期限を最優先で確認します。
平幹事も取りこぼさない
引受幹事は配分が限られますが、ネット抽選に対応する証券会社を併用すると当選機会を増やせます。
資金と締切を管理
仮条件上限720円の場合、100株の申込資金は72,000円です。
少額で参加できるため、複数幹事への申込を組み合わせやすい案件です。
優先して申し込みたい証券会社
申込のコツ
- 大和証券を中心に、SBI証券、楽天証券、松井証券などのネット抽選にも申し込みます。
注意点
- 小型案件でも直近赤字である点は変わりません。クラウド関連の人気だけでなく、人材採用費と収益化の進捗を確認します。
SCHEDULE
IPOスケジュール
BB期間: 2022年3月28日〜4月1日
公開価格決定日: 2022年4月4日
申込期間: 2022年4月5日〜4月8日
上場日: 2022年4月12日
BB申込期間
2022年3月28日〜2022年4月1日BB期間中に需要申告を行います。
仮条件は680〜720円です。
抽選日
2022年4月4日公開価格決定日・抽選結果確認日は2022-04-04です。
購入申込期間
2022年4月5日〜2022年4月8日当選後は2022-04-05〜2022-04-08の購入申込を忘れないようにします。
上場日
2022年4月12日上場日は2022-04-12です。
公開規模、ロックアップ、市場の地合いを確認します。
BASIC INFO
基本情報
| 銘柄名 | サークレイス株式会社 |
|---|---|
| 証券コード | 5029 |
| 市場 | 東証グロース |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 主幹事 | 大和証券 |
| 吸収金額 | 6.2億円 |
| 想定時価総額 | 29.5億円 |
| 総合評価 | B |
PRICE / FORECAST
価格情報・初値予想
| 想定価格 | 710円 |
|---|---|
| 仮条件 | 680〜720 |
| 公募価格 | 720円 |
| 予想初値 | 1,300円 |
| 予想利益 | 5.8万円 |
| 初値 | 2,320円 |
| 初値騰落率 | 222.2% |
LISTING RESULT
上場後の結果
EVALUATION POINTS
評価ポイント
プラス要因
- クラウドDXとSalesforce関連の高いテーマ性
- 吸収金額約6.2億円の小型案件
- パソナとSalesforceが主要株主
- 主要株主に価格解除なしの180日拘束
マイナス要因
- 2020年3月期以降は最終赤字
- 売上高の伸びが緩やか
- 一部役職員の潜在株式にロックアップがない
- IT人材の採用と定着が成長の制約
FINANCIALS
業績推移
3期とも単体業績です。
売上高は増加している一方で赤字が続くため、コンサルタント稼働率と自社サービスの収益化を確認します。
売上・利益推移
単位:百万円 / 左軸:売上、右軸:利益
| 年度 | 売上 | 利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2019年3月期 | 1,609百万円 | 150百万円 | - |
| 2020年3月期 | 1,756百万円 | -93百万円 | +9.1% |
| 2021年3月期 | 1,813百万円 | -63百万円 | +3.2% |
業績コメント
単体売上高は2019年3月期1,609百万円、2020年3月期1,756百万円、2021年3月期1,813百万円です。
当期純損益は150百万円の黒字、93百万円の赤字、63百万円の赤字でした。
SHAREHOLDER / LOCK-UP
株主構成・ロックアップ
主要株主は180日で価格解除条件なしです。
佐藤潤氏の50,000株、工藤氏以下の表示株の一部または全部は潜在株式として区別しています。
VC保有は確認されていません。
主な株主
保有株数・保有比率・ロックアップ条件をまとめて確認できます。
| 株主名 | 保有株数 | 保有比率 | ロックアップ条件 |
|---|---|---|---|
| 株式会社パソナグループ | 1,440,000株 | 39.74% | 180日 |
| TQUILA LIMITED | 1,390,000株 | 38.36% | 180日 |
| salesforce.com, inc. | 320,000株 | 8.83% | 180日 |
| 佐藤 司 | 125,000株 | 3.45% | 180日 |
| 佐藤 潤 | 125,000株(うち潜在株式50,000株) | 3.45% | 180日 |
| 工藤 正通 | 36,000株(全量潜在株式) | 0.99% | 180日 |
| 増田 剛 | 36,000株(全量潜在株式) | 0.99% | - |
| 木部 勝 | 28,000株(全量潜在株式) | 0.77% | - |
| ポール 与那嶺 | 5,000株(全量潜在株式) | 0.14% | - |
| 庄司 哲也 | 5,000株(全量潜在株式) | 0.14% | - |
株主構成コメント
パソナグループとTQUILAで約78.1%を保有し、Salesforceも8.83%を持ちます。
主要株主の180日拘束は支えですが、下位役職員の潜在株式には無拘束分があります。
BROKERS
申込できる証券会社・おすすめ口座
申込候補の証券会社
COMMENTARY
詳細・管理人コメント
サークレイスのIPOは、クラウドDXのテーマ性と約6.2億円の小型需給を評価できる案件と考えられます。
Salesforceを中心とするクラウド導入支援に加え、コンサルティングや自社サービスへ収益源を広げています。
売上高は2019年3月期16.1億円から2021年3月期18.1億円へ増えましたが、直近2期は最終赤字でした。
上場時時価総額は約29.5億円で公開株も少なく、グロース市場のクラウド関連銘柄として需給は引き締まりやすいでしょう。
パソナグループとTQUILAで約78%を保有し、主要株主には180日の拘束がありますが、役職員の潜在株式には無拘束分があります。
主幹事の大和証券を中心に、赤字縮小の見通しと人材採用リスクを確認しながら申し込む方針が考えられます。
大和証券でIPO申込を準備
申込忘れを防ぐため、BB期間・抽選日・購入期間を確認しておきましょう。

更新日:2022年4月12日
公開価格720円に対して初値は2,320円となり、初値騰落率は約222.2%、100株当たりの利益は160,000円でした。
クラウドテーマと小型需給が強く評価されました。